ただごと

たいくつこそがすばらしい!日常のただごとをただごとでない風に綴るのらくら日記

ご賞味ください

2010年12月30日 | 日記

メリクリ!の記事からようやく、昨日、クリスマスケーキを食べ終わりました!

ファミマで買った、ホールのチョコレートケーキだったんですが。

夫婦二人で食べるには大きすぎる!!

旦那様と違って、頑丈な胃腸の七咲は毎日こつこつこつこつ食べてました。

当然、賞味期限なんか当日中(25日)に切れちゃってます。

もう、クリームは堅くなり、スポンジはふかふかです。(悪い意味で)

でも大丈夫!!

食感が変わって、むしろ飽きずに食べられる!ヤッタネ!

賞味期限。それがどーした。って話ですよ。

 

 

  

そういう七咲の今夜の一人ご飯は、

ぞうすいと賞味期限が12月1日のわかめの佃煮ですよ。

やや酸い臭いがしたものの、まだいけるだろう、と思って食しました。

雑炊だけだと食感が飽きるので、味というよりは、歯ごたえ的に必須としたので

まあ酸いいくらい大目にみてやるか、って心境です。

 

そういえば以前、何かのメディアで(ネットだか雑誌だかテレビだか忘れた)、

「いまどきの若い子は賞味期限が切れただけで食べ物を捨てる」

と、良しあしも確かめられない若者を嘆いている人の記事を読みました。

その言葉に続いて

「逆に賞味期限内なら、間違いなく腐っていても食べるかもしれない」

とも、お嘆きでした。

いやさすがにそれはないでしょう

とか思いましたけど、どうでしょう。

(賞味期限を信じて食べたのに腐ってた!賠償しろ!とかいう人はいそうだが)

 

それで思い出したのがこの話。

七咲が小学校時代、担任の先生が新聞記事を読んでくれて

「いまどきの大学生に鶏を描かせたら、犬の足を描いた!!」

と、学力はあっても常識はない、というようなことを嘆いていた覚えがありますが

それは単に画力の問題じゃないのか?

とか思っていたこともありました。(まあ小学生だったんで真偽は二の次で)

 

ちなみに、やはり小学生のころ新聞で読んだのが、

最近の母親はスーパーで魚の切り身を買ってばかりで、

「その子供たちが大きくなるころには、鯵は開きで、マグロは切り身で泳いでいると思うだろう」

と、魚をさばけない主婦が増えていることを嘆いている記事があったのですが

そんなことを考えるアンタの方がどうかしている

と、わりと真面目に怒ってました。(まあ小学生だったんで皮肉を許せなかったというか)

 

おお、大分話がそれた。

 

ええー、と、ああ、賞味期限の話だった。

年末で冷蔵庫と食品貯蔵庫(七咲命名)の大掃除をしたので、

ついでに食品で賞味期限の切れているものを捨てるかどうするか悩んで

とりあえずまた元に戻したんですが。

(ルーとか乾物とか、判断に迷うものがわりとある)

(あ、勿論、旦那様には食べさせませんよ。普段から胃腸が弱い方なので)

 

消費者である七咲にとって、基本的に(まあ常識の範囲内で、って感じで)、

賞味期限は「販売期限」と同じ意味合いを持ちます。

定価300円の商品を、300円で販売しても許される期限、だと思ってます。

しかし、販売の仕事に携わっていた身としては、当時の会社ルールで

「賞味期限の2カ月前の商品は処分価格、1カ月前の商品は廃棄」

というものがありました。

このルールにのっとって、発注を見極め、ロスをいかに少なくするか、が

担当者の腕の見せ所だったわけですが。

 

うちの近所のスーパーでは、常時、「処分品コーナー」があって

賞味期限が、半年から1年、それ以上先の商品を最大3割引きで販売していたりします。

 

どこのスーパーでも、処分品コーナー(売れ残り)というだけあって、

マニアうけ(?)するようなものばかりであまり必要とするものがない、というのが

七咲にとっての「処分品コーナー」、だったわけです。(あまり利用しない)

しかし、その日はたまたまそこに有名インスタントコーヒーが3割引きで売られていたので、

これはお得かも!と思って、賞味期限も確かめず購入したわけなのですが

家に帰ってから吃驚ですよ。

 

賞味期限(開封前)2013.03.23

 

え?!今何年?2012年?

いや、それにしちゃウチの団地、地デジ化してないけど?!

