山口県地域人権運動連合会(人権連)

いつまでも住み続けられ、平和で人間らしい暮らしができる地域社会の実現を

ブログをご覧いただきありがとうございました

2009年12月21日 | 日記・エッセイ・コラム

今年2月5日に山口県人権連のブログを開設して以来、約10ヶ月余りになります。この間、2,200件余りのアクセスをいただきました。ご覧いただいた皆さんありがとうございました。

今年も残すところ10日です。皆さんは今年どんな年だったのでしょうか。

山口県人権連は、昨年、山口県が実施した「人権に関する県民意識調査」に基づいて、県下20自治体へも独自に「意識調査」の実施を要望し、その内、1自治体を除いて(長門市は県の生活圏域で対象に含まず)18自治体で実施されました。その調査結果を、今後の行政に活かしていただくために、例年7~8月に実施していた自治体要請を、今年は4月の下関市から5月22日の宇部市まで20市町を訪問し要請を行ないました。

7月には、山口県人権連第4回大会を開催し、各界との交流会も意義ある会となりました。

10月には、山口県知事と、県教育長に基本4項目の要請を行ない、今年20回目となる「地域人権問題フォーラム」も各界・各層から1,200名余りのご参加で成功させることができました。

また、引き続き「県民大運動」に取り組んでいますが、何といっても今年の最大の出来事は、8月末の総選挙で10年間続いた自・公連立政権が大敗し、民主党を中心とした鳩山内閣が誕生したことではないでしょうか。

しかし、鳩山首相、小沢幹事長の献金問題、後期高齢者医療問題、沖縄の基地問題、高速道路無料化、子ども手当、年金問題等々あげればきりがありません。

私たち山口県人権連は、人権と民主主義、住民自治が尊ばれる地域社会の実現をめざして引き続き奮闘します。今年1年のご支援とご協力にお礼を申し上げます。  (Y)


人権週間に思う

2009年12月03日 | 日記・エッセイ・コラム

1948年12月10日に、「世界人権宣言」が第3回国連総会で採択されたことを受けて、12月4日から10日を「人権週間」と位置づけ、早速新聞等に広告が掲載された。

タイトルは、「みんなで築こう人権の世紀」~考えよう相手の気持ち 育てよう思いやりの心~と。ふと、違和感を感じた。

「人権の世紀」を築くことにはいろいろな意味がふくまれるので問題ないと感じたのだが、後のサブタイトルは納得できない。相手の気持ちを考えることも大切だし、思いやりの心もなんとなく分かるような気がするのだが、世界人権宣言は、そうゆうことを謳ったものではないのではないかと思う。

「相手の気持ち」や、「思いやりの心」だけで、「世界人権宣言」を捉えているとしたら、山口県の「山口県人権推進指針」からみても違和感を感じるのはおかしいでしょうか。 (Y)