お昼休み直前に、好きな人からの電話。
「昼、なんか予定ある?」
ないない。あってもナシにする。
「メシ食いに行こうか」
ランチのお誘い、久しぶりだなぁ。
いつものラーメン屋で集合ね、と約束をして、バタバタと職場を出る。
待つのが苦手な彼がケータイを鳴らしたときにちょうど私が到着。
「遅ぇよ」
「急いだよ、これでも!」
私は笑いながら言う。
彼:ところでさ、検査ってどれくらいかかるの?」
桃香:そんなにかからないよ。
彼:じゃあ、一泊?
桃香:うーん、二泊かな。結果によるかもしれないけど。
ふーん、と言って彼が黙る。
一応、心配してくれてるんだろうな。
彼は最近、沢山のことがあって、周囲の人の健康とか死とかに過剰に反応する。
彼:君は不摂生の塊だから、ガンでも不思議はないけどさ
桃香:ひどいなぁ。でもあたってるか…
彼:もうちょっと規則正しい生活しなよ。
私は笑う。
これから当分会えないと思う。
検査の後、休みなく深夜まで残業の日々が続く。
会いたくなっても会えないから今日会えたことを素直に喜ぼう。
「昼、なんか予定ある?」
ないない。あってもナシにする。
「メシ食いに行こうか」
ランチのお誘い、久しぶりだなぁ。
いつものラーメン屋で集合ね、と約束をして、バタバタと職場を出る。
待つのが苦手な彼がケータイを鳴らしたときにちょうど私が到着。
「遅ぇよ」
「急いだよ、これでも!」
私は笑いながら言う。
彼:ところでさ、検査ってどれくらいかかるの?」
桃香:そんなにかからないよ。
彼:じゃあ、一泊?
桃香:うーん、二泊かな。結果によるかもしれないけど。
ふーん、と言って彼が黙る。
一応、心配してくれてるんだろうな。
彼は最近、沢山のことがあって、周囲の人の健康とか死とかに過剰に反応する。
彼:君は不摂生の塊だから、ガンでも不思議はないけどさ
桃香:ひどいなぁ。でもあたってるか…
彼:もうちょっと規則正しい生活しなよ。
私は笑う。
これから当分会えないと思う。
検査の後、休みなく深夜まで残業の日々が続く。
会いたくなっても会えないから今日会えたことを素直に喜ぼう。