というか、地球も滅ばなかったけど?!(俗説では2012年に滅ぶらしいので)

 

こんな風に年月日もとっさに解らなくなるくらいはるか先の商品を「処分」されてしまっては、

賞味期限が、とかいう問題ですら最早なく、

何?この会社倒産するの?!(業界内で暗黙、取引終了前に切る)とか

何か不祥事起こしたの?(業界内で暗黙、世間に知れる前にうっぱらう)とか

印字ミス?印字ミスの通達がきて揉めてるの?(面倒だからもう売っちゃう)とか

よからぬ事を想像して、逆に開封するのが怖くなるんですけど!!

有る意味、賞味期限切れよりも怖い、はるか先の賞味期限。(の処分品)

 

そうかと思えば、別の近所のスーパーでは

賞味期限注意につき10%OFF、という処分コーナーがあるんですが

賞味期限って今日ですけど!?(しかももう夕方)とかいう、

おいおい暢気だな、10%OFF程度で本日中に売り切る気か?

とツッコミたくなるスーパーもあります。

 

しかもそこのスーパー、本気で販売ロスを心配したくなるくらい発注が下手!!

いついっても大概、処分する商品の在庫てんこ盛り!!

特に日配部門!!(牛乳、飲料、乳製品とかデザートとか、そのあたりの日常必需品)

「いや~、まいったなあ、全部売れずに賞味期限切れちゃった~」

「じゃあ廃棄しま~す」「廃棄した商品は、皆で山分けね。うふ」

とかいう、黒い内部事情を勘ぐりたくても勘ぐれないくらい、本気で、

経営状況を心配してしまう。

有る意味、賞味期限よりも不安がある営業実態。(と従業員の暗躍?)

 

もちろん、この2店舗は両極端な例ですが、

七咲の行動範囲では、わりとどこでも、賞味期限が近い商品の処分価格は日常です。

それが必要なものなら躊躇わず購入しますし、

賞味期限にバラツキがある商品では、期限が一番近い物を買います。

販売に携わったことのある者たちの務めです。あと、ほんの微々たる社会貢献です。

それに何と言っても、

開けちゃえば「賞味期限にかかわらず」早急にお召し上がらないといけないので

 

どれでも一緒です。

 

 

  

賞味期限と言えば、どうしても言わずにはいられない話をもう一つ。

七咲が中学の頃から好きな漫画家、遠藤淑子さんのとある話で

小説家の老先生が傷んだ羊羹を食べて食あたりを起こすシーンがあるのですが

その時のお医者様との会話が、最高級に軽妙洒脱です!!(七咲的に)

 

「食べた時、酸っぱい感じがしませんでしたか?」

 

…ヨーグルト風味(の羊羹)かと思って(食べた)」

 

これです!!

このシーンだけで5分は笑い転げた七咲は、彼を人生の師と仰ごう!と誓ったのです。

ヨーグルト風味というだけで、

「賞味期限内なら腐っても食べるに違いない」という現代の若者への嘆きなど、

屁の突っ張りにもなりません!!(七咲的に)

 

そういえば、夕飯のわかめの佃煮は、ヨーグルト風味の、ヨの字もありませんでした。

ガッツリ大丈夫、ということでしょう。


メリクリ!

2010年12月24日 | 日記

メリークリスマス!

 

七咲はあの方の信者ではないですが、

漫画「聖おにいさん」のお陰で個人的に親しみを覚えたので、

今日という日のこのフレーズを「聖おにいさん」のあの方に捧げます。

て事で、

クリスマスイブおめでとう!イエス兄さん!!

…なんだかな、この言い回し(汗)

 

イブにコミック最新刊発売おめでとう!イエス兄さん!!

 

うん、こっちの方がしっくりくるな。

(そんな七咲は本日新刊を手に入れられるかどうか…)

 

 

  

先月結婚式を経験して「教会に行ってみたいものだ」とかほざいてましたが

まあ一社会人となった七咲のクリスマスはあれですよ。いわゆる忘年会ですよ。

友人で集まって騒ぐ。

そこから脱却できていないので、この日に開催すると街が賑やかでいいよね程度の

忘年会です。(本日はそれなので、コミックを買う暇があるかどうか…ですが)

 

忘年会にも関わらず、大掃除が遅々として進んでおりません!!

