アセンションへの道 PartⅠ その理論と技法

2012年には銀河の中心と太陽系そして地球が整列し時代の節目を迎えます。アセンションの理論と技法について考えます。

第9章 2012年に備える ①波動理論

2010-03-12 21:13:15 | 第9章 2012年に備える
① 波動理論

実を言うと筆者は、ローランド・エメリッヒ監督の映画『2012』を見るべきか、それとも見ざるべきか非常に迷った。この映画は、前評判こそ然程ではなかったものの、TVなどを通じて盛んに壊滅的なシーンが流されていたので、内容が天変地異に関わる悲惨な内容であろうと云うことは容易に想像出来たし、インターネットのサイトで予告編を見た際にも、『2012地球大異変』の著者であるローレンス・ジョセフ氏がこの映画とマヤの暦との関係などを説明していたので、同書との関連が深いことも予想していた。筆者は2012年をテーマとしたこのブログをその時点で既に書き始めていたのだから、『2012』に人並み以上の興味を持って当然と云えば当然であったのだが、一方で「この映画を見るべきでは無い」との考えも意識の片隅で働いていた。それは何故か、その理由をはっきりさせる前に、2012年問題やアセンションに関連し、多数の著作がある坂本政道氏がこの映画『2012』を実際に見たのかどうか、読者諸賢に先ず想像して頂きたい。
前章で、筆者がつい先日(2010年2月24日)坂本政道氏の講演を聞きに行ったことは既に述べた。その講演会で、聴衆の一人から坂本氏に対し、『2012』或いは『アバター』を見たかとの質問があって、坂本氏は「アバターは見ましたが、2012は見ていません。」と答えた。何故坂本氏は、『2012』を見なかったのか、その理由を彼はその場では説明しなかったが、それは筆者が『2012』を見ることに二の足を踏んだ理由と多分同じだったのでは無いかと筆者は勝手に思い込んでいる。繰り返しになるが、これは筆者の勝手な思い込みなので、坂本氏は否定するかも知れないということを承知の上で読んで頂きたい。それは、
イ) 坂本氏はパラレル・ワールドを信じていること
ロ) パラレル・ワールドでは、自分の意識や波動に応じた世界を体験すること
ハ) 『2012』を見ることで、ネガティブな波動を強化する可能性があること
ニ) 結果として、将来ネガティブな現実を体験する可能性が高まると知っていたこと
という理由からであったのではないかと筆者は思っており、筆者が『2012』を見ることに一抹の不安を覚えた理由もまさにこの点にあったからである。

世の中には波動理論を唱える人がいる。要は、世の中にある物質や人間の精神まで含め、全ては波動で出来ていて、更には自分の波動に即した現実を個々人が体験しているという考えである。そんなバカな、と思われる方も居るかも知れないが、我々は無意識の内に、自分が波動で成り立っていることを認識している。その良い例が、自分とそりが合わない、即ち余り馴染めない性格の人のことを、彼(又は彼女)とは波長が合わないと云った言葉で表現していることである。若干飛躍するかも知れないが、もっと別の角度から事例を挙げれば、現在デジタル放送や衛星放送を含めて、TVのチャンネルは無数に有り、それは我々が意識するしないに拘らずその電波は各TV局から発信されているが、TVのチューナーを通して自分がその局の波長に合わせた番組だけを我々は選んで見ている。逆に、その局の電波の波長に合わせない限り、我々はそれを体感できない仕組みになっているのだ。

我々の人生での出来事、即ち色々な人との出会いや別離、様々な事件や体験などは、殆どの人が外から自分にふりかかってくるものと思っているものと思うが、実際は全て自分の波動に似た体験を引き寄せているに過ぎない。更に極論すれば、『バシャール』にも書いてあるように、人生の出来ごとは全て自分を通して起きているのである。その意味で、我々は自分の運命を自分で選択している。芥川龍之介の言葉だと記憶しているが、まさに「運命はその人の性格(筆者註:即ち波動)の中にある」のである。

但し、ここで我々は諦める必要はない。アセンションはより高い波動への移行であるのだから、我々も自分の波動を高める努力をすれば良い訳である。その為に何を為すべきか、このあと順を追って説明していきたい。

尚、このブログは書き込みが出来ないように設定してあります。若し質問などがあれば、wyatt999@nifty.comに直接メールしてください。筆者が直接回答するか、或いはQ&Aの欄で、質問の内容共々回答させて頂くか検討致します。


最新の画像もっと見る