山帽子のとまりき2

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ツチアケビ&オニノヤガラ

2018-06-10 10:50:15 | 山野草
<ツチアケビ>森林内に生育するラン科植物である。
ラン科植物として、また腐生植物としては非常に草たけが高く、大きな真っ赤な果実がつくので、大変人目を引く植物である。
果実の形がアケビ(通草)によく似ていて、直接土から生えているのでツチアケビ(土通草)とつけられました。
一般的には 「森のソーセージ」と呼ばれていて、あの赤いソーセージがぶら下がっているのを見かけることが多い。

それは 普通のツチアケビは濃い色合いのものが一般的ですが 隣には 薄い色合いも並んでいる、実に不思議な光景をここでは毎年 確認されます
微妙な色違いを確認できます









そして似たもの同志と言うのでしょうか、全く種は違いますが、前画像のツチアケビよりは圧倒的に個体数は少なく、なかなか目にする機会が少ない

<オニノヤガラ>・(鬼の矢柄)ラン科オニノヤガラ属の多年草。腐生植物。







光合成を行わず、ナラタケ属の菌に寄生して養分を得る(菌従属栄養性)という特殊な生活をしています。葉がなく花茎だけ真っ直ぐに付きだしている姿は一種異様ですし、逆に目立ちます。自分では今季初見でした。

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