風・感じるままに

身の回りの出来事と生いたちを綴っています。

表彰された企業

2012-01-31 | 社会

世界最悪の企業をインターネット投票によって決定する「2012 パブリックアイ賞 」が発表された。この賞は環境保護団体「グリンピース」とスイスのNGO団体が主催しているもので、社会的責任を無視し、人々や環境に悪害を及ぼした企業を“表彰”するというもの。

残念ながら今回、「コスト削減のため安全策を怠った企業」として東京電力が第2位に入った。「経費節減のために『安全神話』をふりまき、原発の安全性を無視した」ことや、「隠蔽と改ざんの企業風土」などが受賞理由。「しかるべき対策をとっていれば、ここまで世界中に放射性物質をまき散らす事態にはならなかったはず」と強く糾弾されている。また、東京電力は今回の賞にとどまらず、「21世紀のパブリック賞」として推薦されているという。

第1位は世界最大規模の資源企業VALE(ヴァーレ)というブラジルの企業。アマゾン川支流のひとつに巨大なダムを建設し、周辺住民を追い出すだけでなく、広大な熱帯雨林を水没させ深刻な生態系の破壊を引き起こしていることが授賞理由。

第3位は、モバイルや家電で日本でも知られる韓国企業サムスン。自社工場内で発がん性のある違法な有害物質を使用、それを従業員に知らせず、従業員を保護しなかったことが評価?された。サムスンについてはこれ以外でも、発展途上国に進出したところで多くの労働者を無権利で働かせていることなども再三非難されていて、それも理由になっているようだ。

表彰された企業の受賞理由を見れば、「安全」よりも、働く人の「権利」よりも、「環境」よりも…企業の「利益最優先」がその共通項にある。
企業活動に社会的ルールを守らせる必要性を強く感じざるを得ない。
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JRの決まり

2012-01-28 | 社会
私鉄駅しかなかったわが町、3年前にJR駅ができてより便利になった。自宅からは私鉄駅の半分くらいの時間で行けるようになり喜んでいた。が、一つ不便?なことが発生した。

というのは、JR駅から100メートルくらいのところにある踏切の閉まっている時間がえらく長くなったこと。上り電車が駅に停車している間はずーと遮断機は下りたままで、逆に下り電車の時は駅に停車するために減速しているので今までの倍くらいの時間がかかるようになった。

その結果、遮断機が上がった時に一度に渡る車や人が倍増?した。まあこれだけなら、仕方がないかくらいで済むのですが、実はこの踏切は町道の昔道で幅がえらい狭いのです。たぶん2.5mくらいしかなく、もちろん車どうしの交差はできないし、車と歩行者や自転車・バイク等が踏切内ですれ違う時に接触事故を起こしかねないのです。

北側には町役場・企業・町の総合会館・保育所などがあり、踏切を往来する人が多く、今までも危なかったのですが、前述の理由でより危険が増したのです。これまでも、利用者や地元自治会などから再三にわたって拡幅の要望が出されているのですが、一向に改善されません。

たかが1メートルくらいの拡幅がなぜできないのか、町担当部署に拡幅できない理由について聞きに行きました。
町は、「危険な現状は認識している。JR駅設置の際にも拡幅を検討し、JR側と交渉したが実現できなかった。自動車の踏切通行禁止した場合の支障等を把握するための社会実験実施の予算を要望したが計上されなかった」という。

JRとの交渉について尋ねると、「JRには安全な踏切のための設置・改修『規定』(基準)があり、それが満たされないと拡幅は困難だ」という。その「規定」とは、(町の説明によると)①踏切道は線路に対して直角でなければならない②踏切両側道路は、踏切に対して直線でそれぞれ30メートルなければならない。というものだそうです。

結論として、「町としてJRの『規定』を満たした拡幅を行うには、家屋の立ち退きや用地買収、道路の付け替え等で多大な費用を要し実現は困難。今のところ解決策が見当たらない」ということだった。

私は、「今後、駅西側の計画道路の完成や開発等によって今まで以上に踏切の通行増が予想される。現状のままでは、踏切内での事故の危険も増大し、発生したら町の責任も問われかねない」といい、緊急対策として、①規定を適用しないで、両側50㎝づつ(1メートル)の拡幅をJRに強く要請する ②現在の踏切道が線路に対してより直角に近くなるように両側をそれぞれ逆方向側に拡幅する方法など、専門家の知恵も借りての拡幅実現を強くお願いした。

