風・感じるままに

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戦争法案と「さとうきび畑」

2015-07-17 | 社会
                        写真は京都新聞(16日付)に掲載された古林さんの記事です

安保法制が「違憲・反対」の国民多数の声を無視して衆院で強行採決されたことは悔しいことですが、たたかいはまだまだこれからです。
国民各層の反対の運動はいっそう高まるでしょう。

先般、地元(大阪府三島郡島本町)のしまもと9条の会が、元自衛官の古林孝博さんを招いて、「元自衛官と語ろう〝憲法9条〟」の催しを行いました。
当日は、この種の催しとしては最高の65人もの参加あり、会の方が言うには「まったく知らない人もたくさん来られていた」ということでした。
当日は、参加者全員にアンケートと会場費などカンパの訴えもありましたが、世話人もびっくりするほど多くの方がそれに応えてくださったということです。

古林さんが隊員当時の訓練の様子を写した写真のスライドを観ながら話をされました。その後、参加者からの意見や質問も次々出されました。
私は、前の方に座っていたのですが、振り返ってみると20代と思われる人が3、4人おられました。この中の二人が質問されました。
政治には無関心だと言われている若い人も、この戦争法について、自らの問題として受け止める人が増えていることを実感しました。

催しの最後に、ミュージシャンでもある古林さんから「さとうきび畑」(寺島尚彦作詞・作曲)をみんなで歌いましょうと提案がありました。
古林さんは「歌詞にある『ざわわ ざわわ ざわわ』というのは、作曲家の寺島尚彦さんが『沖縄を訪れた際、さとうきび畑に吹く風の音が、その地に眠る戦死者の怒号と嗚咽のように思えた』と語っておられた」ことの紹介がありました。

歌詞もみなさん配られ、9分にもなるフルバージョンを古林さんのギターに合わせて歌いました。
歌っている間に「日本を再び戦争をする国にしてはならない」の気持ちが腹の底から湧きあがってきました。

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