 

七咲、家事のなかでも掃除がとにかく駄目です。

(次に料理が駄目駄目。洗濯は好きだがその作業はほぼ洗濯機がやってるからな)

 

単純に、掃除機をかけても夕方には自分の髪が落ちているのを見てしまうと

スキンヘッドになりたい

と、恨めしくなるほどには掃除が憎いです。

 

というようなもろもろの精神面的な駄目駄目感と、物理面での駄目出し感があります。

 

物理面は、というと。

 

まず、風呂の掃除にとりかかるとしましょう。

浴室に入ります。

そこで、「マジックリンが残り少ない」と気づいて、洗剤の買い置きがある戸棚を開けます。

マジックリンを取り出すときに、「ついでに効率よく並べ直すか」とストックの整理に入ります。

整理しているとトイレの芳香剤が目に入り、「忘れないうちにセットしとこう」とトイレに向かいます。

トイレに芳香剤をセットしていると、もうこのままトイレ掃除も済ませようとトイレ掃除をしていて

掃除機で吸っちゃったほうが早いな、と思い掃除機を取りに和室へ向かいます。

和室で掃除機を取りだしていると、その隣のハンガーラックの服の乱れが気になって

ショップ並みに整理を始めてしまいます。

そうしていると洗濯から逃れていた秋物を見つけたりして洗濯が始まります。

どうせ回すなら、他のものも一緒に回すか、と部屋中の洗濯ものをかき集めているうちに

また他のことが気になって、洗濯機を回すこともそこそここに

別の作業が始まってしまうのです。

 

全 部 が 中 途 半 端 !!

 

朝から始めた作業が何一つ完了しないまま昼が過ぎてしまって

このままだと夜になっても部屋はとっちらかったままだよ!と気づいて

大風呂敷を広げたいだけ広げておいて、それをそのまままた包み直す!!

 

風呂もトイレも洗濯も手つかずですけど!!

一日何してたんですかアナタ!!

 

ハイ!出したり入れたりしてました!

 

あほですか!!

 

…そんな七咲の、大掃除事情。メリクリ!!(自棄)

 

 

  

ハイ。そういう性質が年末だというのに災いしているわけで、

まだ大掃除が終わっておりません。

 

というか、年内に終わる気がしません。おお、神よ。

 

思えばこれは家事に限ったことじゃなく、お店で働いていた時にも健在(?)でした!

 

発注をしようと売り場に行くと商品の破損を見つけ修理をしようと倉庫に戻れば

メーカーさんから新商品紹介popが届いていて、まずそれを持って売り場に戻り

取り付け作業中に棚の不具合を見つけて什器置き場まで足を運んだが最後

他の売り場の人と立ち話が始まり「ちょっと見て行く?」と新入荷の商品を見せられていると

その売り場のレジが混雑していてサッカーに入り、接客をし、事務所に駆け込み

そこでまた店内放送をさせられたり電話交換機を手伝わされたりしているうちに

 

発注時間が終了しちゃったよ!!

 

みたいな仕事ップリでした…

(勿論そんな自分をわきまえて普段からゆとり発注を心がけているだけに

時間が過ぎても焦らない、というのも、この一人わらしべ悪循環ループに拍車がかかる要因) 

 

それはともかく、今年ももう残り1週間…

 

某神は1週間で世界を作ったというんだから、

七咲だって1週間で我が世界(家)を何とかやってやれないことはないだろう。

多分…

(七咲と同列にされた神の天罰やいかに?七咲家に終末のラッパが響かんことをアーメン)


本日断水

2010年12月20日 | 日記

団地の貯水槽工事が入っているので、12月に入って、二度目の断水です。

 

一度目は、忘れもしない12月1日。

この日はPSPゲームモンスターハンターの発売日だったので

この日を何よりも楽しみにしていた旦那様と行動を共にするために(ゲームを一緒にやるために)

一日、家にいることになっていたので、思う存分、断水を堪能したと言えます。

今日は、その失態を繰り返さないために、一日の様子を記録しておきましょう。

(本日断水なのに、遅いぜ、って気もするが)

 

 

  

断水中、一日家に居るための準備として、

 

冷蔵庫に飲料もあるしご飯はお弁当でいいしトイレは風呂の水を流せばいいだろう。

 

ということで旦那様と意見の一致をみて、洗濯を断水前に済ませて、

ゲームを買いにツタヤへレッツゴー!

その足でお昼ご飯とおやつを買いに、スーパーにもゴー!(完全ひきこもり準備万端)

 

そうしてウキウキ帰ってきた時、

「うお水が出えへん!!」

と、解りきったことを叫ぶ旦那様。

 

解りきったことを、というのは、実はそこで初めて、水が出ないということは

 

インフルエンザ対策としての手洗いが出来ない!

 

という事に気がついた七咲。

(大腸菌風呂の水で手を洗うのは、インフルエンザ対策として如何なものか、という…)

「あ!手も洗えないけどうがいもできないんじゃ!?」

「おおう!!これが水が出ないと言う事か!!」

と、戻ったその足で、目の前の酒屋さんに美味しい水を買いに行きましたとも!!

