デンエイ日記。

日々色々
カトさんの出現率は、トキワの森のピカチュウ並。

ノスタルジックハンマー(カト

2007年02月17日 | カト
人生、尊敬できる人間というのにいくらも会えるものだが
学生時代こんな人にあった。
近鉄の急行名古屋ー津間
途中四日市で乗ってきたおばちゃんが隣に座って笑顔で言う
『おばちゃん手相が見れるんよ』
そんじゃつって手を渡したら、そこから永遠べたりべたりとかえってこない。
(痴女だやられた。)
参ったなって顔をしたらば
『女難の相が出とるわぁ。こりゃ痴女にあうで?何時かなぁ?、、、あれ今やん!』
笑顔で。
『ごめんな、おばちゃん手相なん見れやんけど、こうゆう冗談許してくれる子は見抜けるねん。あんたええ男やね。』
うをすげえ!!パーフェクト!パーフェクトな痴女だ。
だましのテクニック、方法の意外性、ネタばらしのタイミング、ユーモア、そして保身のためのフォロー。
小さい頃から、お前は詐欺師の才能があると言われ続けてきたこの加藤太一。
まるで、立ちくらむような感銘を受け、そのジュリオナ=パッショイさん(絶対嘘だが)に弟子入りをし、
ジュリオナ流詐欺術を学んだわけだが、(講義のほとんどが嘘だったので何がなんだか分からなかったが)
そのジュリオナ流には絶対の法がある。
『バレる嘘はつくな。バレないだましはするな。』
深い意味までは教わらなかったが、たぶん、
嘘は何かを守るためにつくものだ。だから、守るからには守りきらなければならない。
だましは人を陥れるためにつくものだ。だから、必ずばれなくてはならない。(そしてそれ故に、はめられた人が仕方ないと許してくれるような、面白いものでなくてはならない。と言うことだと思う。)
ところであ!く!ま!で!これは単なる例だが、口の軽い人にする口止めなどはジュリオナ流のもっとも基礎的なご法度だ。
守りたいものがあるならするべきではない。ね?

ついでだがジュリオナさんは2年前に逮捕されている。

最新の画像もっと見る