ただごと

たいくつこそがすばらしい!日常のただごとをただごとでない風に綴るのらくら日記

買いませんけど

2011年01月31日 | 日記

最近七咲が知った事。RSS。

これは良く聞くけれど一体何なのか?

という、新しい物を極力忌避しながら生きている七咲の奮闘記です。

あ、いやいや、いつもに増してそんな大したネタでもないですからライトに仕上げます。

(努力します)

鼻で笑いながら、この先へお進みくださいませ。

 

 

  

というわけで、RSS!

鈍ってきた理解力では、表示される説明を読もう、とかいう気にもならなくて

しばらくほおっておいたのですが。

(しばらく過ぎて、ウチのパソにこれがいつ導入されたのか?とかさえも覚えてないんですが)

 

とりあえず、この「RSS」マークがついているブログやらサイトやらが

更新されたらそれを教えてくれるらしいもの、ということは

薄ぼんやりと理解できました。あちこちのサイトで見かけるので。

 

うん、なんか便利そうだぞ、と。(←あやしさ満点の理解力)

 

つまりは、1カ月に1回とか、2~3カ月に1回、半年に1回、と

更新状況がものすごく間のびしているブログなんかを設定しておくと

いちいち「更新したかな?」と見に行かなくても、更新されたらパソコンが

「おい!更新されたぞ!お待ちかねの更新だぞ!」と教えてくれるらしい。

(いいですよね?あってますよね??)

もちろん、更新が頻繁なブログの更新状況も教えてくれるのだが

更新が頻繁なら教えられるより先に自力で閲覧しちゃうしな。

 

というわけで、RSSが何たるかが解ったので、じゃあ使ってみよう!と

思ったんですよ。何故か。

(時々、果敢な姿勢を見せる我が精神がたまに他人事のようにも思える)

 

しかし!しかしですよ!!

 

RSSを設定しようとすると

 

あ、このフィードを購読する?

 

って聞かれるんですよ。

 

え?いや?購読しませんけど?!

 

って思いませんか?ビビリな七咲は思いましたですよ!

お金払ってまで、更新状況を知りたいとは思わないですけど?!

という精神で、七咲はそのまま回れ右してきたんですけど。

 

ある時、お気に入り欄を開いて、フィードっていうタブを発見しました。

それをクリックしてみたら、Microsoftだの富士通だののフィードが並んでいたので

この「購読」というからくりがなんかおかしい

(七咲の思い描いているものとは違う気がする)

と気づき、まず、この「ただごと」を購読することにしました。

自分のブログならどう転んでもさほど痛手はなかろうという微妙な警戒心が

まだ少なからず多からず、な七咲。

 

あ、購読する?と聞かれ、うん、購読する。とクリックし、

どこに購読する?と聞かれたので、適当な所に購読する。とクリックしました。

 

購読完了です。 

 

たった2クリックで購読完了しました!課金も支払いも請求も一切がありませんでした!

 

購 読 っ て ! ! ! ?

 

 

  

なんで「登録」じゃ駄目なんだろう。

と思ったので色々検索してたらWebではその手の疑問がてんこ盛りでした。

七咲は何事に対してもスタートダッシュが遅いので、

丁度先頭集団が一周してきた頃に同時に走り出している感が否めません。

今更?!なネタを持ち出して来てスミマセン。

 

まあ、そういうわけで「ただごと」を登録、じゃない、購読して、

それもフィードで見てみたんですが。

 

すげえ!改行が一切ねえ!新聞記事のような隙間の無さ!

 

と、驚いてしまうくらい空白が皆無でした。

他のブログ(調子に乗って色々登録、じゃない、購読してみた)は

イラストも改行もなされているのに、なぜうちだけ?ホワーイ?

購読よりもなお不可思議な現象をみてしまって、やむにやまれない心境です。

 

あ、ちなみにいくつかブログを購読したことにより利便性を感じているかと言えば

まだ更新されてませんよ、と表示されているにも関わらず、

それを信じきれなくて

本当に更新されてないのかな?とむしろわざわざ見にいってしまってるほどです。

フィードを購読することによって、閲覧回数が増えている、という

これまた不可思議な現象に陥っている今日この頃です。


夢の国を愛す

2011年01月28日 | 日記

友人が東京ディズニーランドのお土産をくれました。

ミッキーのキーホルダーなんですが。

「ディズニーランドに行くんなら、なんで誘ってくれなかった!」

と、七咲、猛抗議。

しかし、友人も一歩も引かず、猛反撃。

「あんたディズニー嫌いやん!!」

さあ、これだけの文章をお読みいただきまして。

 

どっちの言い分がよりおかしいでしょう?

