ただごと

たいくつこそがすばらしい!日常のただごとをただごとでない風に綴るのらくら日記

夢のはなし

2010年12月14日 | 日記

年末ジャンボがあたったらなあ、とか、サンタさんがいたらなあ、とかいう類の

夢の話ではなくて、寝ているときに見た夢の話です。

他人の見る夢の話は聞いてもつまらない、というのが一般的なので

読み飛ばしていただいてもオッケイです!(本当にくだらない夢の話なので)

 

とはいうものの、実は、実際の話っぽく書きだしておいて、

「~っていう所で目が覚めたんですよ☆」という手法で記事を書くことも考えたんですが

夢オチで記事を書くにはあまりにも生々しい夢だったので、シャレにならんかもしれん

と思い、最初から夢オチです、と断っておいて、話を始めます。

 

お暇な方には、夢オチだ、というのを一旦忘れて読んで頂くのもありかと思われます。

 

 

  

ある朝。

旦那様は夜勤だったので、帰ってくる前に起きなくちゃなあとか思いながら

七咲くが布団で惰眠をむさぼっていると玄関のチャイムが鳴る。

「ええ?帰ってくるの早くない?!」

と、慌ててパジャマで飛び起きる!(パジャマで出迎える時点で寝坊はバレバレだぜ)

 

とりあえず玄関のカギを外し、チェーンをつけたままドアから様子を見ると

そこには見知らぬ4人の老若男女が待ち構えている。

(夢なので、都合良く数センチの隙間から全員が見える)

「どちらさんですか?」

と七咲が尋ねるよりも早く、

「我々は、ほにゃらら団体のほにゃらら活動をしているほにゃららだ!」

と、白髪交じりのおじさんが威圧的に自己紹介をし、中に入ってこようとする。

(このほにゃららの部分は起きた時点では覚えていたが今はもう忘れてしまった)

「はあ?なんですって?」

と、もう一度名称を尋ねると、お前にその権利はない!とばかりにおじさんの一喝。

「おたくの旦那が犯罪を重ねていることは解っているんだ!開けなさい!!」

げげー!何!?なんですかー!!

と驚く七咲。

 

驚いたのは、<旦那が犯罪を働いている>、という事象にではない。

おじさんが、ドアチェーンがかかっているにもかかわらず、ばーん!とドアを開けたからだ。

チェーンはゴムのように伸びた。

(何故かそのシーンだけは克明に思い出せる。おっさんすげえ!と思ったらしい)

そしてチェーンをはずす間もなく、家の中に突入してくる人々。

「うちの旦那様は犯罪で働くひとじゃないですけど!」

と、果敢に主張する七咲。文章がおかしいと思うなかれ。このセリフには意味がある。

これは、以前テレビで見たニュースを思い出したからだ。

(現実の事を夢の中で思い出す、というのは七咲にはよくあることだ)

リストラされた夫がそれを妻に言う事ができず、しかし給料は持ち帰らないとならないため

仕事に行くふりをして空き巣をしていた、というニュースだ。

つまり、犯罪、働いている、という台詞は、ここにかかるのである。

(夢の中では情報量がすさまじく一瞬のうちに高速で脳が暴れているんだなとよく解る)

 

しかし、頑なに旦那の犯罪を認めない七咲に、先のおじさんが次々と犯罪の内容を語る。

この辺りがどういうやりとりだったかおぼろげなのだが

頭の悪い妻にいかにして旦那の犯罪を認めさせるか、というおじさんの奮闘と

旦那様は絶対そんな人じゃない、と頑張る七咲を想像していただきたい。

 

「証拠もあるんだ!」「じゃあそれを見せて下さいよ!」という応酬があり、

おじさんが鞄から取り出したのは

プレイステーションポータブル

「ほら、これが(犯人がもっていた)持ち物だ、あんたの旦那のだろう!」

と、居丈高に主張するおじさんよりも、そのPSPに釘付け。

うわ!こんなPSP見たことない!新製品?!新製品が出たのか?

(シルバーで超かっこよかった。ちょっと近未来的な(笑))

あ、クリスマスだからな!どこもクリスマス商戦に入ったんだな、と冷静に分析しつつ

見たことない、つーか、それ旦那様のじゃないし!!