 

うがいをするために熊野古道の美味しい水(2リットル78円)とはリッチな事よ。

 

とは思ったものの、風呂に水は貯めても(というか昨日の残り湯だが)

やかんに水を溜めるのを忘れていた七咲の大失態なのでもう了承するしかありません。

先にスーパーでカルピス原液を買って、ホットカルピス飲むんだ~♪と

帰り道にウッキウキ状態だったのに

 

水の必要性を失念していた七咲痛恨のミス!

 

お茶だの牛乳だの炭酸だの清涼飲料水(ヨーグルト、カフェオレ、桃ジュース)だの、と、

ウチの冷蔵庫はドリンクバーなので、「生活水」とは「料理に使う」くらいしか

思い浮かばなかったわけですが、

普段飲んでるコーヒーにも紅茶にも、基本、水がいるんだ!と、痛感。

 

ご飯を食べた後も、「あ!箸が洗えない!」とか「あ!台ふきん濡らしてない!」とか

「ああ!葉っぱに水をやれない!!(冬は暖まる時間帯から水やり開始なので…)」とか

もう、もろもろもろもろ、水の必要性が出てきまして。

(箸なんか水が出てから洗えよ、って感じだが)

 

普段意識してなかったけど、家にいると結構、水を使ってるんだな、と身にしみてわかった

断水の日だったのでした。

 

 

  

古い団地なので、過去にも何度か断水はあったものの、二人とも仕事で居なかったため

今回が初めて、断水を経験した、と言っても良いでしょう。

 

旦那様がトイレを流せなくて四苦八苦しているので七咲が流してあげた、という

夫婦初の共同作業も涙ぐましい「初断水」事件だっただけに

 

(七咲は、実家のトイレがやたらと詰まる生活を経験していたので

バケツで流すのはお手の物だぜ!)

(…どんな瑣末ことでも経験が物をいう人生で良かった)

 

今日の断水がまたもや、休日!!という「大当たり」(というかはずれ?)だった時には

「なあ、トイレ流すのってタンクの方に(バケツで風呂の)水いれるんちゃうん?」

との申し出まであったくらいです。(前回トイレを流せなかった大阪府男性Aさん)

(いや、一笑に付したが)←鬼畜

 

そんな「団地内貯水槽の取り換え工事」継続中ですが

これが万が一うまく行かなかった時には、「市の方から給水車が派遣されます」

との事前のお達しも現実味を帯びてきましたよ!!

(いや、工事の失敗を予見しているわけではなく、一度経験して断水と密になったというか)

 

水を大切に、とか、恵まれた文明生活、とか、頭ではわかっていても

実体験に勝るものはありませんでした。

 

七咲、この先の人生で何度挫折を味わおうとも、水道をひねって水を見るだけで

希望を感じることができる

と、心底!思いましたもん。

 

よく、「明けない夜はない」とか「やまない雨はない」とかいう励ましフレーズを耳にしますが、

そんなフレーズで絶望から立ち直れるくらいだったらそもそも絶望したりしないんだよ!

なんて反発していた若かりし頃もありました。

それが、蛇口ひねって水が出た、という日常の行動と全く同じ意味合いだったんだな

と、胸がすく思いです。

 

まあ、落ち込んでいるときに蛇口をひねられて、「な?水が出るだろう?」とか言われても

殴ってやろうか、としか思わないかもしれないですけれども(短慮な七咲なら迷わず殴る)

水とともに生きられる尊い人生を、1分1秒も無駄にすることがないように、と

大仰に革まることができた師走でした。


夢のはなし

2010年12月14日 | 日記

年末ジャンボがあたったらなあ、とか、サンタさんがいたらなあ、とかいう類の

夢の話ではなくて、寝ているときに見た夢の話です。

他人の見る夢の話は聞いてもつまらない、というのが一般的なので

読み飛ばしていただいてもオッケイです!(本当にくだらない夢の話なので)

 

とはいうものの、実は、実際の話っぽく書きだしておいて、

「~っていう所で目が覚めたんですよ☆」という手法で記事を書くことも考えたんですが

夢オチで記事を書くにはあまりにも生々しい夢だったので、シャレにならんかもしれん

と思い、最初から夢オチです、と断っておいて、話を始めます。

 

お暇な方には、夢オチだ、というのを一旦忘れて読んで頂くのもありかと思われます。

 

 

  

ある朝。

旦那様は夜勤だったので、帰ってくる前に起きなくちゃなあとか思いながら

七咲くが布団で惰眠をむさぼっていると玄関のチャイムが鳴る。

「ええ?帰ってくるの早くない?!」

と、慌ててパジャマで飛び起きる!(パジャマで出迎える時点で寝坊はバレバレだぜ)

 

とりあえず玄関のカギを外し、チェーンをつけたままドアから様子を見ると

そこには見知らぬ4人の老若男女が待ち構えている。

(夢なので、都合良く数センチの隙間から全員が見える)

「どちらさんですか?」

と七咲が尋ねるよりも早く、

「我々は、ほにゃらら団体のほにゃらら活動をしているほにゃららだ!」

と、白髪交じりのおじさんが威圧的に自己紹介をし、中に入ってこようとする。

(このほにゃららの部分は起きた時点では覚えていたが今はもう忘れてしまった)

「はあ?なんですって?」

と、もう一度名称を尋ねると、お前にその権利はない!とばかりにおじさんの一喝。

「おたくの旦那が犯罪を重ねていることは解っているんだ!開けなさい!!」

げげー!何!?なんですかー!!