 

 

  

どっちでもええがな!というツッコミが聞こえてまいります。

いつも絶妙なツッコミでただごとを支えて下さいまして、まことにありがとうございます。

その支えを胸に、話を続けてまいりますよ。

 

そうです、七咲はディズニーのキャラクターそのものに興味がないのです。

加えて人ごみ酔い、乗り物酔いをするので遊園地にも興味がありません。

そういう意味では「ダブル興味がない頂点」に君臨していると言えるディズニーランド。

その事は15年来の友人も知り尽くしているので、

今回のディズニー旅行に誘ってくれなかったのは理解できるのですが

じゃあなんでミッキーの土産を買ってくる?!

って話ですよ。

 

どうせならまだ食べたことのない東京バナナとか買ってきてほしかった。

1本分けてくれるだけで良いから。

(スイーツにもそれほど興味がないので箱ごと貰っても困ると思う)

どうすればいいんだ、このキーホルダー。

不要物ケースにしまっておけというのか。オークションとかに出しちゃってもいいのか。

と、せっかくの土産物を前に、無粋なことをぶっちゃけちゃう七咲。

(いいから貸せ!と無理やり七咲の鞄のジッパー部分に取り付けちゃう友人)

 

これがミッキーじゃなくてスティッチなら抱きついて押し倒すくらいの勢いで喜んだんだが。

 

と、ジッパーを開け閉めするたびに邪魔になるであろうミッキーを前に、白状する。

「え?スティッチ好きやった?」

ええ。ハイ、そうです。

スティッチもディズニーのキャラクターなのですが、実は数年前からスティッチにメロメロです。

なんだろう。今までのディズニーにない(七咲が一目ぼれしたと言うだけで)

いいデザインだと思うんだ!

もうスティッチが印刷されていると言うだけで

様々なグッズに大枚を払ってしまいそうな衝動と戦うのに必死の毎日ですよ。

 

というような理由から、ちょっとディズニーランドに行ってみたかったんですけど。

 

「そんなにスティッチに会いたかったん?!言うてよ、そんなん行く前に!」

「いや、別にスティッチの着ぐるみはどうでもええねん」

「スティッチやっちゅーねん!刺されんでアンタ!!」

「誰によ?!」

ガチャピンの中に人など入っていない!ガチャピンはガチャピンという生物だ!!

という主張は、ミッキーやスティッチにも有効なんですね。以後気をつけます。

(でも七咲はテレビっ子じゃなかったんで大人になるまでガチャピンを知りませんでした)

「何?アトラクションに行きたいん?」

と言われ、写真を見せられながら、ここがスティッチのな、と説明されるも

「いや?別にそこには入らんでいい」

と流す七咲に友人の尋問は続く。

「はあ?パレード?」

「いやいや、パレードも別にいい」

「じゃあ何しに行きたいんよ?!」

と、かなりご立腹の友人を前に、再びぶっちゃける七咲。

「ちょっとスティッチのグッズ見てみたかってん」

てへ、となるべく童心の無邪気さを装って、可愛く(見えるように)アピールして見せたと言うのに。

 

「お前なんか梅田のディズニーストアで十分じゃ!!」

 

と、マジで怒られました。

 

 

  

その後、梅田のディズニーストアにつれて行かれたのですが

「いや、ここでこのお値段で買うなら、船場の問屋街でもっと安く買えるんじゃ…」

とか

「あ、これくらいなら100均にも売ってるしな」

とかほざいていたら、友人の逆鱗に触れまくって、

 

「もうお前は絶対ディズニーランドに来んな!!」

 

と、三度怒られる始末。

 

すごいですよ、ディズニーランド。

友人は大阪在住ですよ?

しかも有給だって1年に一度とれるかどうか、という勤務状態をかいくぐって

たまに遊びに行くくらいなんですよ?

