真夜中のプロレス

我が家では真夜中にプロレスが行われる。

リングはママの布団上。

挑戦者・・・純平
相手・・・・ママ（眠っている）

そう、相手が眠っているのにプロレス？

おいおい・・

純平も覚醒しているわけではなく、安眠の場所を探して、それがたまたま
ママの布団上というわけ。

眠っているママのうえに、いきなり

ヒップドロップ！！

ママ、プロレス技なんて詳しくないけど、その名の意味する通り、
純平のお尻がママの顔に落ちてくる。

「わぉ・・また？苦しい・・」と純平の身体をどけると

ママの身体の上を約１１キロの体重で彷徨い、寝ぼけながら立っては
ドシンと全体重をぶつけてくる。

おいおい・・「痛い・・・」「重い・・」

そのままママの上で動かなくなる純平。

起したら起こしたでまた大変だから、なんとか静止を保つがやはり重い。。

これじゃぁ、朝まで耐えられない。

寝入った？と思って純平をどかしても、やはり戻ってくる。

てごわいやつよ。。

どうにかママの身体の上からどけても、ママの布団のセンターラインを占領する。

そうするとどうなる？

ママは布団半分で朝まで迎えることになる。

「寒い・・」

そんなこんな毎日。にわか、寝ることが大好きなママだが、安眠妨害に悩まされ、
朝起きると身体が痛いことがしばしば続く。

これ・・いつまで続く？

野望がある。
それはパパとママの位置を入れ替えよう。

今は純平（左端）、ママ（中央）、パパ（右端）

この順番のママとパパを入れ替えたい。（希望）

最近の純平、朝パパを起こしても無反応というのに知恵をつけたのか、
パパの布団域内には接近しないのだ。

これを逆手に取るママの作戦は果たして成功なるか？

パパの許しを得たいところだ。