と驚く七咲。

 

驚いたのは、<旦那が犯罪を働いている>、という事象にではない。

おじさんが、ドアチェーンがかかっているにもかかわらず、ばーん!とドアを開けたからだ。

チェーンはゴムのように伸びた。

(何故かそのシーンだけは克明に思い出せる。おっさんすげえ!と思ったらしい)

そしてチェーンをはずす間もなく、家の中に突入してくる人々。

「うちの旦那様は犯罪で働くひとじゃないですけど!」

と、果敢に主張する七咲。文章がおかしいと思うなかれ。このセリフには意味がある。

これは、以前テレビで見たニュースを思い出したからだ。

(現実の事を夢の中で思い出す、というのは七咲にはよくあることだ)

リストラされた夫がそれを妻に言う事ができず、しかし給料は持ち帰らないとならないため

仕事に行くふりをして空き巣をしていた、というニュースだ。

つまり、犯罪、働いている、という台詞は、ここにかかるのである。

(夢の中では情報量がすさまじく一瞬のうちに高速で脳が暴れているんだなとよく解る)

 

しかし、頑なに旦那の犯罪を認めない七咲に、先のおじさんが次々と犯罪の内容を語る。

この辺りがどういうやりとりだったかおぼろげなのだが

頭の悪い妻にいかにして旦那の犯罪を認めさせるか、というおじさんの奮闘と

旦那様は絶対そんな人じゃない、と頑張る七咲を想像していただきたい。

 

「証拠もあるんだ!」「じゃあそれを見せて下さいよ!」という応酬があり、

おじさんが鞄から取り出したのは

プレイステーションポータブル

「ほら、これが(犯人がもっていた)持ち物だ、あんたの旦那のだろう!」

と、居丈高に主張するおじさんよりも、そのPSPに釘付け。

うわ!こんなPSP見たことない!新製品?!新製品が出たのか?

(シルバーで超かっこよかった。ちょっと近未来的な(笑))

あ、クリスマスだからな!どこもクリスマス商戦に入ったんだな、と冷静に分析しつつ

見たことない、つーか、それ旦那様のじゃないし!!

うちの旦那様のは超初期のやつだし!今もそれ使ってるし!

(俺のより七咲に買ってあげたほうが性能がええねんで、といつも言われる)

そりゃ今モンハンやってるからいつも持ち歩いてるだろうけど、

でもそのPSPは旦那様のじゃない!

 

おじさん以外の3名が寝室のがさ入れをしているのを横目に、必死に主張。

布団しいてるんだけどな、それをものともせずがさ入れされてるぜオイ、てな場面なんだが

なんで人の話来てくれないんだこのおじさん、というもどかしさを感じていると

再び玄関のチャイムが鳴る。

 

「(今度こそ本当に)旦那様帰ってきたー!!」

と、孤軍奮闘から解放された喜びと、ほら七咲の旦那様そんな人じゃないでしょー!という

自分は正しい、という歓喜に勝利のガッツポーズ!

犯人はこのおじさんたちの仲間が拘束しているので(夢の中の情報は前後が錯綜する)

旦那様が帰ってきたということは、あきらかな人違いであるわけだ。

おじさん以下3名も、それを認めて部屋を出て行く。

(こんな仕打ちされてるのにあっさり出て行かせるなよ、と言いたいが)

玄関で待っていた旦那様が、何事かと驚いている目の前をおじさんたちが通過。

七咲は慌てて、そのうちの一人を捕まえる。

 

「すいませんけど、あなた方の名称をもう一度教えてもらえませんか」

(こんな人たちにも低姿勢な七咲。いいのかそれで)

そういうと、七咲がつかんでいるのはほにゃらら中学のジャージ。ジャージ!?