 

そんなライトなディズニーファンの友人をもして、「行くな!」ではなく、

「来るな!」と言わしめてしまう夢の国。

七咲は、そんなにも友人に愛されるディズニーランドを愛そうと決めました。

 

 

 

 

*「元彼を忘れられない君の心ごと、俺は愛しているぜ」とか云っちゃう昭和男子みたいな感じで。

*ええ、歳をとるごとに嫌いなものより好きなものを増やした方が楽しいじゃないですか。ねえ。


デジタル抗争

2011年01月25日 | 日記

最近気がついたのですが。

見ているテレビ番組が、隣の家の人と、ほぼかぶってます。

 

ウチは団地で壁が薄いので、隣の家のテレビの音がまる聞こえです。

まる聞こえです、というわりに何故「最近が気付いた」のかというと、

最近になってテレビの音が大きくなってきたので

隣人がぼちぼち耳が遠くなった、もしくは、部屋の模様替えをしてテレビを壁側に置いた、

というような背景が伺えます。

もしくは、今まで空き部屋だったけれど、誰かが入居した、とか?でしょうか。

 

なに?隣が空き部屋かどうかさえも解らない状況なのか、とな?

ハイそうです!

居住状態に始まり、名前も世代も家族構成も知らないまったく会ったこともない人と

同じ番組を共有している、というただそれだけで、七咲、妙な親近感がわいております。

 

階段を挟んでのお向かいさんとは挨拶もするし団地清掃も一緒にする仲なのですが

壁一枚向こうの「見知らぬお隣さん」との方が距離が近い気がします。

テレビって、不思議だよなあ、としみじみ思いました。

 

 

  

たかが見ているテレビ番組がほぼ同じ、というだけで

七咲なんかに仲間意識を持たれた見知らぬお隣さんには、迷惑な話かもしれませんが。

ウチの団地は

|部屋、階段、部屋|部屋、階段、部屋|部屋、階段、部屋|

という作りなので、壁向こうのお隣さんとは全く面識がありません。

ベランダを共有していますが、まさか身を乗り出して覗いてみたこともないので

色々共有しつつお互い知らない仲、という感じです。

 

まあそういう具合に、見ているテレビ番組が同じ、という事で気がついたのですが

壁を挟んでいるからか、音声が1~2秒遅れて聞こえてきます。

ウチのテレビを消音にして隣の音声を聞いていると、見事に画面とずれていて

面白いです。

理科や物理が苦手なので難しい事は解りません。すみません。

小学生の時でさえ実験で、「塩を溶かしました。ええ、溶けましたけど何か?」って感じでした。

溶けましたけど何か?と思っていながらも、実験の感想では「こう回答するのが正しい」

というのが授業で透けて見えていたので、小賢しくも模範解答を書いて提出してました。

理科はまず、「面白い!」と思う感性がないと駄目だと思う七咲です。

(そういう意味では今やっと、理科の一歩を踏み出したのか?)

 

そんな我が家とお隣さんのテレビ事情なんですが、まだウチはアナログです。

テレビは地デジ対応ですが、アンテナが、なんか…違うんだと思います。

団地なので、アンテナ工事は団地の管理者がするものだと思って静観してましたが

今のところ、うんともすんとも、「当団地も地デジ化」の情報がありません。

さすがに今年の7月の事なので、もう静観していられず、

管理者のHPを調べてあっちこっちクリックしまくりましたが、途中で飽きました。

 

団地の管理者が工事をしないなら自分たちで何とかしないといけないので

じゃあもういっそ「光ケーブルテレビに入るか」という案も出て

その類のHPを調べてあっちこっちクリックしまくりましたが、途中で飽きました。

 

いや。

団地の管理者にしろ、ケーブルテレビの業者にしろ、電話して聞けば

一発で回答を得られるとは解ってるんですよ?その方が断然早いと解ってますよ?

(とくにケーブルテレビの業者なんかは手ぐすねひいてそうだし)

 

でも、まだ見られるし、いいじゃん!

