自然と共に伸びる運動

生長の家は2007年度から「“自然と共に伸びる運動”実現のための第1次5力年計画」を開始したが、それにもとづき、教団の活動に伴う温暖化ガスの排出をなくすという“炭素ゼロ”運動が本格的に始まったのは、今年からだ。

　まず1月には生長の家の本部が、国連によるクリーン開発メカニズムを不リ用した温室効果ガスの排出権の信託商品を5干トン分、三菱U FJ信託銀行から購入した。(1月10日)これにより、東京の同本部事務所、長崎県西海市の生長の家総本山、京都府宇治市の生長の家宇治矧」格本山から出る温室効果ガスの4年分が相殺された――つまり、排出されなかった――ことになる。

　これに続き、本部は玄関前に小型風力発電システム1基が実験的に導入された。l2月15日)このシステムは、現実の排出削減効果は大きくないが、使用しながら実際の発電デー夕を収集することで、将来の本格利用の参考にするという意味がある。