とその人を見れば、なんか中学の先生にも見えなくもない(知らん人だが)。

「ほにゃらら団体です。人違いをしてすみませんでした」

と謝ってくれたので、一応、旦那様にも事情を説明してから、その人を解放する。

ほにゃららの所は七咲も「はあ?」って感じだったものの、

あとでネットで調べれば良いか、と旦那様ととりあえず家に入りながら、もう一度状況説明。

その状況説明を聞いた旦那様の返事が。

「俺、それネットで見た」

「はい?」

「なんかそういう理由付けて人の家に入ってきて金品もっていく強盗団があるんやって」

 

えええええ!?

 

オレオレ詐欺、ついに自宅訪問に路線変更か!?

 

でもご心配めさるな、寝室以外には侵入されてません!

そしてうちの財産は寝室には有りません!

 

…というところで、目が覚めました。

 

起きて一番に、ドアのチェーンをチェックしに行きましたよ。

(いや、そこでどうせチェックするなら、財産の方じゃないのか?)

 

 

  

目が覚めた時に、あまりにも現実に直結している夢を見ていると

夢なのか現実なのか、一瞬判断に迷います。

(つまりだらだらと布団で惰眠をむさぼっていて、早く起きなきゃなあと思っていた)

という話でした。

 

ええー、ここまでお読み下さったあなたには、本当にお疲れさまでした。

そして有難うございます。

七咲、たまに「人に聞いてほしい」夢を見るんですが、こうして文章にしてみると

なんだか、大したことないな…、と冷静に慣れますな(笑)

 

いや、昔は「夢日記」とかつけてたんですけど。自分ウケで。

こんなのとか。

 

高級料亭で旦那様と二人、高級懐石を頼むと、女将がつきっきりで料理の説明をしてくれる。

「こちらのお刺身、どのお魚も二枚づつお出しさせていただいておりますが

こちらのかわはぎのみ、お客様は必ず一枚残していただくしきたりになっております」

(お刺身にかわはぎってどうなの?いいの?高級料亭にいったことないからわかんないや)

なぜだかおわかりになります?と女将の挑戦的な微笑と共に、シンキングターイム!!

ちくたくちくたく…

「わかった!!かわはぎを二枚つづけて食べると、かわはぎに加してかわはぎ…」

「つまり追剥(おいはぎ)で縁起悪いから!!」

 

うまい!!と、自分で唸って飛び起きたんですが、今冷静に考えると

なんじゃそりゃ!!

ですよ。


にゃんとも

2010年12月12日 | 日記

(C)CAPCOM CO.,LTD.ALL RIGHTS RESERVED

 

PSPのゲーム、<モンスターハンターポータブル3rd>のキャラクター

転がしニャン次郎

です!

今、彼に無我夢中なのです。無我夢中なあまり、カプコンのHPまで彼の画像を探しに行き

ダウンロード素材を見つけて、ややこしげな利用規約を3回熟読してまで

我がブログに連れてきてしまいました!!

ステキすぎる今日の日!!自分のブログでありながら毎日見てしまいそうだ!!

ああ幸せだ。幸せだ。(ハイハイ)

 

 

   

モンスターハンターは有名ゲームなので、今更、七咲ごときが説明する必要もないのですが

(というか、うまく説明できないので勝手に割愛しますが)

七咲はついに!ついにクルペッコを一人で倒せるまでになりました!(感涙)

 

が!ここらが潮時だと思います!!

 

まさに今モンスターハンター、略してモンハン、をプレイしている方には、

「早ええよ!!」って感じかもしれませんですが、

元々七咲の手に負えるゲームではないことを知っているので、七咲的には予想通りの

潮時具合です。

 

そんな潮時にも関わらず、七咲がモンハンで何をしているかというと。

 

まずゲームの世界でも、生きて行くためには、食料を手に入れないといけません。

肉を入手するために、その辺にたむろしている草食獣を狩りに行きます。

凶暴な肉食獣を狩るのは骨が折れるので、無抵抗の草食獣をめった狩りです。

 

そのついでに、その辺に生えている植物をかき集めたり、石を掘りまくったりします。

自宅には、植物を育てるための畑があるので、モンスターのフンも拾いまくります。

おもに、はいつくばって生きてます。

 

そして肉ばかり食べていてもあれなので、川や湖があれば、すかさず魚も釣ります。

しかし釣りは(釣りも、だろ)下手なので、狙った魚なんかは釣れません。

黄金魚を釣るのにどれだけ一人で悪態をついていたかは語り出すと長くなりますが

今までに一番つらかったクエストは黄金魚の納品です!と胸を張って言えます。

そのため、良い釣り餌を作るために虫も集めに走り回らないといけません。

 

そうしているとそのうちに村人から、

「悪さをするモンスターを倒してくれ」だの、「危険地帯からアレを取って来てくれ」だのと

色々と頼まれるようになるので、それに備えて武器や防具を頑丈なものに

強化する必要に迫られます。(狩りが下手なので、基本、道具に頼る姿勢全開です)

強化する為には、強いモンスターの牙やら鱗やら皮やら、そういうものがいるので

いやでも凶暴なモンスターを倒しに体をはらないといけません。

 

↑ここです。この段階で、七咲はすでに己の狩りに限界を感じております!!

