WOWOWカンヌ国際映画祭ブログ

現地に飛んだスタッフが映画祭の様子を毎日レポート!

柳楽優弥、カンヌに凱旋! フジテレビMOVIES『シュガー&スパイス~風味絶佳~』

2006年06月03日 | 現地レポート

フジテレビ MIVIES ラインナップ発表 in カンヌ』3連発の最後を飾るのは、『誰も知らない』で史上最年少のカンヌ映画祭主演男優賞を受賞した柳楽優弥の最新作『シュガー&スパイス~風味絶佳~』!

この作品、柳楽くんが初挑戦となるラブストーリー。恋のお相手には各映画祭で新人賞総なナメの注目女優・沢尻エリカちゃん。

しかも、手掛けるのは監督・中江功、脚本・水橋文美江という、大ヒット映画『冷静と情熱のあいだ』の名コンビ。

さらに、この映画の原作は、第41回谷崎潤一郎賞受賞作品、山田詠美著「風味絶佳」なのだ。ここまで揃うと、ヒットしないわけがないよ! 公開は2006年・秋予定!

というわけで前置きはこの辺にして、カンヌに凱旋した柳楽くんの様子をご紹介!


左から中江功監督、柳楽優弥くん、夏木マリさん


夏木さんはすっかり柳楽くんのことがお気に入りみたい!


こんなドキっとするような耳打ちシーンも…何を話してるんだろ?


『誰も知らない』の頃より、こーんなに大人になった柳楽くん


最後は皆で乾杯! 未成年の柳楽くんはオレンジジュース

 

イベントの最後に、3作品のゲスト達が全員揃って外でフォト・セッション開催。この日はあいにくの曇り空だったため、せっかくのカンヌのビーチの景色が色あせて見えます。


古びたアルバムの写真みたいになってしまった


すごい強風だったため、こんな一幕も


最後まで笑顔を絶やさない小西さんと、エスコートし続けるユースケさん


これからの日本映画界をしょって立つ期待の2人、ウエンツくん&柳楽くん


大泉洋&ウエンツ瑛士! フジテレビMOVIES『ブレイブストーリー』

2006年06月03日 | 現地レポート

UDON』に続いてご紹介するのは、宮部みゆき原作の傑作ファンタジー巨編アニメーション『ブレイブストーリー』! 

北米市場を視野に入れてワーナーブラザースと映画配給契約を結ぶなど、この作品に込めた意気込みはハンパじゃありません。

そして…この作品のゲストはこのお2人!

大泉洋さんとウエンツ瑛士くん!


ビーチでインタビューを受けているウエンツくんと大泉さん発見


きりっと引き締まった顔が2枚目です、大泉さん!

 

一見、まるでタイプの異なるお2人ですが、とても仲が良さそうで、並んで話している姿を見ているとだんだんと違和感が消えていきます…


ステージに上がったお2人。漫才コンビのような息ぴったり!?


『ブレイブストーリー』への意気込みを語るウエンツくん


この後、口の中から顔が見えてしまいました(笑)


美男子と恐竜。笑いをこらえるウエンツくんが可愛い


大泉さんとウエンツくんの雰囲気は、なんとなく兄弟みたいな仲のよさ


ステージ後、『ブレイブストーリー』垂れ幕の前にて、乾いた喉を潤す

 

世の大泉ファンの皆様、お待たせしました。大泉洋3連発です!


自前のカメラで取材陣を逆撮影する大泉さんの図


画面下に影ができているのは、取材陣たちが立ちふさがっているからなのね


やっぱり大泉さんには、朗らかな表情が似合う!

 

世のウエンツファンの皆様、お待たせしました。ウエンツ瑛士3連発です!


美形がもっとも美しく映える右45度のウエンツくん


ウエンツくん、口に含んだシャンパンを堪能中の図


とどめは美形スマイル!海外のプレスの女性も「この子誰ー!?」と騒ぎます


ユースケ・サンタマリア&小西真奈美! フジテレビMOVIES『UDON』

2006年06月03日 | 現地レポート

やはり今年も世界中から数多くのスターや監督たちが集まったカンヌ。そんな映画祭の地で、フジテレビが約1億円をかけて『フジテレビ MOVIES ラインナップ発表 in カンヌ』を開催。このパーティー形式の発表会では、『UDON』、『シュガー&スパイス~風味絶佳~』そしてアニメ『ブレイブ ストーリー』が紹介されましたので、その模様を順番にお見せします。

まずは、讃岐うどんまで振る舞われた『UDON』から!

