
本日公開のジブリ作品『ハウルの動く城』を早速観てまいりました。
私が行ったのは10時30分の回。二回目の回、中途半端に早い時間ということもあり、前の方の座席は空いていました。ファボーレTOHOでは土日それぞれ12回の上映ですから出足が遅かったのかもしれません。
戦争が始まろうとしている王国の荒地の荒野に近い町に住む「ソフィー」(倍賞千恵子)は18歳。亡き父が残した帽子屋を守っていた。
ある日軍人達の行進の祝福の中、「ソフィー」は一人の男性と出逢う。「追われている。」と告げた男は「ソフィー」を連れ空を飛び、ソフィーの妹の働く店へと送り届ける。妹と話した「ソフィー」はそんな男性に恋をしたことを妹に打ち明ける。
「ソフィー」は帽子屋に戻るが、そこに怪しげな女性が現れる。失礼な言い草をする女性に対し、店を出て行くよう告げる「ソフィー」だったが、一陣の風が彼女の運命を動かした。われに返った彼女が見つけたのは鏡に映った90歳に年老いた自分の姿だった・・・
冒頭のあらすじです。
まず最大の懸案だったハウル役のキムタクですが、三輪氏の舞台挨拶での言葉に嘘はありませんでした。
魔法使い「ハウル」に『木村拓哉』、大きな魔力を持ちながらナイーブで子供のような「ハウル」の声を、状況・感情にあわせ的確に演じていたのではないかと思います。(何故『2046』でそれが出来ない?)
宮崎アニメの最大の特徴でもありますが、出てくるキャラクター達の素晴らしいこと。
主人公「ソフィー」に『倍賞千恵子』、けっして美しい娘ではありませんが、運命を受け入れ、凛とした立ち居振る舞いで行動する彼女は正に主人公です。18歳と90歳の声を演じ分けた倍賞さんも見事です。(最初18歳の時に違和感を少し覚えましたがすぐに慣れました。)
「荒地の魔女」に『三輪明宏』、宮崎氏はキャラクター造詣に、はじめから三輪氏を念頭においていたと云われていますが、確かに三輪氏そのものです。声が入っていなくてもあれは三輪氏です。
宮崎アニメに欠かせないものになってきたのでしょうか?炎の悪魔「カルシファー」に『我修院達也』。人じゃないモノを演じるには最適なあの声、悪魔であるはずの炎が可愛げのあるユニークなキャラクターがそこにいました。
「ハウル」の弟子「マルクル」に『神木隆之介』、彼の無理に背伸びしている時の声には会場から暖かい笑い声が挙がっていました。
前作『千と千尋の神隠し』よりも子供を意識した作品に仕上がっていると感じました。全編を通して明るくユーモアのある世界が醸し出されていたと思います。(子供にストーリーは不要です。雰囲気が楽しめれば)
「ソフィー」の顔が冒頭出てきた時はちょっとドキドキしましたね。予告編ではうまく隠してますから。
ただ気になったのは物語後半での説明不足です(魔法の呪いについて、などなど)。言葉での説明は冗長になりやすく宮崎氏もそれを嫌がったのだとは思いますが、画による説明だけでは伝え切れなかったのでは、と感じています。
魅力的なキャラクター陣、きっと貴女のお気に入りのキャラクターを見つけることが出来ると思います。(私は「カルシファー」かな)
評価 星 よっつ
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私が行ったのは10時30分の回。二回目の回、中途半端に早い時間ということもあり、前の方の座席は空いていました。ファボーレTOHOでは土日それぞれ12回の上映ですから出足が遅かったのかもしれません。
戦争が始まろうとしている王国の荒地の荒野に近い町に住む「ソフィー」(倍賞千恵子)は18歳。亡き父が残した帽子屋を守っていた。
ある日軍人達の行進の祝福の中、「ソフィー」は一人の男性と出逢う。「追われている。」と告げた男は「ソフィー」を連れ空を飛び、ソフィーの妹の働く店へと送り届ける。妹と話した「ソフィー」はそんな男性に恋をしたことを妹に打ち明ける。
「ソフィー」は帽子屋に戻るが、そこに怪しげな女性が現れる。失礼な言い草をする女性に対し、店を出て行くよう告げる「ソフィー」だったが、一陣の風が彼女の運命を動かした。われに返った彼女が見つけたのは鏡に映った90歳に年老いた自分の姿だった・・・
冒頭のあらすじです。
まず最大の懸案だったハウル役のキムタクですが、三輪氏の舞台挨拶での言葉に嘘はありませんでした。
魔法使い「ハウル」に『木村拓哉』、大きな魔力を持ちながらナイーブで子供のような「ハウル」の声を、状況・感情にあわせ的確に演じていたのではないかと思います。(何故『2046』でそれが出来ない?)