JRの安全「規定」も理解できるが、現在の踏切道が斜めになっているのは、もともと道(町道)があったところに後で鉄道が敷かれたからで、踏切道を斜めに造ったというより線路を斜めに敷いたということ。
JRさん、そこのところをよく考えてもらって、一日も早い解決に知恵を絞ってください。事故が起きてからでは遅いですから。
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深夜の友

2012-01-25 | 日常

写真の携帯ラジオ、ヨコ10.5㎝×タテ7㎝×奥行2㎝の大きさで重さは210g、単三乾電池2本使用のパナソニック製。
義兄の叙勲記念パーティーの引き出物の一品で、かれこれ20年近く使っている。

外観はケースも割れ傷だらけ。性能ももうひとつで、NHK以外はノイズが多く聞きずらいが、いつも寝る時に枕元に置いている。当初はイヤホーンで聴いていたが、どうしても耳の奥まで差し込むので鼓膜への負担が大きく感じ、それ以降はスピーカーのところに直接耳を着けるようにして使っている。

布団に入った時、夜中に目が覚めた時、朝目覚めた時、それぞれ30分のタイマーをONにして聴いている。
寝つきがいい方なので、寝入り時は5分か10分くらい聴いているとすぐにグーグー。朝は目覚めた時に30分くらい。夜中に目が覚めた時、トイレに行った後に電源ONしてウトウト状態で聴く。

聴く番組はもっぱらNHKの「ラジオ深夜便」(通常は午後11時20分から翌朝の5時までの放送)とラジオ大阪の「走れ!歌謡曲」(AM3時~5時)。「ラジオ深夜便」の番組はいつごろから始まったか知らないが、たぶん番組が開始されたころからのファン。内容は硬い話もあるが音楽もあり、毎夜の担当者(ベテランの司会者)が変わるのもそれぞれの個性があっておもしろい。

もし、このラジオがなかったら、この放送がなかったら、夜中に目が覚めたときは寂しい思いをするだろう。
以前、夜中に電池が切れ、替えの電池もなかったときはいろいろ余計なことを考えてしまって朝まで眠れないことがあった。

今ではなくてはならない〝深夜の友〟。
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NHKさん ありがとう

2012-01-25 | 日常
残念ながら、全豪オープンテニスの男子単準々決勝で錦織 圭選手はセットカウント0-3でアンディ―・マリー選手に敗れた。
楽しみに中継を観ていたが、やはり力も技術もだいぶ差があり、世界のトップクラスのカベはまだまだ厚いと本人も感じただろう。いっそうの精進と今後の活躍に期待したい。

今回の全豪オープン、観たいと思いながらも放送はNHKのWOWOWだけで、うちは契約してない。そこで一昨日、何とか観たいと思い総合かBSで放送をしてくれないかとNHKに電話したのだが、何回掛けても混んでいて繋がらず結局お願いはできなかった。

仕方なく、この準々決勝の録画を知人にお願いした。ところがなんと、きょうの朝刊を見て驚いた。昼の中継も深夜の録画も番組表にあるではないか。
用事を早めに切り上げて、午後1時から用意万端じっくり観せてもらったが、結果はごらんの通りで、試合内容ももうひとつという内容だった。

きょう放送が済んでからNHKに電話して、急きょこの放送が決まった理由を聞いたところ、「錦織選手がベスト8に勝ち進んだことがニュースで全国放送され、一気に注目されることになり、こちら(NHK)にも『総合での放送を』という声が多く寄せられたから」ということだった。今回の急きょの番組変更には〝ありがとう〟といいたい。

NHKの放送にたいして、常日頃〝これでもNHKか〟と腹を立てたり首をかしげることも多くあります。しかし、ぼやいているだけではダメで、もっともっと視聴者がモノ言っていい番組が多くなるようにしていかなければ。
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論争

2012-01-23 | 社会
           

橋下 徹大阪市長と精神科医の香山リカ氏との論争がネット上で話題を呼んでいます。

橋下市長が好きな方も嫌いな方も、香山氏が好きな方も嫌いな方も、それぞれ双方の言い分を見ておくのに損はないと思います。

自分としては、互いの言い分を冷静に読んでみて〝勝負あった〟という感じがしました。

どちらに軍配を上げるかはそれぞれですが…。

二人の論争のニュースはここから見れます。

■参考
香山リカのほどほど論のススメ
橋下 徹ツイート
コメント (4)
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