栗本薫 著『GUIN SAGA』シリーズ2冊を読み終えました。
グインは、ガウシュ村を襲った《光の騎士団》の後を追い、彼らの狙いがフロリー母子であることを知る。騎士団を率いる《風の騎士》こそ誰あろう、元モンゴールの赤騎士隊長アストリアスであり、アムネリスの無念を晴らす人質として、イシュトヴァーンの隠し子を捜索していたのだ。憎しみに燃えるアストリアスは村に火をかけ、いったんはフロリーを捕えるのだが、グインは。リギアの助けを得て、すぐさまフロリーを奪還する。 裏表紙 あらすじから もちろんグインの戦闘シーンも見ものですが、それよりも記憶を失っていても政治家としての資質を失っていないグインにこそ目がいきます。
アストリアスの手から奪還したフロリーだが、光団の中に潜んでいたゴーラの密偵によって再び、さらに今度はスーティーとマリウスまで拉致されてしまう。追跡を開始したグインとリギアは、ボルボロス砦で、三人を連れた密偵の一味を発見、大立ち回りのすえ、彼らを閉じ込めていた馬車もろとも仲間を取りもどし、轟然と走り去るのだった。その頃、中原の各国では、グインが行方をくらましたことによるさまざまな問題が・・・・・・。 題名そのままに怒涛の展開から一息ついた巻になっていました。あの人は今、的な巻ですがレムスとリンダの再会が見所です。 このエントリを気に入ってくれた方はポチッとヨロシク 2004年のレビュー一覧はコチラ 2005年前半のレビュー一覧はコチラ 2005年後半のレビュー一覧はコチラ 2006年1・2月のレビュー一覧はコチラ
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