湊かなえ原作「リバース」のドラマの放映が終わって、まだ日にちは経っていないけど、早速「深瀬ロス」に似た感覚を味わっています。
深瀬とは、藤原竜也演じる「深瀬和久」のこと。
大学時代に４人で、村井隆明（三浦貴大）の親の別荘に遊びに行った際に、前日の事故処理対応で一人村井だけが遅れて現地入り。
ところが、物凄く雪深い山中で、しかも当日は吹雪いていた。
村井は、「タクシーつかまんないじゃん、誰か迎えに来いよ」と、再三電話をかけるも、浅見康介（玉森裕太）、谷原康生（市原隼人）、広沢由樹（小池徹平）の３人とも、既にアルコールを口にしていた。
唯一、アルコールを飲んでいないのは深瀬和久ただ一人だったものの、運転出来ない…。
就職内定が決まっていた浅見と谷原は、飲酒運転がばれたらマズイと、ただ一人内定をもらっていない広沢に「迎えに行け」と指示をする。
心配する深瀬に、「行くわ」と笑顔で返し、道中寒いだろうからと、親切心で深瀬は、「ハチミツ入りのコーヒー」を作って広沢に持たせ、笑顔で手をふり広沢は車に向かった…そして、広沢の「乗ったであろう」車が事故を起こし、やがて炎上して、肝心の広沢は半年後に遺体で見つかった…ということが、事の発端なんだけど。
藤原竜也の演技を、正直、私はまともに見たことがなかったかも知れない…。
ホラー系や恐いものが苦手で、「デスノート」も見たことがないもので。
しかし、「深瀬和久」という、実に何ともパッとしないウジウジした男の役を、こうも「自然に」演技が出来るなんてと、とても驚いたし、何て演技の上手な役者なんだろうと、いちいち感心しながら見ていましたよ。
このドラマ、回を追うごとに、じわりじわりと面白さが増していったように思います。
私の中で、「深瀬くん」はもうね、愛着ある人物になっていきましたよ。
普通は、こんなどんくさいヤツ、いくらイケメンでも知らんがな！となってしまうんだけど、何だろうなぁ、回を追うごとに、深瀬くんもだんだん「成長」していっているんだよね。
明らかに、成長していってた。
ドラマの最終話のストーリーは、原作者の湊かなえが書き下ろしたということなんだけど、原作では広沢くんがなくなった直接の原因は、深瀬くんが広沢くんに持たせた「ハチミツ入りのコーヒー」なんだってね。
深瀬くんは知らなかったんだけど、広沢くんは「蕎麦アレルギー」だったそうで、このハチミツは蕎麦をもとに作られたハチミツだったっていう…。
しかも、深瀬くん、このハチミツが蕎麦から作られたものだということは、当時は全然知らなかったわけで。
自分の大好きな親友を、よりによって「自分が作ったコーヒー」でアナフィラキシーショックを起こさせてしまったなんて、悲劇すぎるよね…。
最終話、広沢くんのお母さん役の片平なぎさの演技と、お父さん役の志賀廣太郎の演技が、もう見事でね。
対照的な二人の感情の表現が、涙なくしては見られなかったな。
いつの間にか、片平なぎさもお母さん役が似合うようになってきましたね。綺麗な方なんだけど、メイクや服装で、田舎の農家のお母さんを見事に演出していたのは、さすがです。
お父さんの志賀さんも、ちょくちょくドラマでお見かけする大ベテランの方ですが、あの佇まいと空気感は、広沢くんのお父さんとしては重要なテイストだったなと、つくづく思います。
このドラマでの戸田恵梨香ちゃん（広沢くんの元カノ）、「復讐」をしてしまうことにはなるんだけど、深瀬くんとのコンビネーション見てると、何だか可愛いのですよ。
ドラマの中で、「この２人、結ばれて欲しいなぁ」と、応援してましたもん。
あとね、個人的に、門脇麦ちゃん、凄いなと思いました。実際の彼女はまだ若いんですよね？
だけど、小さい子を持つお母さん役が、物凄く「自然」で、びっくりしました。
デビュー作がなかなか過激な内容だったそうだけど、いい女優さんになって欲しいなと応援したくなりました。
それから、浅見くんを演じてた玉森裕太って、ジャニーズなのね！？
ジャニーズ？？ホントに？？？
彼、演技が上手ですわ。
いい味出してましたよね。
あと、YOUのカフェのマスターの奥さん、いいですねぇ。
何か癒されます、あの声。
市内にあったら、絶対常連になる自信あり(^_-)-☆
深瀬く～～～～～ん、会いたいわ～～～～(*^-^*)
いいドラマでした。
最近、TBSはドラマ制作頑張ってますなぁ。
出演者ありき、芸能事務所ありき…のものってね、いい加減うんざりなの。
やっぱり、脚本でしょ、大事なのは。
その次が配役で。
TBSのドラマ班の皆さん、「小さな巨人」も面白かったけど、こういう「リバース」のようなストーリー重視で、今後もよろしくお願いします。
