余市岳から下山して国道393号を小樽方面に向かう途中、
小樽が一望できる毛無山展望所に寄りました。
標高は470m。緯度経度はコチラ(^^ゞ
毛無山と言っても語源はアイヌ語のkenas(ケナシ)だそうな。
山林という意味だそうですよ。
禿山とは真逆ですね~トシちゃん!(笑)
でもね、ここはどうも髪の少ない人、
その可能性のある人に人気のあるスポットらしい!
ここからは小樽の町並みが一望ですが
その先には石狩湾を挟んで増毛山系も一望。
毛無山より増毛山系が見えるってことで、
ぞ・う・も・う・・・!?(^^ゞ
いやいや、増毛と書いて、「ま・し・け」ですが
どうやら縁起の良い場所となっているそうな(笑)
偶然にしてもトシちゃん素敵な場所にきましたね~
(って、もう手遅れ^^;)
ご心配な方は是非こちらへお出かけくださいませ♪
ご利益のほどは保証の限りではありませんが(笑)
で、我等はこのあと一旦雨竜沼湿原に寄り道し、
あの増毛連山(暑寒別連峰)に向かうのでアリマス(^^ゞ
登山口は増毛側からでして、
なんという出来過ぎた筋書き(笑)
ん?地図を見ていたら
増毛連山の手前の海岸線(国道231号)に
新送毛(しんおくりげ)トンネルとあるではありませんか!
やっぱ、見送ってしまうのか・・・毛!(^^ゞ
でも雨竜沼湿原に寄るので今回そちらは通らず
見送りますから、プラマイ0で
そのまま未練がましく残りますかね~^^;
ここからはちょっとまじめなお話。
毛無山展望所から小樽の街を見下ろしながら、
かつてNHKのブラタモリでこの小樽の街を
放送していたことを思い出しました。
小樽には昔フェリーで上陸したことがあり、
その時街を散歩したことがあったので
興味深く見ていたのですが、
こうして偶然立ち寄った展望所から、
振り返ることができたのは予期せぬ事でした。
うろ覚えのところもあるので
ネットの記録など参考にしながら
おさらいしてみます。
ニシン漁が盛んな村小樽が、やがて石炭産業の発達で
一気に発展し、働く場を求めて人が押し寄せ、
日本銀行をはじめ大きな銀行の支店が次々に建ち並びました。
急激な発展で活気づいた小樽は
高台を崩して埋め立て
倉庫などもどんどん増えたそうです。
その地質から、小樽が海底火山の爆発で
できた土地であるという話もしていました。
繁栄は続かず、ニシン漁の不振、石炭業の衰退、
その上拠点だったロシアとの貿易も
日露関係の冷え込みにより経済の拠点は
急速に小樽から札幌へと移ってしまいました。
銀行の立派な建物、一見石造のように見えて、
木造の木骨石造という造りの倉庫などが
急速な衰退によって転用されることなく残り、
それがやがて観光名所となって
小樽の街は復活したのだそうです。
あとから運河を埋め立てた場所も
今では人気の散歩道だそうです。
発展→衰退→復活となって、
いま小樽は蘇っているのですね。
買ってないですけどワイン工場などもありますし、
行ってないですけど石原裕次郎記念館もありますし、
近くには余市のニッカウヰスキー工場がありますし
行ってないですけど小樽水族館がありますし、
いろいろと目玉はあるようですね。
鶴岡雅義と東京ロマンチカの「小樽のひとよ」は
長いことベスト1、2を競ってましたよね。
まだ10代でしたがよく覚えています(笑)
なんだか話がどんどん広がりそうでビックリです(^^ゞ
これだから旅は面白い(^^♪
こんな旅を、あとどれくらいできるのか、
少々先が心配になってきたこの頃ですが、
二人揃って元気に歩けるうちという
期間限定の残り少ない山旅&旅を
もう少し続けたいものです。
問題は収入減か・・・・切実^^;
フジテレビ「林修のニッポンドリル 」担当しているものです。
この度番組にて北海道毛無山から見える増毛を紹介するにあたり
毛無山で撮影した
一般の方のお写真をお貸しいただきたくご連絡させていただきました。
クレジット表記などご対応させていただきます。
ご検討お願いいたします。
重ねてメッセージを頂戴しましたので
そちらでお返事させていただきました。
m(__)m