グラナダからコルドバへの途中で是非お薦めしたい宿

さて、グラナダの観光を終えて次の目的地コルドバへと向かいます。

しかしこの日の予定は、午前中にアルハンブラ宮殿観光をして午後にグラナダ市内観光。さすがにそれからコルドバまで一気に行くのは遠いなぁ・・・と考え、途中で宿を取ることにしていました。

その宿が、旅行前の記事でご紹介していた、グラナダからコルドバへ向かう途中のiznajar(イスナハール)という大きな湖（ダム湖）の湖畔の街にある宿。今日はそこに泊まります。

グラナダからの高速道路A92は非常に快適！
これを途中で下りて北のコルドバ方向へと向かいます。

高速を下りてからの道では、見渡す限りの山にオリーブの木が植わったアンダルシアの大地を臨むドライブ。

道端には菜の花が所々に咲いていて、大地の一部が黄色に染まっていました。

やがてイスナハールの湖が見えてきました。

この湖は下流のセビリアの水源となっている湖で、スペインでも２～３番目くらいに大きい湖だそうです。

写真に写っている大きな橋を渡ると、いよいよ宿のあるイスナハールの街に入ります。

雨に煙ってしまっていますが、アンダルシアやコスタデルソルに見られる典型的な「白い街」で、大きなカテドラルが周囲を圧倒するように山の上に建っています

宿のホームページの案内に従いイスナハールの街中を抜けて少し人里を離れると、宿の白い建物が見えてきました。

入り口の大きな白い壷？に宿の名前が書いてあります。
"Casa Rural El Olivar"
最初はただの民家にしか見えなかったので、危うく見逃す所でした。
しかしロケーションは湖を見下ろす絶好の位置！

では敷地の中に入ってみましょう。

部屋の前のスペースはこんな感じ。部屋の方を見ると、

たったの５部屋！（一つ手前に隠れています）
それぞれの部屋の前にある木は、それぞれ種類の違うオリーブの木だとのこと。

それで宿の名前も"Olivar"だし、それぞれの部屋の名前もそれにちなんで

それぞれのオリーブの種類の名前が付いているとのこと！
心憎い設定です

オーナーのクリスチャンさんに案内されて部屋の中に入ると、

清潔感満点の快適な設備！！

シンプルながらもとても過ごしやすそうです。

部屋のドアを開ければ

遠く湖からの風が入ってきて快適！（この季節はさすがに寒いですけどね）

ここはヨーロッパ型のバケーションを過ごすための滞在型のB&Bなので、プールも付いています。

夏には子供連れの家族で賑わうそうです。

ちょうど雨上がりだったので、山の向こうに虹が出ていました！

宿からのパノラマ写真はこちら↓です！

（クリックすると拡大します。是非雄大なアンダルシアの景色をお楽しみ下さいご覧になった後はブラウザの「戻る」で戻れます）

快適な一晩を過ごした後は、朝ご飯をこちらの部屋でいただきます。



これが「アンダルシア風のトースト」
トーストに新鮮なトマトを載せオリーブオイルをかけて食べるだけのシンプルなものですが、本当に美味しかったです

お皿もオリジナルのものでとても素敵です。

あまりに素敵だったので、お土産用に売っていたものを買ってきてしまいました

たった一晩で出てしまうのが惜しいくらいに素晴らしい雰囲気の宿、El Olivar。

私たちが日本人で最初の宿泊客だったそうです。

オーナーのクリスチャンさんはベルギー人。数年前にこの地を訪れてから一目で気に入り、ホテルを始めたそうです。英語を含む数ヶ国語を話し、日本にも旅行で来られたそうで、日本人のお客さんが来るのを楽しみにしているとのことでした。

アンダルシア地方のドライブの途中に、是非皆様も寄ってみて下さい。

私にとっては忘れられない宿の一つになりました

El Olivarのホームページはこちら（音楽が流れますのでご注意下さい）。
リンク先の"Welcome"の字をクリックすると、英語での説明が現れ、予約もそこからできます。
ここで予約をすると、折り返しメールでのConfirmationが届きます。

B&Bということで、夕飯はクリスチャンさんに教えてもらった付近のレストラン（十数軒選択肢があります）に行く事になりました。
そこでのローカル色満点の素敵な夕飯の話はまた次の記事で！

どうぞお楽しみに♪

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