元日よりの暖かさも終わり今朝の冷え込みに、(1月8日)
老体を労りながらの準備
無事に初稽古の日を迎えられた事を喜び今年の健康を祈る朝でした。
今年は喪中のため初釜は遠慮いたしましたが、道具出しにも幾日かの
余裕を見ながら 丙申歳の稽古始めとなりました。
軸~~~~福 来 「建仁寺 益州老師」
花~~~~千両 曙椿
花入~~~善光窯
破魔矢~~永田神社 「初詣でに行けない我が家にと祈祷してもらって
送ってくれた姪の優しさに涙する元日でした」
干支扇子~~年女の私の願いも込めて玄関に飾りました
初炭のお稽古より始め炉中で若松の香が匂う新春の稽古場となりました
紹鴎棚~~~お稽古用
久し振りに出した棚の扱いに新鮮さを感じ後の時間の関係で
続き薄茶のお点前にしました。
水指~~~~ 捻梅型 「善光窯」
茶入~~~瀬戸 「光右衛門」
仕覆~~~幾何文風通
棗~~~~あけぼの棗
はなびら餅~~~「鶴屋長生製」 干支干菓子~~~「甘春堂」
干支の紅白
庚申歳(1980年) 「 膳所焼 」 壬申歳(1992年)「信楽焼 英山」
最後に懐かしい干支茶碗でお薄を戴き堪能しました。
午後からは一年に一度の お食事会に出かけ、若かりし頃の思い出話に
浸りながら楽しい一時を過ごし今年の無事を祈りつつお別れしました。