■WYZ流立体菜園・緑花術■ New Vertical Edible Garden Technique

次世代型の立体菜園花壇に育つ 花・野菜・樹木などの植物紹介

■六甲アイラインドに凄い人が居る =白砂伸夫=

2010-08-05 | 六甲アイランドの立体花壇
豊かな緑と運河のあるシャレな六甲アイランド

六甲アイランドは20年前に海上文化都市として誕生した人工の島である。
島はの中心部に会社、店舗、ホテル、病院、住宅地、学校、美術館、その他公共施設などがあり、
その外周りには森のようなグリーンベルトを境界にして工場や倉庫、港湾設備が立ち並んでいる。
また、島にはP&G日本本社や、外国人学校、外人専用のマンションなどがあることから外国人住人が多く、
収穫祭やハロウィンなどのイベントがあって、チョッとした異国気分が味わえる街でもある。
街の中心部には運河の上をモノレールが走り、その周辺にホテルやショッピングセンター、美術館などがあって、
豊かな水と緑があって憩いのある散策が出来るオシャレな街でもある。







六甲アイランドにある神戸国際大学・経済学部教授である白砂伸夫氏を交え六甲アイランドの皆さん方と、
六甲アイランドの環境や緑化の事を色々とお話をする機会があった。

白砂伸夫氏は1953年京都生まれ。信州大学農学部を卒業後、京都大学建築学を学んだ異色の経歴をお持ちです。
植物に通じ、建築、土木、景観、庭園を総合的にデザインできる日本で数少ないランドスケープ・アーキテクター。
株式会社アールフュージョン代表取締役   http://www.artfusion.jp/

  

ハウステンボスの「アートガーデン」、岐阜花フェスタ公園「世界一のバラ園」、熱海の「アカオハーブ&ローズガーデン」、
などの構想および設計・施工監修や、ホテルオークラでの「10ヶ国大使夫人のガーデニング」など、花とガーデンによる集客の第一人者。

海外では、スリランカ:サルボダヤ平和運動拠点庭園、ニューヨークのORIBE IN NEWYORK、
中国の瀋陽花博「ローズパビリオンおよびVIPパビリオン」のデザインや、ベルギー・ゲント・フローラリー庭園コンテスト2位。
現在、中国でバラ園と建物を含めた大規模なランドスケープデザインプロジェクトの進行中とのこと。

本も出されており、主な著作として・「ランドスケープ・デザイン」「イングリッシュ・ローズ」、
最近は「ローズガーデンデザイン(丈夫なバラで楽しむ庭づくりのコツ)」も出されています。



小生は白砂教授のことはあまり認識がなく、ネットで調べていく内に、凄い経歴と実績の持ち主にびっくり。

農学部から建築に、そして、現在は経済学部で環境を教えてられる事にも驚いた。

白砂教授は、経済学部で教鞭をとるに至った理由について、
<現代において、経済が主導する現代社会で経済学部の学生が環境学を学ぶことは未来を構築するうえで不可欠である。
環境問題を解決するには人々が自然と接し、自然を愛でることからはじめなければならない。
日本は古代より自然と共生してきた歴史がある。それは自然を賛美し、花の中に心を表現する美の文化である。
この花を愛でる文化を今一度、日本に取り戻すことが環境立国への唯一の道程である。
「花」が世界を変える>だそうです。

世の中花が嫌いな人はいない。花を植えることに反対する人はまずいない。花を植えることから環境の事を考えよう。
と言うのが白砂教授が考え方みたい。だから、市民緑化ボランティアにも積極的に応援するとのことです。

同じ花を植えるにしても、丈夫で長持ちして、余り世話の掛らない植物達を使って、
美しい花壇を長く維持するテクニックがあると白砂教授が言われた。
例えば、バラは敷居が高そうだが、低いのも多くある。「モッコウバラ」「ナニワイバラ」「ノイバラ」は満開に咲いてくれて、
しかも病気に強く、丈夫で殆ど手間はかからないそうです。
そういえば「ナニワイバラ」は趣味の園芸8月号で外国の著名なバラ園芸家が絶賛していたのを思い出した。

「アカオハーブ&ローズガーデン」の場合は従業員の皆さん方が愛情持ってお世話出来るようにデザインされたようです。
白砂教授が考えておられるのは、大規模な庭園も小さな市民花壇も人が世話するもの。
だから、出来るだけローコストでメンテが余り掛らないように植栽を上手にデザインすることが大事だ。
それによって、四季折々、いつ見ても綺麗な花々が咲き誇っている花壇を維持することが可能になる。

幾ら良いことを言っても、実践しなければ何もしないのと同じ。
実践しても続かなければ意味がない。
環境問題も然り。
街の環境を花で飾って良くしようと言っても、花を植えなければ始まらない。
植えても1回ぽっきりだとやった意味がない。
長く続けるためには実行力と知識と知恵、協調とそしてマネーが欠かせない。

白砂教授の頭の中にはそれらを上手くデザインする能力と才能をお持ちのようだ。
















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1 コメント

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偉くなったのね~www (白ちゃんの友人w)
2016-05-30 19:51:33
あまりのおっさんぶりに親子びっくりw
元々パンジーのプランターにネギを植えるとか変なことする童顔お兄ちゃんだったのにw
真面目 な内容なのに違う視点でコメントしてすみませんm(__)m

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