
早いものでもう12月になりました。寒さが厳しい朝でも、工房にあるストーブを焚くとだんだん暖かくなってきて、この感じが冬なんだ、やっぱりいいもんだなんて思ったりもします。
すっかりブログの更新も滞ってしまっていましたが、この間にいろいろなものをつくりました。まずその報告をしたいと思います。
先月A様邸の階段手すりを取り付けました!この階段はゆるいカーブを描くらせん階段で、玄関エントランスホールから二階に上がるためのものです。
形状が曲線なので、まず最初の寸法取りは重要でした。型紙を使って慎重にらせんの軌道を割り出して、カーブのポイントごとに支柱を立てていきます。それから、その支柱に沿って鋼材を曲げてゆき、手すりの装飾となるユリの花とすずらんを、
全体のバランスを崩さないように組んでいきました。
特に難しいのは、手すりの笠木の部分(手でつかまる部分)です。ここは木を使いましたが、薄い木を重ねて固定させながら階段に沿った形をつくった後に削り出しました。
私もこの木で曲線をつくる作業は初めて見たのですが、鉄とちがって熱をかけて曲げるのではないので、なかなか難しい行程です。素材の間の対話というと、ちょっとありきたりの表現ですが、お互いの素材の特性を引き出しながら作業は進んでいきました。
すっかりブログの更新も滞ってしまっていましたが、この間にいろいろなものをつくりました。まずその報告をしたいと思います。
先月A様邸の階段手すりを取り付けました!この階段はゆるいカーブを描くらせん階段で、玄関エントランスホールから二階に上がるためのものです。
形状が曲線なので、まず最初の寸法取りは重要でした。型紙を使って慎重にらせんの軌道を割り出して、カーブのポイントごとに支柱を立てていきます。それから、その支柱に沿って鋼材を曲げてゆき、手すりの装飾となるユリの花とすずらんを、
全体のバランスを崩さないように組んでいきました。
特に難しいのは、手すりの笠木の部分(手でつかまる部分)です。ここは木を使いましたが、薄い木を重ねて固定させながら階段に沿った形をつくった後に削り出しました。
私もこの木で曲線をつくる作業は初めて見たのですが、鉄とちがって熱をかけて曲げるのではないので、なかなか難しい行程です。素材の間の対話というと、ちょっとありきたりの表現ですが、お互いの素材の特性を引き出しながら作業は進んでいきました。