山帽子のとまり木

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難所ヶ滝~三郡山(936m)

2011年01月10日 | 山歩き、
万全ではないものの、体調も回復してさっそく ネット友人などの情報も参考にして
今日は 氷爆を期待して 「難所ヶ滝」 へ向かうことになった。



昭和の森 キャンプ場登山口からスタート

県道35号線から見える 三郡稜線付近は かなりの積雪は
確認され期待が膨らむ。
それにしても 登山口からして早くも こんな雪景色
隊員一同 信じられないねを連発! これはほんの序の口に過ぎなかった。
登山口の昭和の森は アプローチと駐車場がよく 早朝から
凄い数の車と登山者が ごった返しています。






林道から 難所ヶ滝への分岐取り付き。





陽があがるに従って枝雪の落雪も多いが 増々 雪は深くなっていきます。



まるで 木々が綿帽子を被ったような 美しい 枝雪です





アイゼンを装着して どんどん高度を稼ぐ



思いのほか いや 想像以上の積雪に若干 難儀しながらも、やがて
目的の一つの <難所ヶ滝> 分岐のところまで来た。

ここから 「登り」 「下り」 専用の登山道がある。 混雑を円滑にするため
の措置である。まあ それだけの人気スポットと言うことです




<難所ヶ滝>に到着
さあ これから ご覧のような 圧倒的な迫力の
<氷爆>です 







氷爆・・・・太さ・長さ 重量感 まさに息をのむ ド迫力

数段に階段状に 氷爆が重なり合って出来ています。

直下まで進むと 氷爆が まるで 覆いかぶさってくる
大迫力に圧倒され どこからとも登山者面々から次々と歓声の声が聞かれます。









過去 今まで2回ほどこの地を訪れて今日が3回目ですが 私的には最高の 出来具合でした。
強烈な 寒波ではさらに もつともっと 成長して氷爆も迫力増して来るでしょうが
私の 休日・寒波具合など そう簡単には 絶妙なタイミングで観賞に来るにはかなり難しい。
もう大満足での 氷爆 観賞にしておきましょう。



次々と観賞登山者が上がってきます。
氷爆直下は狭い エリアなので 次なる 鑑賞者に 場所を譲ってあげないと
見たい 近寄りたいは 皆同じことですから。
我々も充分 撮影 観賞を終えて場所を移動します。

これから 仏頂山(863m)へ登山するため一旦分岐まで下る。





これから さらに 設置ロープなど確保しながら 縦走路まで高度を上げてゆけば
ご覧ください 積雪はもう信じられない 深さ 
とにかく トレースは万全にして忠実でなくてはいけない。

このような 積雪は近場でありながら にわかには信じられないです。



やっと 宝満山~三郡山の取り付き分岐の稜線にきた。
目の前あたりには ミニモンスター?が出現。周囲にはいくつも出来ている。




宝満山~三郡山です、トレースは人一人 スライドするのが難儀するぐらい狭く
スライド交わすのも 必然的に 場所確保は 大変 下手に 脇に一歩でも
足入れれば ヤバイ!! 超狭い縦走路になっています。
これから 三郡山へ 小一時間ほど かかる、とにかく全員で向かうことにします。









縦走路の見事な 枝雪 いやいや これほどまでとは 想像以上!。




装着した アイゼンが雪に食い込んで 実に小気味よい、
これぞ 雪山歩きの 最高の醍醐味である。
が ところどころでは 余りもの積雪で 木枝が 雪の重みに耐えられず
かなり大きな 枝までが ポッキリと折れて 縦走路を 塞いでいる個所も
多い。



注意しないとこのような 大きな雪塊が頭上へも 有りです。



やっと 三郡山到着です。
遠望は 宝満山 福岡市街地方面か?

山頂には レーダー基地とか 各種の電波塔施設が混在していて
汗して登山した割には 無粋な光景が待っています。



山頂施設の 保守点検の為でしょう、きれいに除雪されていましたが
吹き溜まりは 2m以上の大変な積雪でまたまた びっくり。
画像で確認できるでしょうか。



三郡山山頂(936m)
この程度の標高で まさか まさかの 積雪 改めて今年の厳しい寒波と
積雪しやすい 地形的な要因があるのだろうと思う。




眺望全くなしの 頭巾山(901m)


山頂からの景色充分 堪能した後は また往路を引き返して 頭巾山(901m)
から急降下の下山道へ向かいます。この 頭巾山付近の積雪はこの日一番の
深いところのようだった。