うちの旦那様のは超初期のやつだし!今もそれ使ってるし!

(俺のより七咲に買ってあげたほうが性能がええねんで、といつも言われる)

そりゃ今モンハンやってるからいつも持ち歩いてるだろうけど、

でもそのPSPは旦那様のじゃない!

 

おじさん以外の3名が寝室のがさ入れをしているのを横目に、必死に主張。

布団しいてるんだけどな、それをものともせずがさ入れされてるぜオイ、てな場面なんだが

なんで人の話来てくれないんだこのおじさん、というもどかしさを感じていると

再び玄関のチャイムが鳴る。

 

「(今度こそ本当に)旦那様帰ってきたー!!」

と、孤軍奮闘から解放された喜びと、ほら七咲の旦那様そんな人じゃないでしょー!という

自分は正しい、という歓喜に勝利のガッツポーズ!

犯人はこのおじさんたちの仲間が拘束しているので(夢の中の情報は前後が錯綜する)

旦那様が帰ってきたということは、あきらかな人違いであるわけだ。

おじさん以下3名も、それを認めて部屋を出て行く。

(こんな仕打ちされてるのにあっさり出て行かせるなよ、と言いたいが)

玄関で待っていた旦那様が、何事かと驚いている目の前をおじさんたちが通過。

七咲は慌てて、そのうちの一人を捕まえる。

 

「すいませんけど、あなた方の名称をもう一度教えてもらえませんか」

(こんな人たちにも低姿勢な七咲。いいのかそれで)

そういうと、七咲がつかんでいるのはほにゃらら中学のジャージ。ジャージ!?

とその人を見れば、なんか中学の先生にも見えなくもない(知らん人だが)。

「ほにゃらら団体です。人違いをしてすみませんでした」

と謝ってくれたので、一応、旦那様にも事情を説明してから、その人を解放する。

ほにゃららの所は七咲も「はあ?」って感じだったものの、

あとでネットで調べれば良いか、と旦那様ととりあえず家に入りながら、もう一度状況説明。

その状況説明を聞いた旦那様の返事が。

「俺、それネットで見た」

「はい?」

「なんかそういう理由付けて人の家に入ってきて金品もっていく強盗団があるんやって」

 

えええええ!?

 

オレオレ詐欺、ついに自宅訪問に路線変更か!?

 

でもご心配めさるな、寝室以外には侵入されてません!

そしてうちの財産は寝室には有りません!

 

…というところで、目が覚めました。

 

起きて一番に、ドアのチェーンをチェックしに行きましたよ。

(いや、そこでどうせチェックするなら、財産の方じゃないのか?)

 

 

  

目が覚めた時に、あまりにも現実に直結している夢を見ていると

夢なのか現実なのか、一瞬判断に迷います。

(つまりだらだらと布団で惰眠をむさぼっていて、早く起きなきゃなあと思っていた)

という話でした。

 

ええー、ここまでお読み下さったあなたには、本当にお疲れさまでした。

そして有難うございます。

七咲、たまに「人に聞いてほしい」夢を見るんですが、こうして文章にしてみると

なんだか、大したことないな…、と冷静に慣れますな(笑)

 

いや、昔は「夢日記」とかつけてたんですけど。自分ウケで。

こんなのとか。

 

高級料亭で旦那様と二人、高級懐石を頼むと、女将がつきっきりで料理の説明をしてくれる。

「こちらのお刺身、どのお魚も二枚づつお出しさせていただいておりますが

こちらのかわはぎのみ、お客様は必ず一枚残していただくしきたりになっております」

(お刺身にかわはぎってどうなの?いいの?高級料亭にいったことないからわかんないや)

なぜだかおわかりになります?と女将の挑戦的な微笑と共に、シンキングターイム!!

ちくたくちくたく…

「わかった!!かわはぎを二枚つづけて食べると、かわはぎに加してかわはぎ…」

「つまり追剥(おいはぎ)で縁起悪いから!!」

 

うまい!!と、自分で唸って飛び起きたんですが、今冷静に考えると

なんじゃそりゃ!!

ですよ。