MAio-108

素材(木、鉄、銅、陶、ガラス)の表情を生かしたものづくりをする日々

工房横の土手で撮ってみました。

2009年07月14日 | Weblog


工房は、すぐ横を、緑も爽やかな多摩川が流れています。
そのため、どんな騒音(?)もOKなので、二胡製作にも練習にも
絶好のロケーションです。
たまに、その好環境に惹かれ、二胡仲間達も演奏しにやって来ます。

花窓(カソウ)と呼びます。

2009年07月14日 | Weblog
今までの、二胡は、この部分が、薄い木の透かし彫りでした。

ただ、音的に言うと、高音が、この部分に反響して、変な雑音が出る場合もありました。

ですので、この部分も、なるべく細く、音を邪魔しない糸を使ってみました。

糸巻き

2009年07月14日 | Weblog
握りやすさと、華やかさを演出してみました。

糸巻きは、毎日触るところです。優しさも大切です。

これは、金糸ですが、他に黒、銀糸等も、用意してあります。

日本人初の二胡の注文製作、販売始めました。

2009年07月14日 | Weblog
この何年か、研究を重ねていた、二胡作り。

中国屋楽器店さんから、発売始めました。

もちろん、私達の工房でも、直接販売致します。

楽器は、日本名「紫檀」 ローズウッドの木を使い、

皮は、錦蛇の皮を使っています。

御覧の通り、デザイン的には、かなり 和 を意識し

最大限音を中心とした作りにしました。

形は、今までの二胡と、多少違いますが、

今までの、二胡が、高音の出にくいことや、雑音が出やすかった事は

解決したかたちになっています。


楽器は姿形も勿論大切ですが、やはり、良い音色、と鳴りが大切です。

中国屋楽器店のオーナーの、ショウホウさん初め、二胡を扱っている、様々な

楽器店の、オーナーさん達の、御協力を得られたこと、此処に感謝いたします。

現在、次の、バリサンダーの木、(これは昔から、リコーダーや、

マリンバ、又アラブの弦楽器「ウード」などにも使われてきた、高級材です)

これで、二泉二胡や、二胡を作り始めています。8月には、また中国屋楽器店さん

の、店頭に並ぶはずです。

二胡作り 
西野和宏

中国屋楽器店さんのHPです。

http://www.dosodo.co.jp/

夢の島 熱帯植物園 展示が終了しました!

2009年07月04日 | Weblog
あっという間の一か月でしたが、展示が無事に終了致しました!
ご来場下さった方々本当にありがとうございました。
植物園での展示ということで、つくったものそれだけではなく、植木や花が加わってはじめて完成するんだと改めて思いました。
会場にある熱帯植物の存在感が大きくて、どうすればここに自分のつくったものを置けるだろうかと考えていましたが、その悩みも植物が舞台の上でそのままあるだけで自然に調和して助けてくれたと思います。会場は植物が出す湿気でむせかえるような空気で、搬出する時には汗だくになりました。
自然光が差し込む会場だったので、開放感があって、無理のない置き方ができたと思います。

展示の様子をまた少しずつアップしていきます。
個人的には植物園の中にある食虫植物のコーナーはかなり楽しかったです。また時間を見つけて遊びに来たいです!