「ダイ・ハード4.0」DVDにて

『ダイ・ハード４．０』特別編のDVDを購入してしまいました。 ちょうど公開中は全く劇場に足を運んでいない時期だったので、気になってはいたのですが結局見に行かずじまいでした。 独立記念日前夜、ワシントンD・Cで公共システムの監視システムがハッキングされてしまう。同時期全米でハッカーが殺されてしまう事件が起こった。 ニューヨーク市警の『ジョン・マクレーン（ブルース・ウィリス）』はFBIの要請でハッカーの一人『マット（ジャスティン・ロング）』 と接触するがプロの襲撃にあってしまう… これまでの『ダイ・ハード』シリーズは全部見ていますが、シリーズもののよくあるパターンのとおり、少しずつクオリティが落ちていってしまったのを残念に思っていたことを思い出しました。しかしこれだけ間があいてからの新作ということで、ある意味新鮮な思いで楽しむことができました。 ここまで不死身ぶりを描いてもらうと、ある種のファンタジーにも似た感じになるもんなんですね。素手で戦闘機と渡り合うのを見てしまうと、ヘリを車で撃墜するなんて当たり前に見えてきてしまいました。 ほぼ十年ぶりの『ジョン・マクレーン』がスキンヘッドだったのは時間経過から自然なことかもしれませんが、ちょっとだけ髪の毛を残してほしかったです。（気持ち違和感をかんじてしまいました。） 同じネット・テロを取り扱った作品だと『ファイアーウォール』がありました。『ファイアーウォール』の結局アナログな解決方法には違和感を感じましたが、本作のほうは、デジタルにはあくまでアナログで対抗するという力任せな展開が何故か許せてしまうのも、キャラクターのおかげなんでしょうね。 『マギー・Q』の名前は知っていましたが、名前と顔が一致したのが本作でした。（『M:i:III』にも出ているようですが、まだ見ていないので…）きれいで強いキャラが似合っていました。もう少し長く映っていて欲しかったです。 サイバー・テロ自体は空想ではなく「そこにある危機」だと思いますが、現時点ではあそこまで一極集中な体制にはどこの国もなっていないでしょう。ただ日本は主要な施設はサイバーテロに対して無防備だと思いますので、日本版を作ればもっとリアルに感じるかも。 主人公の巻き込まれ方は『１６ブロック』にも似ているんですが、主人公のキャラの違いがここまで作品をかえてしまうんですね。 突っ込みどころ満載ですが、それを許容してしまう自分がいました。 評価　星　みっつ 公式サイトはコチラ ・ダイ・ハード4.0＠映画生活 Amazonで買う Amazonインスタント・ストア　xina-shinのぷちシネマストア ダイ・ハード4.0 (特別編/初回生産分限定特典ディスク付き・2枚組) ダイ・ハード クアドリロジー DVD BOX (Amazon.co.jp仕様) オリジナル・サウンドトラック「ダイハード4.0」 ダイ・ハード4.0

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