山帽子のとまり木

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ゆるりと遊んでお帰りください。

阿蘇高原(ユウスゲ)と山々 その 1

2010年07月20日 | 山野草

 ユウスゲ(夕菅) 
属名 ユリ科ワスレグサ属 学名 Hemerocallis citrina Baroni
別名 [キスゲ ]

「名の由来 名は葉がカヤツリグサ科のスゲ(菅)属に似て夕方咲くため。
特性 多年草。 日当たりのよい草原に生える。 草丈1~1.5m
葉は2列根生。 長さ40~60cm、幅5~15mm。
長い花茎を出し、その先端に2又状の花序をつける。
花は淡黄色。おしべは6本。 花は夕方に開花し翌朝には閉じる。
鮮やかなレモンイエローは暗闇でも蛾などの夜行性の虫に良く見えると言われる。」



ユウスゲと言うからには 夕方からの花だろうからと PC片手に 一泊の為の
宿探し、どこも 連休とあって 満室ばかり やっとの思いで一軒の民宿を
確保でき いざ~いざ 勢い込んで 行き先は 阿蘇周辺の ユウスゲの咲く
場所探しです、



<かぶと山展望所> からの 阿蘇谷と阿蘇連山

PC検索情報や ガイドブックを頼りに まず 阿蘇外輪山の (かぶと山展望所)へ
向かう。
多くの観光客が訪れている。
かくの草原にはちらほら ユウスゲが確認されるが やはり 昼間の為
開花の花はほとんど見れない、当たり前ですが。



かろうじて 何枚かを。



真っ青な空に ゆっくりと 羽根を回す風景は のどかそのもの。



ここはこんなものだろうからと 一旦折り返して 本来の阿蘇 パノラマラインから
阿蘇高原へ向かう。

 <米塚> 付近である。端正な そしてポコンとお椀を伏せたような 可愛い山容は
阿蘇を代表する 風景の一つです。



時間は午前中です、
ユウスゲの自生地は確認できたのですが
ごらんのように ユウスゲの花は まだ 深~い 眠りの中のようです・
開花時間に合わせて 再度訪れることとして
ここは 時間稼ぎの為に 背後の 杵島岳(1,270m)へ山歩きすることになった。



杵島岳の中腹からの 烏帽子岳(1,337m)と 草千里方面



花名不明



<カワラマツバ>



<シモツケ>

などなど 適当に山野草も見れます。



杵島岳から見る 往生岳 この山も草原に包まれて可愛い山容です。



杵島岳(1,270m)へは 長い石段を歩くことになる。
それも結構長いので 思った以上つかれる、
なんども休憩しながら やっと山頂へ。

素晴らしいパノラマはもう どこを見ても スケールの大きい
阿蘇カルデラが展開されています。



こんどは 小穴の外周を廻れば 眼下にまるで おもちゃのように小さく
先ほどの  <米塚>  が 見えます。
外周コースは沢山の山野草が咲いています、特に アザミの大群落は
見ごたえあります。





こうして 時間調整の為の 一登り 杵島岳(1,270m)からは雄大な展望を
ほしいままにして 下山です。
この山にも久し振りに上がりました、

時間調整の山としてはもったいないような山ですがもっとゆっくりと
したいところですが もうごご3時すぎています。
そろそろ ユウスゲ咲く 高原ラインに移動しなくては。




なお 阿蘇高原~くじゅうの夏花 編は 

こちら <山帽子のいきいき日記> からどうぞ








 

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