山帽子のとまり木

ご訪問いただき有難うございます、『おもてなしコーヒー』とお茶菓子も、ご用意できました。
ゆるりと遊んでお帰りください。

妙見古道を歩く

2010年01月14日 | 山歩き、
 ルートの概念と位置関係は 大体見当つくものの、時間もあまりかからないだろうからと 小文字山~足立山~そして 妙見古道を歩こうと計画。
縦走になるので 下山口に車一台 デポ 相乗りして 登山口に廻りこむ。



足立山麓 メモリアルクロスの登山口から スタート。



急登の木階段はいつもきつい! が・・・

ならば このコースを避けるルートはいくらでもあるのだが 何故か
この木階段が好きなのです。
ウオーミングアップにはもってこい。
今日の体調を確認するには ちょうどよいからです。
同行隊員も なんだかんだと言いながらもついてくる。



途中休憩も入れながら ほどなく 小文字山まで来た。
我が街 市街地の関門海峡を望むところですが あいにく お天気も
曇天 カスミがかかったようですっきりしない。



同行隊員もこの急坂をもくもくと着いてくる。



今日は曇天で風もなく お馴染みの小さな 可愛い鯉のぼりも
今一つ元気がありません。



快適な防火帯沿いの稜線歩きを アップダウンを繰り返すうちに
小広場のある 通称 鉄塔ベンチに到着する。
一息いれるには 見晴らしもよく 絶好の休憩場所となっている。
今から行く 足立の山方面もよく確認できます。





小一時間ぐらいで 足立山に到達。
休日とあって 多くの登山者が山頂をにぎわせていた。
気温4℃~ぐらいです
山頂からは 視界もかすんで今日は展望宜しくない。
山頂はあまり広くないので早々にランチすませる。その間も
次々に登山者が汗して上がってくる。





足立の山の山頂を一気に下山して  進路を砲台山方面へ
10数分も下ると 古びた水場の分岐がある。
ここを 道標に従って 進む。
これからが いわゆる <妙見古道>へと 続くようです。
自分も初めてのルート 一体どんなルートだろうかと期待が高まる。



意外にもよく踏み込まれている登山道です。
随所に道標も設置してあり まず迷うことはないようです。



本来のノーマルルートに比べると多少 傾斜がきつい狭く気をつけないと
いけないが そこも適当にロープなどあり結構 整備がなされていた。



<大杉の木立> の道標を過ぎたら 突然 視界がパッ開けてきた。
そこに 一本の 白い旗を着けた ポールが設置してある。
周囲を注意ふかく見渡せども なんの 説明らしきものもない。
一体 なにの 目的のものだろうか。
同行隊員も盛んに不思議がっている。



ここからが息つくひまもない急坂の下りです。設置してあるロープなどを
頼りに慎重に歩を進めると やがて 古びた案内板がある。
説明書きには 清麻呂と記してある。

勝手に解釈すれば あの和気清麻呂も見た? 櫻木だろうか
それとも単なる命名の櫻木だけものなのか知るすべがなくもどかしい思いです
しかしながら 櫻の木は現在 枯れているか かなりの老木で
見る限りでは 花がさくような状態ではないように見える。

歴史的な重要な櫻木ならば もっともっと保護活動されて その存在を
維持できればいいだろうにと思わずには居られない。





<大白亀岩> 

ユニークな形の大岩です。よく名付けられています



次々に面白いネーミングのものが現れて楽しい



ああでもない こうでもないと仲間内で話しながら下っていけばやがて
一の鳥居に着いた。
説明板にこのルートの歴史的背景など記してあり 古来人が往来した
足跡など重要なルートであることがわかってきた。



説明板もあるが 歳月の経過によって文字もよくわかりづらい。





やがて雑木と杉林を抜ければ <妙見古道>も終わりです。



葛原八幡宮からの 妙見古道の入り口

こうして私たちの <妙見古道>の歴史探訪の山歩きは 楽しいなかにも
古来人たちが往来したであろう 古道を踏みしめて往時の人々がおそらく
見たであろう 景色をすこしでも共有できた満足の古道歩きでした。




















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