西東京市にある不動産屋さんの看板を取り付けてきました!
全体を見ると、看板というかフェンスになっています。
フェンスのデザインが、人形と彼らを取り巻く家や雲、木々などを形づくるものになっていて、家の煙突からもくもくと大きく出る煙の形の板に、屋号が切り抜かれています。
これは作っていてとても楽しかったです。もともとデザインの雰囲気は決まっていて、最初は掲示板もあったのですが、改装に伴ってこのフェンスをつくらせて頂きました。
まずフェンスの枠をつくり、そこから家の部分、次に木という具合に決められる箇所から鋼材を曲げてつくっていきました。ある程度決めてしまうと、バランスが大事なので、いろいろ曲げ方を変えたり、鋼材の太さを変えてみたりと、全体を観ながら進みました。
何年も前にある人に、ものをつくる素材として、とったり付けたり一進一退しながら試行錯誤できるようなものでなければ、素材として優秀ではない、と言われたことがあります。素材に優秀があるかどうかとうことではなく、可塑性をもったメディウムとして表現されていなければ、良きメディウムたりえないということでしょうか。これは、文章とか映像、音楽にも当てはまると思うので、ちょっと話が広範になりすぎてしまうかもしれません。もっというと人というものが持つ可塑性ということにもつながりそうです。
話を少し戻すと、ものをつくっていると、そのつくっている時間というものは、通常の尺ではとうてい測りきれないものになります。一回部材を付けたら、これは良し、と思える地点から遠ざかった、近づいたと判断できます。
やり直そうと思って引いてみたら、一気に進むこともあります。
こういう判断を促すのが、可塑性を持つ素材としての特質であり、またものをつくる時の面白さでもあります。ある完成地点のようなものははっきり見えていなくても、これは違う、これはこの場所がいいと判断できるのもよく考えると不思議なことです。
それにしても取り付けの日は暑かったです!日本の夏はかくも厳しいものなのかと思いました…。
それでも無事に設置が完了して良かったです。工房も暑いですが、なんとか乗り切ります!
文責 ロボコモ
全体を見ると、看板というかフェンスになっています。
フェンスのデザインが、人形と彼らを取り巻く家や雲、木々などを形づくるものになっていて、家の煙突からもくもくと大きく出る煙の形の板に、屋号が切り抜かれています。
これは作っていてとても楽しかったです。もともとデザインの雰囲気は決まっていて、最初は掲示板もあったのですが、改装に伴ってこのフェンスをつくらせて頂きました。
まずフェンスの枠をつくり、そこから家の部分、次に木という具合に決められる箇所から鋼材を曲げてつくっていきました。ある程度決めてしまうと、バランスが大事なので、いろいろ曲げ方を変えたり、鋼材の太さを変えてみたりと、全体を観ながら進みました。
何年も前にある人に、ものをつくる素材として、とったり付けたり一進一退しながら試行錯誤できるようなものでなければ、素材として優秀ではない、と言われたことがあります。素材に優秀があるかどうかとうことではなく、可塑性をもったメディウムとして表現されていなければ、良きメディウムたりえないということでしょうか。これは、文章とか映像、音楽にも当てはまると思うので、ちょっと話が広範になりすぎてしまうかもしれません。もっというと人というものが持つ可塑性ということにもつながりそうです。
話を少し戻すと、ものをつくっていると、そのつくっている時間というものは、通常の尺ではとうてい測りきれないものになります。一回部材を付けたら、これは良し、と思える地点から遠ざかった、近づいたと判断できます。
やり直そうと思って引いてみたら、一気に進むこともあります。
こういう判断を促すのが、可塑性を持つ素材としての特質であり、またものをつくる時の面白さでもあります。ある完成地点のようなものははっきり見えていなくても、これは違う、これはこの場所がいいと判断できるのもよく考えると不思議なことです。
それにしても取り付けの日は暑かったです!日本の夏はかくも厳しいものなのかと思いました…。
それでも無事に設置が完了して良かったです。工房も暑いですが、なんとか乗り切ります!
文責 ロボコモ