虚言Blog

ホントかウソかわからない私の経験談を交えながら
恋愛のことを書き連ねるBlogになっていく予定。

憎まれ口でも恋すれば

2004-08-30 21:27:03 | Weblog
手術の後、好きな人からの着信。
「どうよ、調子は」
彼に聞かれて私は答える。
「身体は切るもんじゃないね。麻酔が効きにくくて辛かった」
「全身麻酔でも効きにくかったりして」
怖いこと言うな。

でもどんな憎まれ口叩いても、わざわざ連絡をくれる優しいところが好き。

待ってた?

2004-08-30 06:56:23 | Weblog
さて、下の記事の続きです。

オマエみたいなバカは癌で死んでしまえ!

と好きな人に言われても、私は仕事をするのだ。
と思いながら職場に行ったら、
彼がいた。

私の顔を見ても笑いもしなかった。

だけど、私が来るだろう場所で、
待っていてくれたという事実だけでいいです。
なんだか嬉しかったです。

「何してんのー?」
と笑いながら言うと、
「暇だったから涼んでた」
って言っていた。
仕事を片付けてから少し話をして、
「オマエは癌じゃない。痩せないもん」
と憎まれ口を叩かれながら励まされて帰りました。

会えてよかった。
明日はちょっと辛い検査が待ってる。
でも頑張ります。

冗談でも言って欲しくないよね

2004-08-30 06:51:52 | Weblog
外泊できることになった。
帰ろうとしているところに
「今日、見舞いにいってやるよ」
と好きな人からメールが。
慌てて電話する。
「私、今日は外泊するから」
「外泊してどうすんの?」
「仕事するよ。まさかこんなに入院が長引くなんて思ってなかったから」
すると彼が電話の向こうで言った。

「バカじゃねーの?オマエなんかガンで死んでしまえ!」

…。
………。
電話をしていた病院の屋上でちょっと泣きました。
お医者さんから、
「かなり黒に近いグレーで、癌」
って説明を受けた直後だったので、あまりにもタイミングが悪くて泣いた。
「…言われなくてもそのうち死ぬかもしれないし。
 でもそういうこと言ってると、本当に相手が死んだとき、
 今度は自分が死ぬほど後悔するから言っちゃダメだよ」
と静かに言って電話を切った。

すぐに
「メシ食いに行こうか」
とメールが来た。
「まだ外泊許可がちゃんと下りてないから出かけられない」
というと連絡が途絶えた。
でもどうしようもないので、泣きながら帰った。

仕事が待ってる。
オマエみたいなバカは死んでしまえ、と言われても
今いきなり死んだら周りは困るだろうし。

すっぴんヨレヨレ

2004-08-29 11:44:03 | Weblog
好きな人からメールが来る。
「いつ退院するの?」
…私も知りたいよ。

でもすっぴんヨレヨレの私は見られたくないから
見舞いは来なくていいよ。

二年後の真実( ゜〇゜;)

2004-08-28 10:13:43 | Weblog
入院中のワタシですが。
二年前、この病棟に好きな人が入院していた。
その頃、私は彼の彼女で、仕事が終わると毎日、会社の近くにあるこの病院に通った。
通勤するときにも病院の前を通るので、
彼の病室を見上げては

早く良くなってね

と思ったりしていた。
でも、ついさっき気付きました。

道路側からは彼の病室は見えない。

私が甘い気持ちで見上げていた窓は、
洗面所でした。

苦しい説明

2004-08-27 17:33:02 | Weblog
今、同室の人が手術のために下剤の説明を受けている。
聞いている私までおなかが調子悪くなるような感じだ。

バースデイイブ

2004-08-27 16:47:01 | Weblog
仕事を片付けて帰ろうとしていたら、好きな人が電話をくれた。
「今、君んとこの会社の近くにいるんだ。お茶しにいこう」
と。
うん、と言って私たちは遊びに出掛けた。

お茶を飲むつもりだったのに、入った店はどちらかと言うと食事をする店だったので、
二人でビールを飲みながら辛いパスタを食べて話をした。
彼の姪の事や私が来年の春に仕事を変わること、入院の事などを淡々と話した。
いい話も悪い話もごちゃまぜで。
帰りは
「数時間早いけど、誕生日おめでとう」
と言って笑顔で別れた。
かわいい、かわいい時間。

環境の変化

2004-08-26 15:28:50 | Weblog
来年の春、仕事を変わることになりそうです。
…変わります。
もう決めたんだ。
彼と仕事で会うこともなくなるでしょう。

彼も来年は異動です。
今はお互いの職場を10分で行き来できる。
でも今度は…?
どんなケースを考えても今より近くなることはなさそうです。
彼の異動についてはもう情報が入ってきている。
決まってないのは私の勤務地だ。
もう会わなくなるんだろうか。
少なくとも、今みたいに帰りにお茶したりはできなくなるんだなぁ。

ランチデートしてきたよ

2004-08-25 14:01:51 | Weblog
お昼休み直前に、好きな人からの電話。
「昼、なんか予定ある?」
ないない。あってもナシにする。
「メシ食いに行こうか」
ランチのお誘い、久しぶりだなぁ。

