本年2月、ババジのクリヤーヨーガ(以下、BKY)主催の南インド巡礼に参加して来ましたので、主たる訪問地と簡単なコメントのみ、以下の通りお知らせします。訪問地の写真を適宜挿入する他、リンクも貼っておきますので参考にして下さい。尚、今回の巡礼において、様々な気付きがありましたが、本稿でそれをすべて網羅することは時間的にも難しいため、追って私のブログの文脈の中で折に触れ、適宜ご紹介して行きたいと思っております。
日程:2017年2月8日から2月23日まで
参加者:3人のアーチャリアを含め、総勢約40名。ブラジルから10名強、フランス・ドイツから数名ずつ。
オーストリア(2名)、他にはスイス、イタリー、イギリス、ベルギー、日本から各1名ずつ。
訪問地:以下の通りです。
ベンガルール BKYのアシュラム訪問
ベンガルール郊外 「古代叡智の学び舎」にて瞑想、アーサナなどを実施。
ティルヴァンナマライ ラマナマハルシアシュラム訪問:野生の孔雀がアシュラムの上にとまっていました。
ティルヴァンナマライ ラマナマハルシ所縁のアルナーチャラ山に登り、彼が修業した洞窟にて瞑想。午後はシヴァ寺院参拝(写真の中で、山の麓に見えるのがシヴァ寺院です)
ポンディシェリー シュリオーロビンドアシュラム訪問 アシュラムにて瞑想
オーロヴィル訪問、後海岸にて瞑想
インド最大級の寺院、スリランガン寺院(ヴィシュヌ系)を訪問、ラーマーヌジャ神社にて瞑想
パラニマレイにて、ボーガナタルの高弟、スワミプリパニ(16代目?)と彼のアシュラムで面談
ムルガン神(ババジはムルガン神の化身と言われています)を祀るパラニマレイの山上にある、ボーガナタル寺院を参拝、後に瞑想。ご存知かも知れませんが、ボーガナタルはババジの師匠でもあり、ここでの瞑想で最高のエネルギーを感じました。
サイババの高弟、スワミ・スニルダスのアシュラムにて彼と面談、後瞑想
スワミ・タタタの高弟、リトドガータ師のアシュラム訪問にて彼と面談、後瞑想
シルディ・サイババの高弟、スワミ・ハリナラヤンのアシュラム訪問、プージャに参加
ブラーミン(バラモン)の村を見学 二階建て、縦長(所謂ウナギの寝床)の長屋に住んでいました。暑さを避ける工夫でしょう。
参考までに、ゴヴィンダン先生はこの「巡礼」に関して、クリヤーヨーガジャーナルに次のような記事を掲載しています。以下(私の訳)は、必ずしも精確ではないかもしれませんが、大意を汲み取って頂ければと思います。
◇◇◇
巡礼の地に行くことは、概して困難を伴い、それは(巡礼者の心に)抵抗を生みます。その抵抗は、(巡礼者が)それに耐え、目撃者としての魂の視点を維持し、執着や回避を伴うエゴの視点に屈することを避ける能力を試します。巡礼での経験は、古典的ヨーガで言う“ヴァーサナ”(薫習)、或いは今日のボディー・マインド系の書物でいうブロッケージ(障害物)として知られる、未だ解決されていないトラブルや夢又は希望を呼び覚ますきっかけになるかもしれません。選択無き気づきを養うことで、巡礼者はこれらを実際に手放し、そのような記憶が常に保持していた苦しみから解放されたことに気付きます。
それでは、巡礼の目的地が何故我々の望みを叶える効果をもたらすのでしょうか? 聖者又は霊的伝統や宗教の創始者は、そのような神聖な巡礼地に、巡礼者の霊的経験、気づき又は意識のより高い状態に到達するか、少なくともそれを垣間見ることのできる崇高なエネルギー又は種子を植え付けています。そしてそのような聖者又は聖地に深い敬意を払う人たちが、自身の希望、愛そして献身をそこに貯めて行くにつれ、彼らの後に訪問する人達すべての意識を高めるパワーを増加させるのです。このように、聖地は、信心深い者が霊的なエネルギーを追加しそして引き出す、霊的なエネルギーの発電機となります。
◇◇◇
因みに、年内のバドリナート巡礼の他、本年末から来年にかけて、セイロン巡礼が企画されております。セイロン巡礼の方は、若し日本からの参加希望者の人数がある程度纏まった場合には、日本語の通訳がつく可能性もありますので私若しくはナーガラージ氏に御連絡下さい。
PS(1): 尚、このブログは書き込みが出来ないよう設定してあります。若し質問などがあれば、wyatt999@nifty.comに直接メールしてください。