 

という、「困ってから対処する」典型的体質の七咲としましては半年くらいの猶予じゃ

本腰入れられません。

多分、こういうハタ迷惑な(七咲含む)人たちが7月になってようやく大騒ぎを始め、

現場は混乱を極めるのが目に見えてます。

 

でも別に見られなくてもいいじゃん?テレビくらい

 

と思う、七咲です。

 

 

  

この間、地デジ化のCMを見たのですが、

数十秒間ただただ画面いっぱいに砂嵐が流れ、

「お宅のテレビでは見られません」というようなテロップが映し出されてました。

早く地デジ化しないと7月にはこうなりますよ、という趣旨のCMでしたね。

焦燥感を煽るには、なかなか良いと思いました!

が、別に七咲は焦燥感を煽られませんでした。基本、テレビ見ないんで。

旦那様が見ているから自然に見てるんですが、ないならないで別に…って感じです。

 

そうです!

地デジ化に本気になれないのは、半年の猶予が、とか、まだ見られるし、とかではなく

テレビ自体に執着がないから、なのです。

現に、過去、結婚してこの団地に引っ越してきた時には

インターネットに興味のなかった旦那様を置き去りに、ただ自分本位で

 

がっつり光と契約しました。

 

調べに調べ、試行錯誤を重ねて、半年かけて己に有利で最適なネット環境を確立。

ネットがないと生きていけない!!という一心で全てをやってのけたのですから

我が家を地デジ化するくらい、軽いものなんですよ。しろしろと言われてるだけに。

 

ただ、インターネット環境ほどテレビ環境に親身になれないと言うか…

テレビを見る旦那様には申し訳ございませんが、七咲、そんな具合です。


長いものにも巻かれろ

2011年01月17日 | 日記

先日の記事で書きそこなったので、じゃあこの話題でもう一本記事を上げよう!

と思うくらい、七咲はマフラーが大好きです。

そういう意味では、マフラーを巻ける冬が大好きです。

春夏でもストールやショールがありますが、田舎の日常風景でこじゃれに巻いていると

道行く、若者でない人たちに好奇の目で注目されて恥ずかしいので却下です。

(単に、七咲のオシャレが洗練されていないだけとも言えますが)

 

他の服飾品はそれなりに理性でもって衝動買いと戦うことができますが

マフラーだけは、戦意を早々に喪失するがいい!と、理性が働きかける有様です。

 

そういうわけでマフラーは今、自腹購入頂き物含めて12本あります。

去年のクリスマスと忘年会に新たに2本貰いました。

 

それでもなお。

それでもまだなお、マフラー売り場には必ず立ち寄って試着せずにはいられません。

この巻かれたい精神は一体どこからきているのか、心底、謎です。

 

 

  

そんな七咲の座右の銘は、長いものには巻かれろ、です。

 

…うん、まあ、そういうオチをつけるために書きだした昨日の記事だったのですが

なぜか途中から冷えの話に転じてしまったのでタイトルも「ヒヤヒヤ」に変えまして。

こうなったら新たにもう一本書くか、と勢いだけで書きだしましたが、

これの話をどこに着地させればいいのかわかりません。

 

ええ。そう。

そもそも、どのあたりからマフラーの話に引っ張ろうと思っていたかと言うと

コタツでパソコンをしていると、コタツに入っている部分は暖かいですが

外に出ている手と上半身は寒いので防寒具を着用していますよ、というフリでした。

(ここから軌道がそれた)

 

七咲は寒がりですが、旦那様は暑がりなので、

一緒の部屋にいるというのに、二人の間には北半球と南半球並みの寒暖差があります。

いや、そこまではないか…。

京都と大阪くらいの寒暖差はあると思います。

…前後の喩の規模のあり得ない程の差は見逃して下さい。

(でも京都と大阪の寒暖差も実際、隣の県とは思えないくらいひどい)

 

そういうわけで、結婚した当初、冬の暖房器具は一人用電気ストーブ1台きりだったので

七咲はあまりにも寒すぎて、家の中でもコートとマフラーを巻いて過ごしていた程です。

旦那様曰く「家の中ではコート脱ぎいや」という、まったく奇をてらう事のない非難の一言も

だって寒いんだもの!!

