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私の茶道教室

数人でお喋りをしながら余生を
 楽しんでおります。草花、大好きで時々
 植物園に出かけます。

立春となりて

2015年02月07日 | 小習い

         

     立春も過ぎ何となく春めきを感ずるようになったかと思うと

     昨日は身にしむ寒さ庭の胡蝶侘助を、どの枝にしょうかと

     迷いながらの準備 梅の蕾も少し膨らんで来ました。

    お軸~~~冬 嶺 秀 孤 松  大徳寺 「雲林院 寛道老師」

      花入れ~~信楽焼き

           

    お濃茶の後、流し点ての気楽なお点前で筒茶碗の扱いを、

    1月も終わり 2月には毎年このお稽古で楽しみます。

     今年も槍梅の筒茶碗のお出まし~~~~~。

   1月初旬に入院となった友の1日も早い回復を皆で祈りつつ、

      節分の厄除け饅頭と、福豆をいただき改めて

       福は内と祈りを込めました。

       

    魔除け饅頭~~~かのこ        福豆~~~善光寺 御祈祷済 

 三島写し~~恩師より戴いた菓子器で     栗入り むし羊羹 (戴き物) 

         重宝に使っております      干菓子器~~杉杢 朱塗り盆 

   寒さも今しばらく高齢の私どもには春の訪れが待ち遠しいです。

     

 

 

 

 


壺荘り

2014年12月20日 | 小習い

            

     先日来の寒波も少しは緩みましたが、今朝の冷え込みは厳しく

     -1℃でしたが 早起きして準備にかかりました。

           軸~~~無 事 「善光寺貫主  三浦義薫師」

           壺~~~瀬 戸

           花~~~南天の枝、曙椿

           花入れ~~唐 銅

     今年も無事一年を過ごす事が出来た喜びを有りがたく感謝して

    先ずお軸を拝見、お壺を拝見して今日の小習いを楽しみに・・・・・・。

     庭の南天の枝が美しい紅色になり、曙椿も今年は次々と膨らみ

     楽しませてくれます。

        

        

    お壺、拝見の後 真 行 草の荘り結びに挑戦、久し振りの小習いに

    教本見ながらの苦戦、皆で頭の体操になりました。来年に宿題を

    残して何とか結べました。

               

 紐結びの練習も終わり、やっと濃茶点前でお茶をいただく事となり

 今年、最後のお茶を何時も以上に味わい深くたっぷりと戴き

 お薄にと続きました。 干支茶碗とも、さようならしました。

    干支茶碗~~~春駒(善光釜)

    干支茶碗~~~馬の絵(善光釜)

    主菓子~~~千鳥  薯蕷饅頭(大彌製)

    主菓子~~~陀羅尼助羊羹(大峰山のお土産)

    半生~~~ 紫野松風(松屋藤兵衛) 京銘菓    

  後一年を振り返り、次年度のお初釜の予定等話し合い今年の

    お稽古を終えました。 お互いに忙しい年末、

    かぜを引かないように・・・・・・・・。

   来年も元気で精進できます様にと願いを込め早々に年を重ねる

   自分を励ましながら、お初釜には又楽しみましょう、とお別れしました。

   

     

 


お壺を荘って

2014年12月06日 | 小習い

               

  各地で積雪が報じられ、寒さも身にしみる夜明けとなりましたが負けずに

  6時には起床 あれこれと用事が待つてる朝の緊張の一時です。

  外が明るくなると一番にお花を切ります。

    軸~~~~無 心 帰 大 道 (北嶺大行満雄哉)

    お花~~~マユミの照葉、曙椿、

  ただ無心に徹すれば、自ずから大道に合致することになる、無心こそが

 そのまま真実であり即仏道という事であろう、と説かれた先哲の徳行を

 慕いつつ励んだ今年も終わりを告げんとしている。

 比叡山の千日回峰の厳しい行を成し遂げられた酒井雄哉老師の軸を

 拝見して頭が下がるのみです。

        

  主菓子~~~~つばき(大彌製)      大社煎餅~~カステラ煎餅      

                             諏訪湖方面旅行のお土産 

  でっち羊羹~~(高島市 とも栄製)

    田舎のお友達より戴いた懐かしい羊羹です。

    冬になると一度は食べたくなります。竹の皮に包んである蒸し羊羹で

    竹の皮ごと切り分けます。 あっさりとした甘さが口の中に広がり、

    消えてゆく後口の良さが評判です。

  近江から全国に奉公に出た子供たちが藪入りをした時に奉公先への

  お土産として持ち帰ったと言ふ事から付けられたと言われています。

 (関西言葉の丁稚奉公、関東では小僧)現代では考えられない話ですね。

      

   干支茶碗~~~膳所焼き         干支茶碗~~~信楽焼き

   午年とも後しばらくでお別れと思うと一年間無事に過ごせた事に感謝し

   干支茶碗を惜しみつつ薄茶を戴きました。 12年先には私はあの世で

   お茶筅を、ふってるでしょうよ~~~~。 皆で笑いながらお稽古を

   終えました。

   壺荘りは次のお稽古に練習する事としました。

 

 


9月のお稽古日

2014年09月06日 | 小習い
         
   連日の曇天つづきで今朝も雨降り、久しぶりのお稽古日に
     小降りになることを願って準備する。                 
       軸~~~月 見 月(堅田の浮見堂、近江八景の一つです)
       
       花~~~尾 花、金水引、秋海棠、(雨で生きいきとして)
   
     お月見の趣向で秋を感じる朝の始まりとなりました。

      

       
  
        平水指~~~信楽焼き(花三島写し)

        主菓子~~~若竹の水羊羹(亀屋長生製)   
        
        
        干菓子~~~さざれ石  (高野屋貞広)

        合わせ焼き~~淡路島の詩(お土産に戴きました)

          
     
       薄茶 茶碗~~~蛇籠(膳所焼き)  雪月花(香雲作)

    久し振りのお稽古で皆さんと美味しいお濃茶、お薄をいただき
      元気が出ました。
       
       
 

風炉の季節となりました

2014年05月07日 | 小習い
                              

      清々しい5月に入り床も変え、円覚寺派管長(鎌倉)のお軸で
       清座,静座、正座、字は一字づつ異なるが発音、心は同じと
      座禅の仕方を説かれている。 ススキ、胡蝶花、蔓桔梗、花入れ
       も竹に変え5月に相応しく爽やかなお床となりました。

          
       
      
      点前座も風炉に変わり半年ぶり、小習いから始めて緊張感の
       あるお稽古でした。

          

        端午の節句で柏餅、鯉のぼり、お干菓子はとても可愛くて
        薫風に泳ぐ様を連想して童心に返り楽しみました。

                   
                             
                         5月2日の稽古日