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ワンダァゼロ・簡易版

_La felicidad es mejor imaginarla que tenerla.

全然見てなかったDVD

2011-04-24 | ブラジル音楽
始めを見ていてどうも「・・・」と見終わらないDVDがあった。
PEDRO MARIANO "AO VIVO"。
http://diskunion.net/latin/ct/detail/BR1816

エリス・レジーナの息子の初ライブDVDらしい。中古で入手。
後半に母エリスの歌った名曲「Aos Nossos Filhos」「E com esse que eu vou」
「Ladeira da preguica」「Cai Dentro」などをやってるのを今頃発見して
それがすごくいい。

いやー甘い声。非常に巧いし何故か白目をむくパフォーマンスが多い。
Luciana Mello御姉様とデュエットのCai Dentroとか超カッコイイです。
ペドロ・マリアーノと言ったら何と言っても「Acaso」の印象が強いのだが、
あと「Aos Nossos Filhos」もすんごく良かった。都会的(笑)でロマンティックな
Ivan Lins物を歌わせると何とも言えぬ物がある。
作者以上の効果を有る意味で発揮するのではないか。


父さんとのデュオDVDってもう手に入んないんだよね・・・
残念。

国分寺カピバラ観戦記

2011-04-23 | ブラジル音楽
4/22は国分寺クラスタでCapivara(カピヴァラ)のライブを見て来ました。
事実上ファーストライブでしたが、超の付く充実具合です。

1番カピヴァラ(pf)
2番カピヴァラ(vo,cho,pf,鍵盤ハーモニカ)←略称ないのね
3番カピヴァラ(vo,cho)

この呼び名で良いのか?
衣装も春を通り越し初夏の趣き。いいですね。

いきなり七拍子のCapivara(パスコアールの迷曲)で始まるわ、
普通日本人ライブでやらないだろ!なBorzeguimにPassarim。
ショーロにMPBにブラジル風バッハまで出て来るとは。
よく出来るな・・・
驚愕のセットリスト。

見せ、聞かせ、乗せ、踊るボーカル3番カピヴァラ。
近年最も好きな鍵盤奏者の内の一人、1番カピヴァラ。
ケンハモ、ピアノ連弾、コーラスに歌に大活躍の2番カピヴァラ。

かなりのポテンシャルを秘めていると思われます。
この「やりたい事をやる!知らなくても付いて来い!」的な
奔放さ(実際にそう言ってた訳ではない)がマニアックながらも潔く、
かと言って不思議と聞手を突放す訳でもなく心地よい為
それは貫き通して頂きたい気もします。(計算されているかは不明)
とはいえ散漫な印象はありません。

今後の動向が気になります。
お陰で今朝はずっとPassarim聞いてましたよ・・・
インストでですが。

Hamilton de Holanda "Íntimo"(まるまる全曲視聴できます!いいのかコレ!
バンドリン奏者、アミルトン・ジ・オランダのソロ作品。イケイケ過ぎず内省的な内容がツボ。
「Luiza」「Beatriz」等の美曲も入ってます。
歌・・・むずかしいんだよねえ。

こんなときはサンバだ

2010-12-09 | ブラジル音楽
Ex-Amor - Simone e Martinho da Vila - Som Brasil (29/05/2009)


気分がめげたらサンバだ。
シモーネとマルチーニョ・ダ・ヴィラのデュエット。
シモーネめっちゃ中低音がハンサムです~
(学生時代バスケットボールの選手だった長身のシンガー。)
現にイヴァン・リンスと「Começar de Novo」などデュエットしていると
彼女のほうが男前だ・・・


マル父とはキャラクターが違うから面白い。
しかしサンバ歌手はデュエットとかで非常に両人がカラむのが
多い気がするんだが気のせいか・・・

マルチナリア(マル父の娘)のDVDを引っ張り出して
久々に見たら、やっぱり娘もモスカやゼリア・ドゥンカンと
漫才なみのリアクションでからむからむ。
(楽しいけど)

大御所のジャヴァンやカエターノとも同様にからむんだが
なんだか動物のじゃれあいみたいなので
良くも悪くも色気は無い。
(あってもこまるけど)


この親子の特性・・・・?

別にあるマル父のDVDを見たら
フラリとステージに上がって
曲の途中からおもむろにパンデイロ叩いたり
してたしなあ・・・
でもそれがなんか許されそうなキャラな気もする。

DjavanのLUZのジャケット写真

2010-12-02 | ブラジル音楽


名曲「SAMURAI」や、自分が最近よく演奏する「SINA」も入っているアルバム。
上記は日本版のジャケット。

↓ブラジルで発売時のジャケットはご本人


アートディレクターが植田敬治氏。
フォトグラファーが内藤忠行氏。ジャズミュージシャン等の撮影もされる方だそう。
サイトもかっこいい。

ライナーノーツを、当時EPIC/SONYの音楽ディレクターだった石山和男氏が書かれている。
「ブラジル・オン・ザ・ロード」という本も出されているよう。
興味はあるがちと入手は難しいかな。
シモーネなども日本に紹介した(と言ってよい)方ですね。

でDjavanの鳥ジャケの話に戻りますが、
これがすごいのは、音楽のイメージをもう一フィルター通して
さらに抽象化したジャケットになったこと。
オリジナルジャケもいいんだけど、この昇華具合もこれはこれで
素晴らしいなあと。

鳥の種類はアフリカの「フィッシャーエボシドリ」と
こちらのブログで発見いたしました。