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村井良大:「華鬼 三部 響×桃子編」感想<盛大にネタばれ>(その2)

2009年12月08日 14時37分06秒 | 村井良大
※こちらはネタバレ全開なので、本編を見た方推奨です。
ていうか、見てください! 上映期間が短いのでDVDになっちゃうと思いますが、ぜひぜひ、おすすめ。



















続きです。

桃子の悲惨さはまだ続きます。

鬼の花嫁ってあぶれてても1人でいることが許されないんですよ。
1人でいると「選定委員」があらわれて、あぶれた鬼をあてがっていくんですよね。

その選定委員が無神経にも女子寮に現れて、みんなの前で桃子に「相手を見つけて連絡する」宣言しちゃうんですよねー。
公衆の面前(それも女子!)で、相手の鬼に振られたから、他の鬼をあてがいますって宣言するんだよね。
これって、ものすごく侮辱的な言葉ですよね。


鬼は「鬼の花嫁」に子供を産ませて、鬼族を繁栄させていくのが種族の命題なのは判るのですが、乙女心は踏みにじっていいもんか。


それでも、家にも帰れないし強引に押し切られて不貞腐れつつ「あぶれた鬼」に会っちゃう訳なのですが、その鬼がまた最低で、ホテルに直行。
嫌がる桃子の手をひっぱって「どうせやるんじゃん」とか、本当、最低。
鬼の子供を産むために鬼ヶ里に連れてこられる「鬼の花嫁」でもそれはない。
(だから、この鬼はあぶれてたのかな?)


そこに、ダークヒーロー響登場ですよ!!

もしかして、響は桃子を助ける気がなかったかもしれないけど、最低鬼がうっかり響に「消えろ! それとも俺が消してやろうか?」なんて喧嘩を売ったもので、結局響が最低鬼を追い返す羽目に。


この時の響がかっこいいんですよー。
鬼は力を発動する時、目が金色に変るんですね。
最低鬼が「消してやろうか」と言って、目を金色に変えるんですけど、それに堪えて響が


響「消す? 俺を? やってみろ」


と瞳を金色にさせて睨み返すんです!
この時の表情がめちゃくちゃかっこいいです。


最低鬼はそれに怯んで逃げ出します。
鬼は生まれた時から力で序列分けされるそうなので、睨み合うだけど相手との力の差がわかるんでしょうね。


最低鬼が逃げた後は笑える桃子と響のやりとり。


桃子「あんた、こんなとこで何してんのよ!」
響「(口を開こうとするも、桃子に遮られる)
桃子「言わなくていい!! 相手は!!」

響、後ろを振り向くけど誰もいない。

響「あれ…」

場所はホテルですし、何しに来たか判りますし、ホテルで相手の男が、他の女を助けてたら、怒って一人で帰りますよね(苦笑)


で、この後、響は「おごってやる」と桃子を食事に誘います。


そこで、鬼「の頭の嫁」としてやってきた神無と桃子とどう違うんだ。
桃子は鬼にも振られ、他の鬼をあてがわれるという酷い目にあっている。
でも、神無は鬼頭の嫁としてちやほやされている。
と、桃子に語ります。


桃子はそれだけでは響の悪の誘いに乗らないんですよ。


でも、その後に、

桃子→夫になるべき鬼に捨てられ、学校に友達もいない。

神無→三翼という鬼の頭に次ぐ有力者にも求愛されてチヤホヤ。鬼頭である華鬼は神無のことを嫌っているはずだったのに、神無が華鬼に抱きしめられていた。

ということを思い知らされたら、魔が差しちゃいますよね。

抱きしめられた神無が真っ赤になって教室に帰ってきたら、桃子の心の中にどす黒いものが渦巻いてもしょうがないですよね。

つい、うっかり響の誘いに乗っても仕方がないですよね。


桃子の嘘にだまされて、神無は旧校舎に行き、響に拉致される。
それを助けに行った華鬼に毒を食らわせて、刃物で切り裂こうとする響。


というシーンが一部の見せ場なのですが、三部ではここは半分くらい割愛されてますね。
響の悪どさっぷりも見がいがあるのに(笑)


むしろ、華鬼にパイプで串刺しにされて黒板に縫い付けられた響が、ふっつーに生きてて、会場に笑いが起こりましたよ。
ええ。


桃子が心配になって、戦いの後の教室に入った台詞が
「あんた、何やってんの」
心配そうというより、どっちかっていうと「バッカじゃないの」的な口調で。


見てるこっちも「え?生きてるんだ?」とびっくりです。
響がパイプを抜けと桃子に命令するも、桃子の力では抜けず


桃子「無理」
響「ちっ! 使えない女だなぁ!!」
桃子「(にっこり笑って)ありがと」

桃子、パイプを逆に響に押し込む。

会場、(主に私が)大爆笑です。

さっきまでの迫力ある殺戮シーンが吹っ飛ぶ~~~~。


一部は、華鬼が響を倒した(と思われる)後は響が全く出てこないんです。
(なので、あのままやられたと思ってしまった)

でも、三部はこっからがメインですね。



って、気がつくと、全編レビューの体制に入っている訳で。
ああああああ、いつまで書いても終わらない。

でも、気が済むまで書き続けるぞ~。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はじめまして (いづみ)
2009-12-10 01:20:25
はじめまして。
私も響に落ちた一人です(笑)
ほんとにかっこよかったですよね~。
「この女を殺していいのは俺だけだ」と「まずは求愛させろ」は名言です!

そして、私もめちゃくちゃ桃子に共感して見てました。そりゃ嫉妬もしたくなるよって境遇。
でも結局最後は真実を知って神無を助けに行く優しさ。学校を辞めようとする潔さ。
すごく人間味にあふれてますよね。

映画の公開が一週間っていうのは短すぎると思いませんか~!?
もっとたくさんの場所でたくさんの人に見てもらえる作品だと思うのになぁ。
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いづみさま> (ひいな)
2009-12-10 08:13:32
はじめまして。

一週間て短いし時間帯がまた気楽にいけない時間帯で口惜しいですよねー。
響はもっと世間に知られるべき存在だと思います(力説)

ラスト辺りの感想はこれから書きます。まだ書き足りないんです(^^;
今のペースだとその4くらいいきそうです…
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