「へ」の絵本は少ないかなと思いきや、結構あったので3冊借りてきました。
ペロのおしごと 樋勝朋巳 小学館
中日新聞の絵本コーナーで紹介されていた『クネクネさんのいちにち きょうはパーティーのひ』の作者さんによる絵本。
犬が主人公で、その犬がいろんなお仕事にトライしつつもうまくいかない、ということで否応がなく工藤ノリコさんの「ワンワンちゃん」のことを思い出してしまう(笑)
おかあさんの飼い犬ペロは、おかあさんにお世話されて散歩に行くときなどは首輪をつけてそして四本足だけれど、首輪を捨ててしっかりと腰にベルトを巻くと、二本足になって果敢にいろんなお仕事に挑戦する。
それはおかあさんにネックレスを買うため。
うまくいかなくてしょんぼりする顔もまたかわいい。
最後に昆布の仕事をするというのでまたそちらは賢治さんの『ペンネンネンネン・ネネムの伝記』を思い出した。
それにしてもこんなにペロに思われて、幸せなおかあさんだなあ。
ベルとブゥおやすみなさいのじかん マンディ・サトクリフ さく ひがしかずこ やく 岩崎書店
このシリーズの『おいしいいちにち』は2020年の7月に読みました。
女の子ベルとうさぎのブゥは仲良し。おやすみなさいのルーティンが描かれています。
毎日を締めくくるおやすみなさいの時間が幸せであれば、それは幸せな一日。
ぺーとぼく 文 やづきみちこ 絵 小川かなこ くもん出版
兄弟のように育った子供と動物(ペット)のお話はどうしても、動物の短い寿命という事実を突きつけられてしまう。
いたずらをしたり野良猫と喧嘩をしたりしていたぺーも、老猫になるとすっかり穏やかで動かなくなり・・・
生まれて10年や12年で、人間の場合は育ち盛りでどんどん活動的になっていくというのに、この対比がせつない。
そして別れ。
でも最後の「ぺーがいきていてもしんでいてもそんなのちっともかんけいない!」という一言が新鮮でした。
そう、いつまでも大好き、というこの思いは、愛するペットが生きていても死んでいても、関係ないのです。永遠に。
次は「ほ」の2巡目です。