ウィミンズネットいわた

~男女共同参画社会の実現をめざして~

子育て支援連続講座(3回) 開催します 2009.1月~3月

2009-01-04 11:38:08 | お知らせ
子育て支援連続講座(3回) 開催します。

「子育ての困りごと」
1回 おかあさんの困りごと 1/31
2回 おとうさんの困りごと 2/21
3回 じゃあ どうするの! 3/14
(いずれも土曜日、午後1:30~3:30)
会場は豊田福祉センター 3F 大会議室

どなたでも参加していただけます。託児もあります。託児希望の方は開催日の10日前までにサイドバー「メッセージ」にてお申し込みください。お子様のお名前・年齢も記入してください。

私たち「ウィミンズネットいわた」では、昨年度の事業で「井戸端会議・子育てシリーズ」を行い、さまざまな問題をとりあげてきました。
2月に行った「井戸端会議 子育てシリーズ№6」
子育てのこと、話そう! ~子育て中のパパ・ママへホントの支援って?~  
においては、子育てグループの人たち、指導活動をしている人たちの参加をいただきさまざまな問題を話し合いました。時間の関係でなかなか議論を深めることができませんでしたが、今回は「子育て支援」にテーマをしぼりました。静岡大学情報学部准教授、笹原恵先生をアドバイザーにお願いしていますので、みなさんの意見や出された問題についていろいろなアドバイスをいただき、議論を深めることが出来ると思います。

磐田市子育て支援課では9月~10月にかけて「次世代育成支援に関する市民意識調査」を行いました。対象は、市内在住の就学前から小学校の子どもを持っている保護者で、結果は来年1月にまとめられる予定です。意見要望などは「後期・磐田市次世代育成支援行動計画」に活かしていくとのことです。

その調査の結果も見ながら、参加してくださるみなさんと本音トークを繰り広げてみたいと考えています。より多くのみなさんに参加していただきたいと思います。

おいしい交流会  2008.12.14

2009-01-04 11:27:20 | 例会・サロン
サロンを開催しました。
12月14日(日)12:00~  豊田福祉センター2Fボランティア室

師走のひととき、トン汁、散らし寿司、サンドウィッチ、ピザ、プリン(糖質制限食)・・・etc・・・メンバーの手作りバイキングです。おいしいものをいただきながらおしゃべりしました。残ったものはお持ち帰りのお土産に・・・。
社会に広がるさまざまな格差・・・それって、おかしい・・・なんでそうなるの?・・・そう思っているのはひとりだけじゃないって分かるのはとても大事です。心身ともにリラックスするランチタイムでした。

男女共同参画ニュース 2008.10

2009-01-04 11:25:00 | 男女共同参画ニュース
平成17年度「人口動態職業・産業別統計」の概況@厚労省
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/tokusyu/05jdss/index.html

「有職女性、結婚時6割も出産時には2割に…厚労省調査」@YOMIURI ONLINE
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081017-OYT1T00661.htm

 結婚時に仕事を持っている女性の割合は6割を超えるのに、出産時は2割程度まで低下することが17日、厚生労働省が発表した 「2005年度人口動態職業・産業別統計」でわかった。
 同省は「育児休暇制度の普及は進んでいるが、出産を機に離職するケースがまだ多い」(人口動態・保健統計課)と分析している。

 発表によると、全国で05年度に結婚した女性約72万3000人のうち、有職者は約45万4000人(約62・8%)。これに対し、同年度に出産した母親約106万4000人のうち有職者は約25万1000人(約23・6%)にとどまった。
 これらの母親について、出産年齢別に有職率をみると、25~29歳が約23%で、年齢が上がるほど割合も高くなり、35~39歳で約27・7%、40~44歳で約31・4%だった。
 同統計は、出生・死亡や結婚・離婚と職業などの関連を5年ごとに調べるもので、今回は05年国勢調査などのデータを基にした。
(2008年10月17日20時52分 読売新聞)
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「日本男性学会議」が、10月11、12の両日開かれました。
「日本男性学会議:“脱暴力”どうしたら… シンポに70人-- 下京 /京都」
@毎日jp京都
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20081012ddlk26040327000c.html

 第4回日本男性学会議(メンズサポートルーム京都主催)が11日、下京区の「ひと・まち交流館 京都」で始まった。親しい間柄の暴力(DV)や虐待の防止の方法を探ろうと、心理カウンセラーやDV当事者(被害者、加害者)ら約70人が講演やシンポジウムに聴き入った。

 加害者へのアプローチの仕方などについて議論したシンポジウムでは、京大大学院の伊藤公雄教授、女性の経済的自立を支援するNPO法人「WANA関西」の藤木美奈子代表、平安女学院大の深江誠子教授、日本家族再生センターの味沢道明所長が参加した。

 藤木代表は「加害者は自分でものを考えようとせず、更正プログラムへの参加も拒絶しがち」と指摘。味沢所長は「加害者の話を聞くだけではなく、自らの経験を語ることで語りを促している」と援助者としての手法を披露した。会場からは「被害者に比べて加害者対応が少ない現状で、根本的解決ができるのか」との声も出た。

 「どうすれば脱暴力につながるか」との会場からの質問には、味沢所長が「パワーコントロールに依存しないコミュニケーションを教え、自尊感情を持ってもらうことが大切」と主張。深江教授は「日本の男性は『いい男』を目指して」と注文した。【木下武】毎日新聞 2008年10月12日 地方版
日本男性学会議@家族再生センター
http://homepage1.nifty.com/ajikun/event.html

