
「素麺に わたせる箸や 天の川」 七夕の日に毎年この色紙を
出して素麺を食べ始めます。 行事も色々ありますが、
高齢になった今は「健康で日々楽しく過ごせます様に」との願いを
込めて濃茶をねり、皆で戴きました。




葉蓋の水指~~~檜の曲げに切箔を散らしたもの
蓋にする葉~~~梶の葉、桐、蓮、里いも、その他
(毒素、悪臭、汁の出る葉は使わない)
葉の上に露をためて涼感を演出するのも夏ならではの薄茶点前です。

薄 器~~~鮎の絵ガラス
茶 碗~~~蛍 の 絵(紫 雲)
主菓子~~~七夕きんとん(笹屋伊織)
干菓子~~~あ ゆ (平 安 殿)
干菓子器~~笹 舟 (一 閑 張)
7月は一年の折り返し点と言われますが、四季の移り変りに喜びを
感じつつも、去りゆく月日に追われつつ道具の入れ替えに楽しみ
を・・・・・・・・。 みんなとの楽しい出逢いを喜び、今年も
七夕のお稽古を終えました。