人気ブログランキング ←いつもありがとうございます。
深瀬とは、藤原竜也演じる「深瀬和久」のこと。
大学時代に４人で、村井隆明（三浦貴大）の親の別荘に遊びに行った際に、前日の事故処理対応で一人村井だけが遅れて現地入り。
ところが、物凄く雪深い山中で、しかも当日は吹雪いていた。
村井は、「タクシーつかまんないじゃん、誰か迎えに来いよ」と、再三電話をかけるも、浅見康介（玉森裕太）、谷原康生（市原隼人）、広沢由樹（小池徹平）の３人とも、既にアルコールを口にしていた。
唯一、アルコールを飲んでいないのは深瀬和久ただ一人だったものの、運転出来ない…。
就職内定が決まっていた浅見と谷原は、飲酒運転がばれたらマズイと、ただ一人内定をもらっていない広沢に「迎えに行け」と指示をする。
心配する深瀬に、「行くわ」と笑顔で返し、道中寒いだろうからと、親切心で深瀬は、「ハチミツ入りのコーヒー」を作って広沢に持たせ、笑顔で手をふり広沢は車に向かった…そして、広沢の「乗ったであろう」車が事故を起こし、やがて炎上して、肝心の広沢は半年後に遺体で見つかった…ということが、事の発端なんだけど。
藤原竜也の演技を、正直、私はまともに見たことがなかったかも知れない…。
ホラー系や恐いものが苦手で、「デスノート」も見たことがないもので。
しかし、「深瀬和久」という、実に何ともパッとしないウジウジした男の役を、こうも「自然に」演技が出来るなんてと、とても驚いたし、何て演技の上手な役者なんだろうと、いちいち感心しながら見ていましたよ。
このドラマ、回を追うごとに、じわりじわりと面白さが増していったように思います。
私の中で、「深瀬くん」はもうね、愛着ある人物になっていきましたよ。
普通は、こんなどんくさいヤツ、いくらイケメンでも知らんがな！となってしまうんだけど、何だろうなぁ、回を追うごとに、深瀬くんもだんだん「成長」していっているんだよね。
明らかに、成長していってた。
ドラマの最終話のストーリーは、原作者の湊かなえが書き下ろしたということなんだけど、原作では広沢くんがなくなった直接の原因は、深瀬くんが広沢くんに持たせた「ハチミツ入りのコーヒー」なんだってね。
深瀬くんは知らなかったんだけど、広沢くんは「蕎麦アレルギー」だったそうで、このハチミツは蕎麦をもとに作られたハチミツだったっていう…。
しかも、深瀬くん、このハチミツが蕎麦から作られたものだということは、当時は全然知らなかったわけで。
自分の大好きな親友を、よりによって「自分が作ったコーヒー」でアナフィラキシーショックを起こさせてしまったなんて、悲劇すぎるよね…。
最終話、広沢くんのお母さん役の片平なぎさの演技と、お父さん役の志賀廣太郎の演技が、もう見事でね。
対照的な二人の感情の表現が、涙なくしては見られなかったな。
いつの間にか、片平なぎさもお母さん役が似合うようになってきましたね。綺麗な方なんだけど、メイクや服装で、田舎の農家のお母さんを見事に演出していたのは、さすがです。
お父さんの志賀さんも、ちょくちょくドラマでお見かけする大ベテランの方ですが、あの佇まいと空気感は、広沢くんのお父さんとしては重要なテイストだったなと、つくづく思います。
このドラマでの戸田恵梨香ちゃん（広沢くんの元カノ）、「復讐」をしてしまうことにはなるんだけど、深瀬くんとのコンビネーション見てると、何だか可愛いのですよ。
ドラマの中で、「この２人、結ばれて欲しいなぁ」と、応援してましたもん。
あとね、個人的に、門脇麦ちゃん、凄いなと思いました。実際の彼女はまだ若いんですよね？
だけど、小さい子を持つお母さん役が、物凄く「自然」で、びっくりしました。
デビュー作がなかなか過激な内容だったそうだけど、いい女優さんになって欲しいなと応援したくなりました。
それから、浅見くんを演じてた玉森裕太って、ジャニーズなのね！？
ジャニーズ？？ホントに？？？
彼、演技が上手ですわ。
いい味出してましたよね。
あと、YOUのカフェのマスターの奥さん、いいですねぇ。
何か癒されます、あの声。
市内にあったら、絶対常連になる自信あり(^_-)-☆
深瀬く～～～～～ん、会いたいわ～～～～(*^-^*)
いいドラマでした。
最近、TBSはドラマ制作頑張ってますなぁ。
出演者ありき、芸能事務所ありき…のものってね、いい加減うんざりなの。
やっぱり、脚本でしょ、大事なのは。
その次が配役で。
TBSのドラマ班の皆さん、「小さな巨人」も面白かったけど、こういう「リバース」のようなストーリー重視で、今後もよろしくお願いします。
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