変わっていく

クレジットカードの切り替えは、有効期限切れのタイミングの時、またはカード会社の都合の時もある。

ヤフーカードはTポイントも貯まるから、と作ったカードだったが、

段階的にPayPayへと統合されているため、先日うちへも新カードの封書が届いた。

開けてみると、黒いシンプルなカード。

台紙に張り付けてあるのはいつものこと。

その台紙に機械で印字する際にはよく使用されるフォントで大事な番号などが記載されている。

いつもならカード表に契約番号・有効期限など重要な情報が浮き上がって表示され、銀箔の装飾も綺羅きらしく見栄えもいいのだが、それがない。
真っ黒、白抜きの文字で名前のみ。
後ろにセキュリティコードもない。

だから台紙の一部分に重要情報がまとめて印字され「台紙より切り取り大切に保管ください。」と小さい文字ながら太字で記されていた。

切り取れる部分に、そういう必要な情報がまとめられているのだ。

うっかりと捨ててはいけない。

あれだ、なんでもタッチ操作になったこと、WEB上で不正に使用されないよう、防止策の一環としてカード番号をさらさないことにしたのだ。
カードの中になんらかのチップが埋め込まれていて、カードリーダーを通さなければ、カード情報は読み取れない、それで買い物できる環境が整った（完全になのかは疑問だけど？）ということだ。

スーパーなど食品の売り場ではクレジットカード使用時にサイン不要になったのは相当前からだったと思う。
カードにはICチップが埋め込まれて、最近ではさらに、決済処理もICチップの情報を非接触で読み取れるようになってきている。
CMでこのマーク（電波を発しているような）があればタッチ決済できます、なんてやってるものね。

リアルの店舗、おおむね外出の時は特にセキュリティコードがなくても買い物できるが、パソコンもしくはスマホでのWEBでの買い物の際に、この台紙の控えの内容がないと困ることになる。裏面に記載の３桁のセキュリティコードを確認できないから。
たぶん私は覚えていられない。

うっかりと捨てちゃう人も多いのではないだろうか。

どうやら、PayPayアプリとSNS認証で確認できるらしいけれど。
不安になるじゃないか。

こういうところは気をつけておかないと。