 

本当は、ここがモンハンの真髄なのですが、七咲的には別に名声とか限界に挑戦とか

どうでもいいのです。

ただ純粋に、冒頭の転がしニャン次郎に会いたいがためだけに!

渓流や砂原や水没林やらのフィールドで自給をし、ちまちまと農場で自足する、という

「老後の第二の人生」

 的な世界観が着々と築かれつつあります。(モンハンなのになあ)

 

いやしかし、一目見たその日から、恋の花咲くこともある!といいますから。

ニャン次郎には鼻血を噴きそうなくらいメロメロにさせられ、一瞬で、

モンハンPSP3rdを買って(もらって)良かった!!と感無量でした。

ニャン次郎に会うためなら、

モンハンで数々の栄光をうちたてている人たちの影になることも恥とも思わず、

生ぬるい日陰の片隅で、堂々と生息していける。と思いました。

 

ああ、ニャン次郎に捧ぐモンハン生活、万歳!!

 

 

   

そういうわけで、ブログ界隈では栄えある活躍をうたうモンハンブログが数多くある中でも

堂々と!恥ずかしげもなく!へたれた記事にしたんですが。

 

今回は狩りにつれていけるオトモアイルーを25匹育てられるというところにも

心血を注いでおります。

 

にゃんこです!にゃんこが25匹!しかも一緒に地面をはいつくばってくれる!!

(ゲームの趣旨的には違うんだが)

 

只今、レベル10の「こにゃんこ(メラルー)」を筆頭に(命名七咲)、

「ににゃうー(アイルー)」「にゃんた(アメショー)」「にゃすけ(銀青トラ)」「にゃうえもん(茶ぶち)」

という、5匹のアイルーと共に、凶暴な肉食獣から逃げ回ってます。

 

もう毎日が命からがら!

 

仕事に行く旦那様から「今日はアレ倒しときや!」とか「ここまでやっときや!」とかの

厳命が下るので、一応、形だけはクルペッコと対峙した次第です。

(そして一人で倒したクルペッコ。この日を一生忘れないぜ、クルペッコ。ああクルペッコ)

 

あ。本日は、モンハンを知らない人にはサッパリの話題でスミマセン。

こんな七咲が言うのもなんですが、モンハンは面白いゲームですのでご安心くださいませませ。

 

 

 

 

*旦那様の厳命…モンハンに燃えているのは旦那様の方。

モンハンを夫婦でやるために、ソフトとハードを買い与えられた七咲は唯々諾々と狩りに着いていく。

しかしその腕前はなつき度0のアイルーよりもなお悪い。(足を引っ張ることにかけては天才的)

 

*足を引っ張る…大型獣に息の根を止められるならまだしも、突進してきたイノシシに絶命する。

武器を振り下ろしても、10回に1回くらいしか命中させられない打率の低さは驚異的。

(だって敵との距離とか対峙する角度とかがイマイチ把握できないんだもの)

 

*クルペッコ…レベル3に上がるために倒さないといけない敵。序の口も序の口のクルペッコ。

ちなみにモンハンpsp2rdで七咲が(またしても)フィギュアを買ってしまったのはヤンクック。

ゲーム中あんなにも痛い目にあわされているのにヤンクック。…どっちも名前がツボらしい。


ねこつんじゃった

2010年12月10日 | 日記

ちょっと画像がぼけておりますがいつものことなので…

ここがどこかと申しますと!

じゃーん!!我が家の玄関です!(内側!)

 

団地のドアが鉄制(?)なので、マグネットがくっつくのを良い事に色々ぶら下げております。

自転車の鍵とか(キーホルダーがマグネットになっている)、

ハンコケースとか(100均のマグネットラックにハンコとか筆記用具とかいれてある)

季節の飾り付けとか(春は桜、夏はカエルとカタツムリ、秋はハロウィン、冬はクリスマス!)

そういうものがマグネットで楽々、くっつくってステキ!!

釘やら接着剤やら、テープやらで設置すると壁に傷がつくので、マグネットは重宝してます。

 

それが。

 

今回は、ガチャガチャで見つけた猫グッズがマグネット入りだと解って

玄関ドアのポストポケットに並べてみました。

ああ。玄関を見るたび、にやけてしまいます。

 

 

  

七咲はギャンブルは一切興味がありませんが、ガチャガチャは大好きです。

というか、七咲の好きなキャラクターグッズが大抵、ガチャガチャになっているので

 

ガチャガチャせずにはいられないのです!