PS(2):『ヴォイス・オブ・ババジ』の日本語訳がアマゾンから発売されました(キンドル版のみ)。『或るヨギの自叙伝』の続編ともいえる内容であり、ババジの教えなど詳しく書かれていますので、興味の有る方は是非読んでみて下さい。価格は¥800です。
日程:2017年2月8日から2月23日まで
参加者:3人のアーチャリアを含め、総勢約40名。ブラジルから10名強、フランス・ドイツから数名ずつ。
オーストリア(2名)、他にはスイス、イタリー、イギリス、ベルギー、日本から各1名ずつ。
訪問地:以下の通りです。
ベンガルール BKYのアシュラム訪問
ベンガルール郊外 「古代叡智の学び舎」にて瞑想、アーサナなどを実施。
ティルヴァンナマライ ラマナマハルシアシュラム訪問:野生の孔雀がアシュラムの上にとまっていました。
ティルヴァンナマライ ラマナマハルシ所縁のアルナーチャラ山に登り、彼が修業した洞窟にて瞑想。午後はシヴァ寺院参拝(写真の中で、山の麓に見えるのがシヴァ寺院です)
ポンディシェリー シュリオーロビンドアシュラム訪問 アシュラムにて瞑想
オーロヴィル訪問、後海岸にて瞑想
インド最大級の寺院、スリランガン寺院(ヴィシュヌ系)を訪問、ラーマーヌジャ神社にて瞑想
パラニマレイにて、ボーガナタルの高弟、スワミプリパニ(16代目?)と彼のアシュラムで面談
ムルガン神(ババジはムルガン神の化身と言われています)を祀るパラニマレイの山上にある、ボーガナタル寺院を参拝、後に瞑想。ご存知かも知れませんが、ボーガナタルはババジの師匠でもあり、ここでの瞑想で最高のエネルギーを感じました。
サイババの高弟、スワミ・スニルダスのアシュラムにて彼と面談、後瞑想
スワミ・タタタの高弟、リトドガータ師のアシュラム訪問にて彼と面談、後瞑想
シルディ・サイババの高弟、スワミ・ハリナラヤンのアシュラム訪問、プージャに参加
ブラーミン(バラモン)の村を見学 二階建て、縦長(所謂ウナギの寝床)の長屋に住んでいました。暑さを避ける工夫でしょう。
参考までに、ゴヴィンダン先生はこの「巡礼」に関して、クリヤーヨーガジャーナルに次のような記事を掲載しています。以下(私の訳)は、必ずしも精確ではないかもしれませんが、大意を汲み取って頂ければと思います。
◇◇◇
巡礼の地に行くことは、概して困難を伴い、それは(巡礼者の心に)抵抗を生みます。その抵抗は、(巡礼者が)それに耐え、目撃者としての魂の視点を維持し、執着や回避を伴うエゴの視点に屈することを避ける能力を試します。巡礼での経験は、古典的ヨーガで言う“ヴァーサナ”(薫習)、或いは今日のボディー・マインド系の書物でいうブロッケージ(障害物)として知られる、未だ解決されていないトラブルや夢又は希望を呼び覚ますきっかけになるかもしれません。選択無き気づきを養うことで、巡礼者はこれらを実際に手放し、そのような記憶が常に保持していた苦しみから解放されたことに気付きます。
それでは、巡礼の目的地が何故我々の望みを叶える効果をもたらすのでしょうか? 聖者又は霊的伝統や宗教の創始者は、そのような神聖な巡礼地に、巡礼者の霊的経験、気づき又は意識のより高い状態に到達するか、少なくともそれを垣間見ることのできる崇高なエネルギー又は種子を植え付けています。そしてそのような聖者又は聖地に深い敬意を払う人たちが、自身の希望、愛そして献身をそこに貯めて行くにつれ、彼らの後に訪問する人達すべての意識を高めるパワーを増加させるのです。このように、聖地は、信心深い者が霊的なエネルギーを追加しそして引き出す、霊的なエネルギーの発電機となります。
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因みに、年内のバドリナート巡礼の他、本年末から来年にかけて、セイロン巡礼が企画されております。セイロン巡礼の方は、若し日本からの参加希望者の人数がある程度纏まった場合には、日本語の通訳がつく可能性もありますので私若しくはナーガラージ氏に御連絡下さい。
PS(1): 尚、このブログは書き込みが出来ないよう設定してあります。若し質問などがあれば、wyatt999@nifty.comに直接メールしてください。
PS(2):『ヴォイス・オブ・ババジ』の日本語訳がアマゾンから発売されました(キンドル版のみ)。『或るヨギの自叙伝』の続編ともいえる内容であり、ババジの教えなど詳しく書かれていますので、興味の有る方は是非読んでみて下さい。価格は¥800です。