の一言で乗り切っていた冬でしたが

一生分の勇気をふりしぼって、「コタツ買ってもいいかな?!」と旦那様に聞いたのは

2年前の冬。

 

「いいんちゃう?」と、あっさり返答されたことに、

七咲は今までどうしてコートが脱げなかったのか、北風と太陽の話を脳内で反芻しましたが

コートを脱げ!と吹きつけてくる北風も、脱いでもいいんだよ?と温めてくれる太陽も

一切存在していないというのに一人コートを着なくてはならない使命に燃えていたな…

(暖房器具を買うと電気代がその分上乗せされるので迷惑かもしれないと勝手に委縮していた)

と気づいた結婚5年目の冬でしたよ。

 

そんなわけでコタツを自力購入した七咲のお陰で

冬はとても暖かく、部屋はとても狭くなったのですが、さすがにコートは脱ぎました。

やはり北風と太陽の話は正しいですね。暖かいとコートいらないですもんね。

 

それでもまだ寒いことは寒いので、マフラー巻いてます。

「家の中ではマフラーとりーや」という旦那様の至極まっとうな非難の言葉も

だって寒いんだもの!!

の一言でやりすごしている冬はまだ始まったばかりです。

 

 

  

昔、大阪にめずらしく雪が降った時、「雪だ!大雪だー!!」と

わずか3センチ程積った雪に浮かれて犬並みに駆けまわって会社に到着した日、

京都に住む同僚は「スミマセン!雪が降り積もって家の玄関が開きません!!」と

欠勤の電話をかけてきた時に、京都と大阪では雪の意味合いが違う、と知った次第です。

 

それくらい雪をなめている七咲は、冬には雪の方面へ旅立ちたくてたまらないので

毎年毎年毎年、「雪見たい!雪山にいきたい!百歩譲ってスキー場でもいい!」と

旦那様に熱心にアピールしているのですが

「家でマフラー巻いてる七咲が雪地方になんかいけるわけないやろ」

と一蹴されます。

 

…さもありなん。

 

長い物に巻かれるや巻かれざるや?

などと、雪景色の映像を見れば常に己に問いかけつつも、

新年会があったので、クリスマスに貰ったマフラーをまいて颯爽と出かけてきました。

「どんなもんや!」と贈ってくれた友人にその姿を見せつければ、返ってきた一言は

「それ、ひざかけなんやけどな?」

でした。

同席していたもう一人には、「あたしのんはストールやで」と釘を刺されました。

 

長い物に巻かれるだけに飽き足らず、長くなくても巻かれろ、というのが

今年の七咲スタイルだということでしょうか。

 

(そして雪の旅計画がまた遠のいていく)


ヒヤヒヤする

2011年01月16日 | 日記

先日、「部屋が温室効果で暖かい」という暢気な話をしたばかりですが、

今日はいきなりぐぐっと寒くなりましたね!

七咲の地域は、明け方の雪がうっすら積もった程度ですがそれでも

今まで、「うっひょーさむーい」とか云ってた自分に、アホめ!と言ってやりたいくらい

寒 か っ た !

「うっひ…ピッキーン(←凍った)」って感じでした。

うん、これが冬ってやつだった。

 

今までのは前哨戦だ!これから本格的に冬との負け戦が始まるのだ!!

 

…もう負けると解っているので、じたばた抵抗しない潔さでもって

白旗をあげながらの戦いですよ。

(白旗を上げつつも戦いを放棄できないところがあっぱれだ)

 

 

  

夜、帰ってきたら、一日無人だった室温は、9℃でした。

9℃!おお、我が葉っぱたちは良く耐えた!!

浮かれて新芽を出してたコバカちゃんたちも、今が冬だと身をもって解ってくれる室温だ。

 

というわけで、電気ストーブを入れた今、14℃あります。

そろそろ部屋が暖かくなったので、ストーブを切ってコタツのみで乗り切れそうです。

 

コタツ。素晴らしき日本の暖房器具。効率的かつ効果的、加えて非人道的。

首まで潜り込めばもう一歩たりとも出ることはまかりならない、ある意味拷問の様。

食事もトイレも人間の極限ギリギリまで耐え忍ぶ。そのくせ睡魔が襲い来る。

様々なものと戦いながらコタツに入っているのだ!!

決してぬくぬくと怠惰をむさぼっているわけではない!己とコタツとの真剣な対峙だ!!