ベタベタとした 重たい枝雪が 幾度も 頭上に降ってくる
この頃になると 追い打ちをかけるように 細かい雪が降り始めた、
急こう配の下山道をまるで雪遊びしているように 半ばすべるように 下山する様は
気を付けながらも 本当に楽しいものでした。

ネット仲間から この三郡山一帯は今年は例年になく 積雪多しとの情報で
期待して 出かけたが 予想以上の積雪で 本当の楽しく 面白い
今年の 「初登山」でした。 


難所ヶ滝











































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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (かまちゃん)
2011-01-10 23:20:33
写真で自然の造形美を堪能できました。
でも、本当は現地にいって空気を肌で感じることが一番なんでしょうね。
こんなに寒い中、山に行かれるので
すごいです。
写真から自然に対する山帽子さんの思いを推し量ることができます。
これからもよろしくで~~~~す♪
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おはようです (山帽子)
2011-01-11 07:49:37
かまちゃんへ
どちらかと言うと自分も寒さには弱いほうですが
夏山は 山野草 冬は雪&氷と 季節を素直に
受け入れて 適当に遊ばせてもらっております。
寒さも返って家の中などの方が寒い!
それなりの防寒対策して山へ行けば 寒さが 苦にならないですね

お互い違うフイルドで 楽しめれば最高ですよね。
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凄い!(^^)! (コウリンタンポポ)
2011-01-11 19:43:03
凄い!凄い!!!
難所ヶ滝の素晴らしいこと!
こんなの見たことがありません。
下界では唯寒く嫌な冬も一歩山にいれば
こんな素晴らしい光景に出会えるから
山は止められませんね。
楽しませて頂きました。
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今年初登山! (あずさ)
2011-01-11 22:35:15
おめでとうございますv(^o^)v
それにしても迫力のある見事な氷爆ですね~
アイゼン付けて雪山を歩いてみたくなりました。

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RE凄い!(^^)! (山帽子)
2011-01-11 22:44:18
コウリンタンポポさんへ
今年は年末年始と厳しい寒波続きで 近辺の英彦山・三郡・背振とどこも 積雪量は多いとか。
私も何回かは行っていますがこれほどの積雪と 見事な氷爆 ラッキーでした。
もっと冷え込めば 氷柱も成長するでしょうね。
23日の山の会の時まで ぐっと冷え込むこと
期待したいですね。
稜線伝いは積雪も半端ではありませんでしたよ。
久し振りに 雪山歩き 堪能してきました!!
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RE今年初登山! (山帽子)
2011-01-12 09:34:21
あずささんへ
 アイゼンつけて 雪山歩き
あの アイゼンが雪に食い込む 音
たまらないです。
夏山の登山道は小石など多く 歩きにくいのですが
その点 雪山のトレースは 何もかも 雪で包み込んでくれますから 夏山と比べると数段 歩きやすいですよね。
是非是非 雪山へ!!
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今冬は寒い! (MORI)
2011-01-14 09:36:05
山帽子さん、こんにちは。
難所ヶ滝に行かれたのですね。
完全凍結していて?見応えがあったでしょうね。私も近々には観に行こうかと思っているのですが。
先日、暖かさを求めて出掛けた鹿児島は雪山で、素晴しい樹氷に出合え満足して帰ってきました。
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歌と共に!! (メタボねこ)
2011-01-14 10:21:24
「氷爆」まさにピッタリの絶景ですね(@_@;)
雪を踏みしめ山行きされている様子が浮かびます。
ダークダックスの歌と共に雪山満喫しましたよ!!
今年はお天気が荒れ模様ですので、気をつけて下さい。
次回も楽しみです。
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RE今冬は寒い! (山帽子)
2011-01-14 22:40:43
MORIさんへ
さっそく 大隅半島の山行記 拝見させて
いただきましたよ。
年末年始の寒波では 鹿児島市内でも 何十年ぶりかの積雪で 20センチもの大雪だったとかで
大隅山地も 雪山状態だったのでしょうね。
素晴らしい樹氷にも遭遇されて 機会あったら
我々も行ってみたいです。
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RE歌と共に!! (山帽子)
2011-01-14 22:47:31
メタボねこさんへ
粕屋郡 宇美町のちかくですが
今年は特に厳しい寒波で ご覧のような 
氷爆があります。
寒さは 寒いのですが 一見の価値あります。
機会あれば案内したいです。
アイゼンを装着して雪山あるきはもう
気分最高ですよ!!
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