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MAio-108

素材(木、鉄、銅、陶、ガラス)の表情を生かしたものづくりをする日々

「焼鳥つっくん」改装しました!

2009年05月11日 | Weblog
5月に入ってだいぶ暖かくなってきましたね。
初夏の陽気も感じますが、みなさんいかがお過ごしですか?
私たちは4月に入ってから、西麻布にある「つっくん」という焼き鳥専門のバーの
改装を手がけました!このバーのオーナーの方がキックボクシングのジムを経営されているそうなので、イメージとしてもかなり男っぽい、ごつごつしたものをつくることになりました。

テーマはそのものずばり、「鉄」です(!)。テーブルもカウンターもすべて鉄、照明を覆う装飾も、お店に立てることにした仕切りも、鉄です。ふんだんに鉄を使って、一部ポイントとして、銅やガラスを使いました。

テーブルとカウンターは写真をご覧になるとわかると思いますが、天板の側面に
がしがし叩いた鋼材をまわしてあります。もちろん天板は鉄板を貼ってあります!
入口のパーテーションは鉄を鎖状にしてつなげてつくってあります。溶接でくっついているのですが、不思議な浮遊感を漂わせています。

文責 ロボコモ

オゾンの展覧会が終わりました!

2009年04月12日 | Weblog
報告が遅れてしまいましたが、3月24日(火)に無事に最終日を迎えて、展覧会を終えました。ご来場下さった方々、本当にありがとうございました。
私たちもこの展覧会のおかげでたくさんのことを学びました。例えば、展覧会を成功させるためにどのような段取りを組めばよいか、どのようなことに注意すべきなのか、等々。再度もしこのような展示の機会を得た時には、この経験がきっと役に立つことでしょう。

展覧会では販売もしていたのですが、いくつかお客様に買って頂けました。普段の仕事とはちがう状態で、その物を前にしながら直接お客様と話すというのは、これもまた貴重な経験でした。

会期の2週間はあっという間に終わりましたが、非常に中身の濃い展覧会でした。
これから展覧会の様子をアップしていきます。みなさんよろしくお願いします。

文責 ロボコモ

展覧会が始まって5日

2009年03月16日 | Weblog
準備のあわただしい、日々の勢いなのか、この5日間も、瞬く間に過ぎてしましました。
今日で、2000人の来場者を超え、思わぬ数の多さに、少ないスタッフで、対応が間に合わず、失礼が、あったかと思います。
来て、見て、楽しんで、と言う展覧会の目標どおり、
皆さん、スタッフと話したり、二胡を弾いたり、聞いたり。

又、楽しい依頼もありました。
日比谷花壇さんが、セットそのものの、リースと言うお話など、思わぬ話なども出てきました。
後8日、皆さん、来て、見て、楽しんでください。

西野和宏。

オゾンで展覧会を開催します!

2009年02月12日 | Weblog
まただいぶブログの更新が遅れてしまいましたが、
今日はニュースがあります!
来月3月12日(木)~3月24日(火)の期間に新宿のOZONEで
展示を開催します。出品者は28人と大きな展覧会です。
今回のテーマは「クラフトマン達のつくった一軒の家」として、
それぞれの作家が家にまつわる家具や道具、内装に至るまで、
技術をこらして一軒の家を創ることを目指します。
展示まであと一か月となりましたが、少しずつ準備も去年から進めて
きました。私達maio108としても普段の仕事の枠を越えて、
このような展覧会を開くことは大きな刺激になることです。

これから展示開催までの間の準備の様子をブログにアップしていく
予定です。みなさんぜひともよろしくお願いします。

リビングデザインセンター OZONE
文責 ロボコモ

A様邸の手すり完成しました!part2

2008年12月12日 | Weblog
工房で製作している時と、現場に取り付けた時と見え方がちがうのは光の具合や環境が異なるので、当然のことです。それでも、今回の階段手すりは、その驚きというか、つくった喜びを現場で改めて味わうことができました。
 
室内には自然光が採り入れられて、階段に柔らかい印象を与えてくれていました。製作物には、それを使っている人のイメージが大事な要素ですが、手すりをつくってみて、うまくそのイメージを捉えることが出来たのではないかと思います。

A様邸の手すり完成しました!

2008年12月12日 | Weblog
早いものでもう12月になりました。寒さが厳しい朝でも、工房にあるストーブを焚くとだんだん暖かくなってきて、この感じが冬なんだ、やっぱりいいもんだなんて思ったりもします。
 すっかりブログの更新も滞ってしまっていましたが、この間にいろいろなものをつくりました。まずその報告をしたいと思います。

先月A様邸の階段手すりを取り付けました!この階段はゆるいカーブを描くらせん階段で、玄関エントランスホールから二階に上がるためのものです。
形状が曲線なので、まず最初の寸法取りは重要でした。型紙を使って慎重にらせんの軌道を割り出して、カーブのポイントごとに支柱を立てていきます。それから、その支柱に沿って鋼材を曲げてゆき、手すりの装飾となるユリの花とすずらんを、
全体のバランスを崩さないように組んでいきました。
 特に難しいのは、手すりの笠木の部分(手でつかまる部分)です。ここは木を使いましたが、薄い木を重ねて固定させながら階段に沿った形をつくった後に削り出しました。
私もこの木で曲線をつくる作業は初めて見たのですが、鉄とちがって熱をかけて曲げるのではないので、なかなか難しい行程です。素材の間の対話というと、ちょっとありきたりの表現ですが、お互いの素材の特性を引き出しながら作業は進んでいきました。