 

…ハイ、そういうわけで真剣にコタツに入ってます。室温は12度まで下がってきました。

一人だとストーブが勿体ない気がして、コタツ一本真剣勝負、が七咲の冬なんですが。

この記事を作成している今は、キーを打つ手が冷えにしびれるのでアームウォーマー必須。

 

冷えにしびれるって。

こんな専門的な(?)表現を使う日が自分にこようとは…、と

今ちょっと思考停止してしまったので、当初の記事からは脱線しますが

冷えの話に切り替えます。

 

いや、昔は、「冷え」と無縁だったんですよ?

職場のパートさんたちが冷えの話をする度に、「意味が解らない」と思っていましたよ?

おお。これが「冷え」か。ついに七咲も「冷え性」か。

ありがたく謹聴していた様々な冷え対策が今脳内を駆け巡る。

何事にも耳を傾けよ、という事か。

 

そんな七咲としましては、今更、冷えについての話を記事にしようとするのは

オコガマシイというものです。(冷え性ルーキーですからね)

ただ、「冷えの意味がわからないよ」と思っていた若かりし自分がいたという事が

まだ鮮明な記憶のうちに、今、冷えに悩む皆様方に伝授したい事があります。

 

若い子に、冷え性の辛さを語っても、「はあ…」という鈍い返事が返ってきた時は

こう説明してあげて下さい。

 

真冬のスケートリンクに裸足で立ってるようなものなのよ!!

 

と。

この発言で、七咲の友人たちは、一斉に「ああ!」と言ったから完璧だと思われます。

(ファブリーズのCMなみに、心底、ああ!と言われ、そうそうそうそう、と同意を得た)

靴を履いていても床からの冷えが伝わるのよ、と言われても

座布団の上に座ってても冷えで太ももがしびれるのよ、と言われても

「はあ」としか返せなかった過去の愚かな七咲のよこっつらを張り倒す思いで

冬の職場で冷えに悩む皆様に、周りの理解が得られることを、切に!切にお祈りいたします。

 

 

  

七咲も、厚い靴下にスリッパを履いているにも関わらず「床を歩きたくないな」と思うくらい

冷えに敏感になれました。

 

なれましたって。

そりゃもう、そうならない方が断然良かったんですけれども。

なってしまったからには、そうなってしまった事実を「良い」ように考えなくては!!

と、具体的に思ったわけではないんですが、

それでも一番に考えたことは、葉っぱちゃんたちの事でした。

 

こんな寒い床の上に鉢を直に置いているなんて!!

 

その頃は植物図鑑もよく読まず、やっつけで植物を育てていたので

絨毯も敷いていないフローリングに鉢を直置きしていたんですが

それが何故か、いの一番に目に入りました。

自分が床の上に直で座っていることを想像しただけで身震いがしたので

その当時の冬から、今にいたるまで、

 

床に置かれていた葉っぱちゃんたちの鉢はなるべく上の方の棚に、

棚に置けない大鉢の下には、なんらかのクッションを敷くように、なりましたとさ。

めでたしめでたし。

 

ですよ。

あった。良い事。一つ。うん。

 

と、思わず単語で感想を述べてしまうくらい意図した記事でなくなってしまったことに

冷や冷やした冬の夜、でした。

…おお、そうきたか。

 

(この人部屋のなかでマフラー巻いてますよ、って話をしようと思ってたんですけどね?)


初春や?

2011年01月13日 | 葉っぱのミカタ

新年のご挨拶からずいぶんと間が開いてしまいました。すみません。

年末からステキな風邪をひいて寝込んでいたのですが

体調が戻らずぐずぐずしていたら、いつの間にか世間様はお正月が終わっていたのです!

ある意味寝正月で、正月活動を現実に何一つこなさなかったので

なんとなくまだ正月気分でいた七咲でございます。正月ボケ以前の問題です。

 

そんな七咲とはうらはらに、七咲ファミリーは絶好調なんですよ!

