山帽子のとまりき2

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英彦山へ

2016-02-01 10:10:52 | 英彦山
1月30日(土) 曇り~晴れ

出来れば英彦山の冬の顔、樹氷、霧氷のできるタイミングに登山できれば最高でしたがそう簡単に日程の調整もできませんので、とりあえず定番コースを歩くことに。

英彦山への道は前日からの雨でほとんどが雪も有りません、問題なく別所駐車場までは着きました。ところが ここから、豊前坊までは積雪のため、”全面通行止め”看板に えぇ~!!
本当は青年の家まで行きたいのに・・・

そこに、一台の車着く、英彦山の主のような顔見知りの方到着される、さっそく情報入手。聞くと、昨日は青年の家からここまで歩いて来たから、車も全然問題ないよ!!。行けれるから行ったらと教えてもらう。

結果的にはこれから先もよく除雪してあり、何の問題もなく、英彦山 青年の家にに到着。ここを発着場所にして登山開始です。

前日、前々日の雨でもまだまだ残雪が多いです。やく15分ほどで高住神社、登山口に到着。
参拝を済ませ、まずは北岳へ。登山道は前日からの雨で雪質も溶け始めて、ずぶずぶの水まじりのシャーベット状になっています。足の置き場に注意しながらゆっくりと、歩を進める。

<シオジの林>付近



雨のためか踏み痕も消えていて、シャーベット状態の積雪を、半ばラッセルをしながら上がるので結構疲れます。
ようやく北岳の肩に上がってきた。ここからが毎回 登山道らしい、ロープの有る頑張りどころ。





一部凍結した巨岩のロープ場所をクリアするメンバー





今日は北岳付近もまったく、樹氷なし、従って中岳へ直行します。条件悪のい日のためか登山者も極端に少ないようです。



久しぶりの旧友たちとの語らい、かの日の山行話、話題に事欠きません、ランチも済ませれば下山開始、今日のメンバー二人は北西尾根は歩いたことないと言うし、一度案内したいが、事前情報で北西尾根は非常に足場悪く滑りやすいとのことで、正面登山道からトラバースしてバードライン経由で青年の家方面に向かことにします。ここら付近も結構な残雪で歩きにくいです





この付近は美しい 緑のコケの付いたコケ林を通過。不思議とこの一角だけがこのような風景です。



さあ、昔のスキー場跡まで下山してきました。そして駐車場近くの ”針の耳”岩へ





立て看板より抜粋

”昔々 親孝行の娘さんが居た、一生懸命 親に尽くし高住神社から 小判”を貰い受けて帰る途中、欲の深い山賊が追ってきてその小判を奪おうとした、そこでその親孝行の娘はこの大岩の針の耳に逃げ込んだ、すると追ってきた山賊もこの針の耳に突入したところ、この大岩が動き、山賊たちは岩に挟まれて死んだ”とさ。


まったく、美談の限りではございますが、愚息の自分には親孝行したいときには既に親は居なく・・・
などなど、後付講釈で今日に至っております。

今日は縁あって、こうして数年ぶりでの山友達と一緒した英彦山登山でした、人生の一時期を共にした、山の友人達です。往時の話も共有できて楽しい一日でした、また時々山へも誘って~!・・・
又の再会を宜しくね。



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