宮崎アニメの最大の特徴でもありますが、出てくるキャラクター達の素晴らしいこと。
主人公「ソフィー」に『倍賞千恵子』、けっして美しい娘ではありませんが、運命を受け入れ、凛とした立ち居振る舞いで行動する彼女は正に主人公です。18歳と90歳の声を演じ分けた倍賞さんも見事です。(最初18歳の時に違和感を少し覚えましたがすぐに慣れました。)
「荒地の魔女」に『三輪明宏』、宮崎氏はキャラクター造詣に、はじめから三輪氏を念頭においていたと云われていますが、確かに三輪氏そのものです。声が入っていなくてもあれは三輪氏です。
宮崎アニメに欠かせないものになってきたのでしょうか?炎の悪魔「カルシファー」に『我修院達也』。人じゃないモノを演じるには最適なあの声、悪魔であるはずの炎が可愛げのあるユニークなキャラクターがそこにいました。
「ハウル」の弟子「マルクル」に『神木隆之介』、彼の無理に背伸びしている時の声には会場から暖かい笑い声が挙がっていました。
前作『千と千尋の神隠し』よりも子供を意識した作品に仕上がっていると感じました。全編を通して明るくユーモアのある世界が醸し出されていたと思います。(子供にストーリーは不要です。雰囲気が楽しめれば)
「ソフィー」の顔が冒頭出てきた時はちょっとドキドキしましたね。予告編ではうまく隠してますから。
ただ気になったのは物語後半での説明不足です(魔法の呪いについて、などなど)。言葉での説明は冗長になりやすく宮崎氏もそれを嫌がったのだとは思いますが、画による説明だけでは伝え切れなかったのでは、と感じています。
魅力的なキャラクター陣、きっと貴女のお気に入りのキャラクターを見つけることが出来ると思います。(私は「カルシファー」かな)
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どんなに説明不足であろうが難解だろうが、
宮崎作品の世界観と映像美、そしてキャラクター達の魅力的なこと。
私もいろいろ辛口な事を言ってますが、これらだけでも十分かな、という気もします。
あと声優陣のレビューにはいたく同感してしまいました♪
私のお気に入りキャラクターはマルクルですね♪
カルシファーの憎めないところもナイス。
「子供にストーリーは不要です。雰囲気が楽しめれば」
っていう言葉に同感です!
大人は、あれこれ考えちゃうのである意味損してるとこもあると思います。
うちの息子は、純粋に楽しんでいました。
声優さんに似てましたよね。
キャラを描きながら、誰にお願いするか
考えているのでしょうかね。
ヒンとソフィは例外かも
しれないけど(笑)
こちらはシネマ関係のブログですね。
これからはたくさん参考にさせて貰いますね。
何人かの方がおっしゃってるように、言葉で表現せずに画で表現しようとしたので難しく感じたのかもしれませんね。
どのキャラクターも好きなんですけどね(笑)
カブには私もビックリでした。おいおいって感じで、でも子供向けだと思うとまぁあれでもいいのかもしれませんね。
面白い作品だけど、やっぱり宮崎アニメとしては、上の方にはこないかな、私の中ではですが。
ながながとすみません。
TBありがとうございました。
こちらからもはります。
やはり展開が速すぎ、説明不足に感じました。
最後をきっちりまとめたのは流石宮崎映画かと。
音楽はとても気にいりました^^
子供に戻って観たい映画かな。。。
予備知識を全く入れずに行った今回、分からない部分が・・・
原作読みたくなりましたね。
てか原作ある事すら知らなかったんですが(^^;;
カルシファーのキャラに惚れました(*^^*)
お時間がお有りの時にでもご覧頂けたら幸いです。
トラックバックありがとうございます。
私もちょっとした疑問や後半の説明不足さがあって
原作を読んでみようかなという気持ちになりました。
カルシファーとマルクル、カワイイですね!