ってことで。

今日は久しぶりに、ウチの葉っぱちゃんたちの様子に触れます。

 

  

七咲家は団地の2階ですが、

南向きのベランダが二部屋分ぶち抜きのリビングになっていますので、天気のいい日は

やや温室効果にあやかっております。

昨日の昼間なんかだと、暖房器具を入れなくても室温が20度ありました。

外気温がもう少し暖かいと、22度くらいまでは余裕で上がります。

昼の窓際なんかは暑いくらいです。

そのせいで、葉っぱちゃんたちは何を勘違いしたのか、新芽を出しまくってます。

 

まず、ガジュマル。

ハイドロで水だけで育てている子ですが、ぴっちぴちの新芽が開いていました。

驚いて、鉢植えの方のガジュマルもよく見てみれば

開いてはいないものの、ほとんどの枝先に、くるくるっと丸まった新芽発見。

南の方の木なので、冬の今潅水を控えているんですが…

いるか?!水?

まあ聞いても答えてくれないので、もう少しほっとくか…

葉っぱもテッカテカで、冬とは思えない美しさですよ。

(‘てかてか’を褒め言葉に使うあたり、どうなの?いいの?そんなツンデレな関係)

 

次にブレイニア。

小さな鉢の子は水やりを控えるとすぐに弱るので、

冬の今でも土が乾いたら即水を上げてますが、その湿潤と温室効果が相まって?

小さな新芽がいくつも出てます。

新芽を出していながら、古い葉を落としているので枝はすかすかなんですが。

喜んでいいのか、叱ってやればいいのか、…丸刈りにしておけばいいのか。

大きな鉢植えの方は潅水を控えることをやめたので、落葉が減ってる感じがします。

新芽は出ていませんが、昨冬に比べると元気です。

(昨冬に比べると、っていうのがまた、比べる基準がおかしい、と言わざるを得ないといいますか)

やはり、図鑑の教えに従って潅水を控えていたのが良くなかったのか?

うちのブレコは、図鑑に従わないあまのじゃくなのか?ただのフリか?

…その答えは、多分、春に出るでしょう。

 

それから、困るほど新芽が出まくっているのが、グリーンドラム。

冬に突入する前に伸びきった枝を切ってやったと言うのに

あらたに伸びてきた枝が3本、さらにチビチビの枝が1本…

伸びてきた中には、もう自身を支えられなくて弓なりになってるのもあるんですが

冬の今切ったとしても、

枝挿しで生きながらえさせることはできない!

と解っているので、伸ばしたまま、春を待ってます。

そろそろ支柱を考えないと、倒れそうです。

(あの秋の散髪はなんだったのか…、いや、いうまいと思いつつも…)

 

ペペロミアも新芽が伸びてます。

だらだらだらだらだらけているから、こっちの目を欺けていると思ったら大間違いだ!

新芽が着々と伸びているのは解っているんだ!!神妙にしろ!

と、からまった枝をほどいていたら、奥の方から新たに伸びてきた枝を発見。

お前も伸びる気か。

と、やや半眼になったので、春になったら適当に切って、挿し枝にして

鉢を分けてやろうかと画策中です。

何を画策するかって、旦那様の目を欺くための画策です!

いかに鉢が増えていないかのように見せる為には

まずペペを奥の方に配置して鉢は同系色で擬態させて二鉢あるように見せない努力を…

(ペペに神妙にしろと言う前に、七咲が神妙にするべきでは?)

 

サボテンも伸びてます。

アジアンタムも伸びてます。

今、ちょっと暖かいだけなんだ。冬はまだ終わってないんだ。というか

大阪冬の陣は2月からが本番なんだ!

と、毎年毎年言い聞かせているのに、毎年毎年新芽を出すこやつらをどうしてくれようか。

新芽を出す元気があるなら、2月の寒波にそなえて体力を温存しておいてほしい!

と、毎年毎年、思うので、もういい加減慣れろよ、と己に言い聞かせるべきかもしれません。

 

 

  

本当に、葉っぱちゃんたちの気温に忠実なことには頭が下がります。

七咲なんて、

まだ1月なんだからな、と、日中どれほど暖かくてもエリマキトカゲのようなマフラーを巻いて街中に繰り出し、

そのせいで汗だくになりそれを冷やして風邪ひいたり

もう3月になったしな、と、春物売り場につられてアホみたいな薄着になったりして

そのせいで芯から冷えて風邪ひいたりしてますけども?

 

七咲の暦に忠実なところと、葉っぱちゃんたちの気温に忠実なところとが逆になれば

お互いにとって良い具合にハマるんじゃないか?と思わずにはいられないのがまた

長くつきあっていける秘訣なんだと思ってます。