会場に入ると、いきなり楽しそうな小西真奈美さん発見。『UDON』の巨大な垂れ幕にユースケ・サンタマリアさんと一緒にサインを書いている模様。ユースケさんは豪快に「うっどぉぉぉ~~~ん」と書きなぐってましたよ。


セクシードレスに身を包み、楽しそうな小西真奈美さん。コニたんと呼んでもいいですか


私達の目の前でコニたん、いや、小西さんとユースケ・サンタマリアさんのサインが入りました


このお2人で世界にうどんを熱烈アピール

続いてステージの上で簡単な紹介&パフォーマンス。カメラが回っている場所では体が常に動いてしまうユースケさん! 豊かな表情とポーズでしっかりカメラサービス。本当にプロ意識のある方です。


疲れていても常にカメラサービスを忘れないユースケさんは尊敬に値する


他人がしゃべっている時もこの通り。素敵!

ユースケさんは小西さんの手を取りエスコートしながらステージから退場。ここでもしっかり笑わせてくれました。


ちょっと照れる小西さんと、はにかむユースケさん

 

踊る大捜査線』シリーズを大ヒットさせた本広監督が手がけるこの『UDON』。香川県出身の監督は根っからのうどん好きということで、このイベントでも本場・香川県から讃岐うどんの職人さんが呼ばれ、現地で手打ちうどんが振る舞われました。


本場からのうどん職人&ちょっとサイバーなうどんマンも参上


ユースケさんの「うどん、シルブプレ!」の掛け声でうどん振る舞い開始!

 

会場にぎっしり詰め掛けた取材陣は、先を競うようにうどんに手を伸ばす!出てきた瞬間になくなっていくうどん! っていうか私も食べたい!写真なんか撮ってる場合じゃない! それ私のうどんだ、取るな!この泥棒ネコ! と周りの人間を威嚇し、髪を引っ張りあい(これはウソ)、なんとかうどんゲット♪(しかも2杯)


ジャパニーズうどん親善大使のおかげで海外のプレスにも大好評


ちなみに会場はこんな様子。食べたい者は戦え!

外国のメディアの方も「パスタとは違う食感で、初めての味で美味しいわ!」と好評だったUDONパーティーでした。


美女とうどん。小西さん可愛いー

映画は8月26日公開です。観たら確実にうどんが食べたくなる!


小西さんばかり撮ってるように思われそうですが、その通りです


イーサン・ホークが語る話題作『FAST FOOD NATION』の真実

2006年06月03日 | 現地レポート

映画祭の比較的前半に催された『FAST FOOD NATION』の記者会見。ところで日本語では「ファーストフード」と言いますけど、英語で正しくは「ファストフード(FAST FOOD)」と言います。注文してすぐ出てくる早い食べ物=ファストフード。え?知ってました?


リチャード・リンクレイター監督(中央・座り)も今回の映画祭で目立ってましたね


うーーん、やっぱりカッコイイ!イーサン・ホーク

というわけで会見にいきなり登場したのは、そう、元祖イケメン俳優イーサン・ホーク! 元祖ってこともないか。かっこ良さに加えて最近は渋さも出てきて、ちょい悪オヤジになってきた感じです。


ネームプレートがずれてますが、アシュリー・ジョンソンです


妖艶なアナ・クラウディア・タランコン

Q:原作の本の内容から察すると、社会を風刺したマイケル・ムーアっぽい作品と感じましたが?

リンクレイター監督:この映画は、彼の作品のようなドキュメンタリーではなく、フィクション映画であるという点が違う。人生の一部分を描くような映画をつくりたかったんだ。


水がぶ飲み中のアシュリーと真剣な眼差しのイーサン

Q:ブルース・ウィリスの起用について教えてください。

リンクレイター監督:ブルースにこの映画の話をしたところ、すぐに出演OKの返事をもらって嬉しかったよ!


左からカタリナ・サンディーノ・モレノ、ウィルマー・ヴァルデラマ、そして妖艶なアナ・クラウディア

 

Q:この映画を撮るにあたって、ファストフード業界から何か言われましたか? また、普段からご自分でファストフードの店には行きますか?

リンクレイター監督:ああ、言われたよ(笑)でも、彼らはビジネスとしては勝者なのだから、この映画のせいでどうなるというわけでもないだろう。僕自身はファストフードは普段あまり食べないんだ。最後に食べたのは…ウィーンでホットドッグを食べた時かな。ベジタリアンではないけど、食生活と健康は大事だからね。


この作品がハッピーエンドではない理由…観た者だけがその真実を知る!

Q:この映画のラストは、ハッピーエンドではありませんね。ハリウッド映画らしくありませんが?

イーサン・ホーク:全てがハッピーエンドでは、嘘になる。映画として希望を見せるのはいいけど、ただ椅子に座って見てれば希望が勝手にやってくる、というわけではないんだ。何かを変えるには、戦わなくてはいけないよ。

 


増えたシワは、積み重ねてきたキャリアの証。ますます素敵です、イーサン

ファストフード業界からクレームもついたというこの作品。映画にお詳しい方なら『スーパーサイズ・ミー』という作品を連想されるかも知れませんが、この映画はまた一味違うようですよ。映画を観た後しばらくは食欲をなくすかも…観る前に食べておいてね!