ふたりの声を聞いていて「千と千尋の神隠し」が見たくなりました(笑)
僕には87歳の祖母がいるのですが、この映画を観たらどう感じるだろう?なんてことを考えながら観てました。
これからも何か映画を観るたびにTBさせてくださいね。
一家に一匹(?)あんな悪魔が欲しい。
宮崎アニメの料理シーンっておいしそうですよね。
ベーコンエッグ食べたくなりました。
あえて言うなら、後半の展開もう少し丁寧に描いて欲しかったです。
ちと分かりずらいトコロもありましたので。
でも、良い映画でした!(^o^)
TBありがとうございましたっ!!!
実はこちらのブログ、こっそりブックマークしていつもお邪魔してましたので
TB、すごいっ嬉しかったですよ~
ハウルの声でキムタクのファンになってしまった1人です(笑)
また近いうちに見に行きます(*^^*)
わくわくする映画がまた一つ増えてとても嬉しいです♪
と、思えるようなカンジで、とてもかっこいいハウルにドキドキしました(笑)
今回の映画は、いつもならセリフで表現せずに絵で見せていた部分がセリフになっていたり、説明が必要な部分が説明されていなかったりで、そこに違和感を感じてしまいました。
原作を読んできた小学生らしい女の子が、見終わって映画館を出るときに「結局ソフィーの呪いは解けたわけ?」と首をひねっていたのが、とても印象的でした。
原作を知らなければ分からない、けど、原作を読まない方が楽しめる、そんなちょっと困った映画だと思いました。
私としては、『魔法使いハウルと火の悪魔』のキャラクターを使いつつも、本当にやりたかったのは『クラバート』ではないかと思ってしまう、今日この頃です。
確かにカルシファー、熱演でしたね。
でも色々想像できるので良かったかも。
私はマルクル大好きです。
私も個々のキャラクターとキャスティングは素晴らしかったと思います。
カルシファーにおいては、人じゃないモノを演じるには最適な声、というのは全くその通りだと(笑)
私は後半の説明不足にはひたすら不満でしたが、宮崎監督は確かに画で説明しようとしたのかも…とちょっと思い直すきっかけになりました。
私もラストは展開が早いと感じました。
そのような明かされていない部分をつくることで、観客の想像をかきたてるというか、作品の一部を作らせてくれるというか、そんな感じがしました。
本当にナイスキャスティングですよね!
キムタクも見直しました。素直に演じているところに好感を持ちます。
私もラストに説明不足を感じました。
でも、そのおかげで「また観なきゃ」って思ってしまったので…策にはまったのかも?
ハウル・・・皆さんにはけっこう好評のようですね。
僕のまわりでは不評なんですけど・・・。
見に行く前日にテレビでやってた「もののけ姫」のほうが僕は好きかなぁ。
それでは、失礼いたします。
私はカカシのカブですね。
けなげな姿にキュンッってきます。
声も大泉洋ですしね♪
欲目ともいう(笑)
ソフィーの18歳の顔も、りりしくて格好よかったです。
自分の感想としては、ストーリーで「??」なところが観後気になっていたのですが、
観ている最中は夢中で楽しかったです。
xina-shinさんがおっしゃるとおり、「ストーリーよりも雰囲気」で納得しました。
本当にxina-shinさんのレビューは良い所を見つけて書いてらして、読んでいてとても気持ちがいいです。
なるほどなーって思う部分もあって、説明不足で消化不良気味だった私ですが、皆さんのコメントと合わせて補完されていく感じです。
ありがとうございました。
自分のブログではかなりつっこんでしまいましたが、xina-shinさんが書かれているように、もっと良いところも書けばよかったかな、と思いました。
あと、みなさんが残しているコメントにも共感できるところがたくさんありますね。良い所も悪い所も。
一夜明けて思ったんですが、後半部分はスピード感を重視したのかもしれませんね。その為説明が足りないイメージが付いちゃったというか・・・
2度3度観るとまた印象が変わってくるのかもしれません。
私もキャラクターの声は良かったと思います。神木君と我修さんがが可愛くて、マルクルとカルシファーが大好きになりましたw
あと私事ですが、こちらからもトラックバックさせて頂きます^^
私の観た劇場でも、随所で笑い声が上がり
「映画館で観る事の楽しさ」を体感できた作品でした。
音響や映像はずば抜けていましたね、いやぁ凄い。
謎?の部分はたくさんあります。
でもそれもこの作品の味なのではと。
ディズニー作品みたいに「起承転結」をしっかり描かずに、ぼや~っと伝える感じ、
私はそんなに嫌いじゃないです(笑)
☆4つの評価は、私も同じです!
