
テーマが‘オリエンタル’のマンション。門扉や館銘板などのエントランス部分の製作をしました。
門扉と言ってもみなさんのイメージは様々でしょうが、アイアンというと、唐草模様や格子状のものをイメージされる方が多いのではないでしょうか?
私たちは毎日制作する中で、「・・!」という素材の表情との出会いがあります。
写真の門扉は、そういう出会いを形にしたものを、オーナーさんが気に入ってくださり、このマンションに合わせて作ったものです。
鉄のシャープさが、エントランスを出入りする光や、植栽を抜ける風を、とても心地よく感じさせる空間の一部になっていると思います。
オーダーメイドなら尚更、何かがそこにほしい時、空間や場面に対する想像力や思いは様々でしょうから、その思いを形にするきっかけの中で暮らす作り手としては、今度はどんな表現や人と出会えるか、また楽しみです。
文責 コピ子ピ・ルアック