 

…「ガチャガチャ」は解りますかね?

お金を入れてハンドルを回せば、カプセルに入ったおもちゃが一つ、ランダムに出てくるあれです。

行く先々でガチャガチャを見れば、心くすぐるグッズがてんこ盛り!

なんなんだ、ガチャガチャ会社!どうしてそんなに七咲のツボをついた商品を作ってるんだ!

 

と、売り手の思うつぼにはまって100円玉をつぎこんで闘志を燃やすガチャガチャ。

今回ハマってしまったガチャガチャの名前は「つみねこ」です。

猫の足と背中にマグネットが入っているので、写真のようにずんずん積むことができるのです!

でも磁石をずんずん積むと、周囲でS極とN極の反発が生まれたりして、上手に積むことができない!

(というか、↑この現象を上手に説明することができない…理科は苦手でございます)

冬の寒い玄関先で一人ぽつねんと試行錯誤を重ね、なんとか形になりました。

 

高さ的には3段が限界でも、チビにゃんこの上にでぶにゃんこが乗ったりも可能!

おおう。ちび、頑張れ!と、目頭も熱くなる!!

このチビが足を踏ん張っているのを見るだけで、七咲も色々踏ん張れそうです。

 

そんな風に勇気と根性も与えてくれる「つみねこ」。

(決して製作者側はそんな意図で作ったわけではないにしろ)

 

元々は携帯アプリゲームらしいのですが、それをグッズ化したものらしいのです。

(七咲は携帯ゲームは知らないので今回、このガチャガチャで知りましたが)

 

どうしてもチビ猫が欲しくて(ガチャガチャでは欲しい商品が絶対手に入らない罠)

全種類セットで販売してないかな、とネットで情報を探しまくったので

つみねこのHPもバッチリ見てきてしまいました。(つみねこで検索すると出ます)

もういい加減、大人なんだけどな自分。とか思いながら

金に物を言わせて全種類コンプリートするか、金に物を言わせて全カプセルを買い占めるか

 

どっちもどっちだよ!!

 

と思ったので、とりあえず1000円だけつぎ込もう!と思って(いい大人なのに1000円って…)

つぎ込んだ結果、大いにかぶってしまいました。かぶったものは友人にあげました。

翌日、こんな玄関を見て絶句した旦那様が、「そんなに欲しかったんか」というので

「実はまだまだ欲しいんだけど!!ていうか欲しいのが全然出ないんだけど!!」

というと、さらに1000円分、投資してくれまして。

12匹居てます!

欲しかったちび猫は結局、1カプセル(チビ猫だけ、1カプセルに2匹入ってる)しか出ませんでした。

2400円つぎこんでこんな感じです。

 

そんな風に、同じ品がかぶってしまうのがガチャガチャの宿命なので、

全商品をかぶらずコンプリートするにはネットで買うのが一番なんです。

が、、今回は如何せん、発売日からかなり経っていたようで、どこも品切れ状態でした。

 

正規の値段じゃない、オークションとかで買うと1万を超えてしまいます。

 

さすがにそこまでして欲しいものでもないので、自分の許せる力量で揃えました。

(自力1000円+旦那様の温情1200円、友人の温情200円)

財布のひもは固い七咲が、一度に1000円も投入することはめったにないので、

旦那様も驚いた(加えて同情した)ようです。反省反省。

 

いつまでも大人になりきれない困った人、それが七咲。

今までにも色んなガチャガチャに惑わされてきたので、もう本当にガチャガチャは卒業しよう!と

思っていた矢先の出来事でした(笑)

 

 

  

今回は、どのカプセルが出ても絶対許せる!と思ったので1000円もつぎ込みましたが

昔、どうしても欲しいガチャガチャグッズがあったときは

それ以外のものが出ると本当に困るので、フィギア専門店で買おう!と思い立ち

日本橋まで出向きました。

(えーと。大阪の日本橋です。東京でいうところの秋葉原です)

 

不要なものを売りたい人から買いとり、それを必要な人に売ってくれるお店です。

そこでは。

 

七咲が欲しかった商品は、12000円もしました。

 

0が一つ多いわけじゃないです。漢字で書くと一万二千円です。

定価200円ですよ?

 

ものすごくレアな商品を欲しがってた自分がおこがましいというか…

その12000円を200円で引き当てる強運をもちえない自分が物悲しいというか…

 

なんか複雑な気分になりましたよ。

(そして、どういう人がどういう意図で買うのか、張り込んで確かめたい衝動に駆られましたよ)