でもこれから何年か経つうちに、5になるんじゃないかと予感しています。
私からもTBさせていただきます☆^∇゜) !!
自分の見た劇場でもあの子供の変装して何度も玄関
に出て行くシーンと、
ソフィーと荒れ地の魔女の階段昇り(笑)の場面で
結構大きな笑いが起こっていました。
映画館の笑いって大事だと思うんです。
昔「カリオストロの城」劇場で観たときに、あの
屋根をルパンがだだーってかけ落ちるシーンって
いつも大きな爆笑が起こって劇場が一体になっていた
のが懐かしいです。
ソフィーは自分が美しくないことにコンプレックスをもつ娘だったけれど、女の外観は気持ちで変わることをビジュアルで見せてくれた監督が、私は好き☆それに「愛してる」を夢の中でしか言えない哀しさを表現しているのも素敵☆夢だ何だと言う前に、自分のことは自分でできるようになれという、子育てへのメッセージみたいなのも感じてハハー☆キムタク?心がないんだから、棒読みでいいんじゃないの?心がないはずなのにどうして守りたくなったのかは置いといて、他の声優さんが素晴らしすぎる(賠償さんに関しては、そういう声の若い子もいるかもという程度でしたが、老婆の声は温かくてよかったあ)☆マルクルが息子に似ているだけでも☆(性格も似てくれたらよかったのに…)です。
何だか結婚当初の"愛"を思い出した映画でした。初心に戻らなくては。。。妻は夫をいたわりつぅ、夫は妻を手伝いなさいよォ。戻れないかも。
そうですねえ・・・
全体的にやっぱりどうにも子供を意識した作品だったというか
深さがいまいちだったなあ、というのが正直な感想です。
宮崎マニアの私ですが、分類としてはちょっと残念なほうにいくかもしれません。
ぶっちゃけ、宮崎アニメなのに、
「私、あなたを愛しているの!」
ときたときにはちょっと泣いちゃいそうでした。
そいう言葉なしに気持ちがなんとなくみているだけで
わかるのが宮崎アニメのよさなのに~(TOT)
いきなり「愛してる」はもうこっぱずかしくて
ねーさんはだめよ~~~
とほほ。
おかげでワクワクドキドキしました♪
by 操 ▽・w・▽
マルクルのおじいさんに変身するシーン大好きです☆
by いず o(^・x・^)o
自分的には映画館の特設ブースで販売していた『光るカルシファー』が欲しかったかなぁ~♪
あと、何故かもう一つの楽しみの「スターウォーズEP3』の予告編が流れなかったことが残念でした・・・
ハウルのことヘタレとか言いましたけど・・・それでもやっぱりカッコイイと思うのです(笑)
確かに若いソフィーの顔は予告編では隠してたので
私も映画で実際に見て、ドキドキしました。
うまいな~…そういう演出…。
ハウルは想像以上に好みでした(笑)
全体的にキャラクターがしっかりしてたので、味がある映画に仕上がっていたと思います。宮崎ワールドの雰囲気もいかされてたし、いい映画ですよね~。
ただ、深い映画であるからこそ、かえって見終わった後色々と考えてしまいました。伝えたかったメッセージとか。映画を見ながらスルっとはいってこなかったのは、やっぱりちょっと説明を言葉に頼らなかったからかもしれませんね。
オチが好きじゃないなぁ・・・
カオナシに通ずるモノがあったかな?
あまり感ずることなく最後まで観ることができましたけどねぇ
「ま・た・れ・い~」
カルシファー、ナイスキャストですよねぇ。我修院さん大好きです。ダウンタウンDXに出てたときに惚れたんですが、「茶の味」もすごーくいいセンスしてた。
カルシファーも、ちゃんと“演じて”いたところが、流石“役者”と思いました。