いつものラーメン屋で集合ね、と約束をして、バタバタと職場を出る。
待つのが苦手な彼がケータイを鳴らしたときにちょうど私が到着。
「遅ぇよ」
「急いだよ、これでも!」
私は笑いながら言う。

彼:ところでさ、検査ってどれくらいかかるの?」
桃香:そんなにかからないよ。
彼:じゃあ、一泊?
桃香:うーん、二泊かな。結果によるかもしれないけど。

ふーん、と言って彼が黙る。
一応、心配してくれてるんだろうな。
彼は最近、沢山のことがあって、周囲の人の健康とか死とかに過剰に反応する。

彼:君は不摂生の塊だから、ガンでも不思議はないけどさ
桃香:ひどいなぁ。でもあたってるか…
彼:もうちょっと規則正しい生活しなよ。
私は笑う。

これから当分会えないと思う。
検査の後、休みなく深夜まで残業の日々が続く。
会いたくなっても会えないから今日会えたことを素直に喜ぼう。

二人で泣いた夜

2004-08-24 23:11:12 | Weblog
本当にくだらない話をしていたはずだったのに、
彼が姪っこのことを話し始めた。

「客観的に見て、姪っこは美人に生まれたんだ。
 僕は彼女の未来って明るくて楽しいだろうな、って思ってた。
 それを見つづけられると思ってたんだ。楽しみだった。
 それなのに、まだ死ぬことの意味もわからないような小さいうちに
 何であの子が苦しまなければいけないんだろう」

そう言いながら彼は泣いていた。

「入院した次の日、たくさんの検査を受けて、
 姪っ子はもう病院が嫌になって、
 僕が、姪っ子のいつも履いてた赤い靴を出してあげて
 『帰るか?』
 って言ったら、両手に大好きなおもちゃを一杯抱えて
 『帰る』
 ってぐちゃぐちゃの顔して泣いてたんだ。
 でも今では、僕が行っても嬉しそうな顔をしないの。
 彼女にはママしか信じられなくて、僕どころか、パパもおばあちゃんも
 『あっちにいけ』
 ってするんだ。かわいそうでね」
 聞いてるうちに私も泣いていた。
 いつか彼の大好きな姪っ子に会えたらいいな、と思っていた。

 私たちは電話も切らずに泣いた。
 まるで目の前で彼が泣いてるみたいだった。

ぐっときた

2004-08-23 21:55:38 | Weblog
もうやめたい?終わらせたい?
でも信じたいからここまでついてきたんだろ?
徐々にで そう徐々にでいいから
ちゃんと話したい
実際もっと リリカル
(【トブヨウニ】by Yoshii Lovinson)

そう、信じたいからここまできた。
ついてきた。

yoshii-lovinson.com

コドモは根気がないのだ。

2004-08-23 21:47:28 | Weblog
子どもじみたいじけ方をした私ですが、
数時間後にはやっぱり聞いて欲しい…っていうか励まして欲しいという
ココロの弱さがむくむくと出てきてしまい。

電話しました。

結論。
電話して良かった。
今までないくらい、励まされた。

桃香:私なー、今度入院すんねん
彼:何で?
桃香:この前、変なモンが出来てなー
彼:あー、あれかぁ。
桃香:(覚えとったんか)今日の検査でも何かわからんくて、入院になってん。
彼:でも、検査入院でしょ。大丈夫だよ、なんともないよ。
桃香:そうかな。大丈夫かな。
彼:検査くらいで弱気になってどうすんの、大丈夫だよ。なんともないっていうのを診てもらうための検査だよ。
桃香:でも、怖いよ。癌じゃないのを確認するための検査なんだもん。
彼:大丈夫だよ、そんなに俺の周りに癌患者がいてたまるか。
桃香:うん、うん。

なんか、胸が一杯になったよ。
検査ごときで来てなんて言えないし、言わないけど。
弱気になってたのにすごく励まされたよ。
だから
「正直なコト言うと、怖かったから励ましてもらいたかったんだ。ありがと。元気でた」
って正直に言えたよ。
電話切ったあと、思わず少し泣いてしまったよ。

子どもじみてる

2004-08-23 18:29:53 | Weblog
入院しなきゃいけないことを知ってほしくて、
仕事の後好きな人に電話した。
でも彼はまだ仕事中だから会えないって言われた。
わかりました、と言って電話を切った私は、
彼に入院のことを伝える気がなくなっていた。

子どもみたいにいじけてるだけ。
わかってるけど、今伝えたかったから、多分言わない…かな。

あれ?そういえば。

2004-08-23 15:54:38 | Weblog
入院のことを心配しなくてはいけない私なんですが。
それよりも、今日、好きな人が提出しにくるはずの報告書が
まだ届かないのでそっちのほうが心配です。
上司が
「○○はまだ来ないのか」
とぴりぴりしている。
それを見てると私まで胃が痛む。

仕事は期限を守りましょう(私もやばいけど)。