事業受託

2009-01-04 11:24:16 | 活動報告
「男女共同参画意識啓発用パネル企画作成事業」受託しました。

今年度事業として、男女共同参画を分かりやすく啓発するパネルの企画・製作する事業を受託しました。男女の人権の尊重(生き方の選択の自由・性差別行為の禁止)、固定的役割分担意識に囚われない自由な選択への配慮、政策や方針の立案及び決定への参画、ワークライフバランスなどをテーマとしたパネルを作成します。

男女共同参画ニュース 2008.6

2009-01-04 11:18:51 | 男女共同参画ニュース
☆男女共同参画情報メール第166号(H20.6.13発行)
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◆◆ 男女共同参画局から ◆◆

■男女共同参画白書の公表について
 6月13日、平成20年版男女共同参画白書が閣議決定され、国会に提出されました。
 本年は、特集として「地域における女性の活躍」をテーマに取り上げ、地域における女性の活動・参画の状況を様々な角度から概観した上で、女性が中心となって活躍する地域活動の特徴を、多岐にわたる活動事例を交えながら分析するとともに、活動の重要性の高まりとそのような活動が発展するためのポイント等についても記述しています。
 詳しい内容については、下記URLからご覧いただけます。
(概要版:http://www.gender.go.jp/whitepaper-index.html)
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家事時間、総務省調査結果です。
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「2008/06/20-19:53 共働きでも家事・育児は妻任せ=妻4時間7分、夫31分-総務省調査」@時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008062000958

 6月23日に始まる男女共同参画週間を前に総務省は20日、2006年の調査に基づく共働き夫婦の生活状況を発表した。仕事と家事・育児を合計した時間は、夫が1日平均8時間50分、妻が9時間14分とほぼ同じだったが、このうちの家事・育児時間だけを見ると、妻の4時間7分に対し夫は31分にとどまり、共働き夫婦でも家事は妻任せという実態が浮き彫りになった。
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この総務省調査とは、「社会生活基本調査」のことです。以下のページでより詳しく知ることができます。
http://www.stat.go.jp/data/shakai/topics/topi30.htm

「夫婦のみの共働き世帯」「夫婦と子どもの共働き世帯(末子が3歳未満)」「夫婦と子どもの共働き世帯(末子が15~17歳)」の3つのカテゴリで調べています。

「夫婦と子どもの共働き世帯(末子が3歳未満)」では、「仕事及び家事・育児の合計時間は、夫よりも妻の方が17分長い」そうです。
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共働きと言っても、妻はパートの場合も含めての話のようですから、この時間差も不思議ではありません。通勤時間を含めれば、たぶん夫の被拘束時間はもっと長いでしょう。
「今でも役割分業健在」であって、「共働き夫婦でも家事は妻任せという実態が浮き彫りになった」というだけでは、問題は解決しません。男性の働き方を含め、さまざまな問題提起がされていると思いますが、経済優先の論理の前に、なかなか意識がかわるところまでいきません。
これからも機会あるごとに発言していかなければならないと思います。

ともりあフェスタ2008  2008.6.21

2009-01-04 11:16:01 | 活動報告
6月21日 ともりあフェスタ2008 開催されました。

磐田市男女共同参画センター「ともりあ」で、1周年記念の「ともりあフェスタ  2008」が行われました。
オープニングセレモニーで、男女共同参画イラスト・写真コンテスト入賞者表彰が行われました。入賞者には最優秀賞・いわたブランド各社賞として、いわた茶・ニューハレVテープ・発酵黒糖クエン酸・健康アイスなどが渡されました。
その後、登録15団体のうちの5団体のワークショップ、バザーなどが行われ、午後は会場を福田公民館に移して映画「魂萌え」が上映されました。 ワークショップ開催は、以下のような内容です。
  マンマタッチ・・・バレエエクササイズ
  ウィミンズネットいわた・・・パネル展示とトーク「子どもたちは病気を食べている!?」
  いわた消費者協会・・・消費者問題展示
  DAN楽の広場・・・おじいちゃんと遊ぼう!
  ぶっく&トーク・・・大人のための読み聞かせ 

私たちウィミンズネットいわたの、パネル展示とトーク「子どもたちは病気を食べている!?」では、木村由美さんのお話と、十二穀米・全粒粉食パン・北海道産小麦食パン・甘夏マーマレードなどの試食を行いました。食の安全や健康の大切さを訴えると同時に、その担い手は母親だけではなく家族みんなでやることが大切ということを呼びかけました。子育て中のパパ・ママも子どもといっしょに試食をしながら話を聞いてくれました。暮らしの中で必要な生活の技術(調理の仕方や掃除・洗濯の仕方など)や生活の情報(安全・安心・環境などの知識)を家族みんなが身に付けて、生活的自立を手に入れましょう。
人としての自立には、生活的自立・社会的自立・経済的自立・精神的自立の4つの自立があります。それぞれの自立をバランスよくすることが大事です。そして、誰もがいきいきと暮らしたいものです。

男女共同参画ニュース 2008.3

2009-01-04 11:13:26 | 男女共同参画ニュース
☆男女共同参画情報メール第159号(H20.3.7発行)
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◆◆ 男女共同参画局から ◆◆
●男女共同参画会議(第28回)の開催
 平成20年3月4日、男女共同参画会議(第28回)が開催されました。福田総理は冒頭のあいさつにおいて、女性の活躍が我が国の将来のために重要であり、その一層の促進に取り組みたいこと、また、仕事を持つ女性も安心して出産・育児をしつつ、いきいきと活躍できる男女共同参画社会の実現が少子化対策には不可欠であるという旨を述べられました。
 会議では、男女共同参画基本計画(第2次)のフォローアップ結果及び「高齢者の自立した生活に対する支援に関する監視・影響調査」最終報告に向けた論点のとりまとめについて御報告いただき、意見交換を行いました。
 基本計画のフォローアップについては、有識者議員より御意見をいただいた後、意見決定を行いました。また、これらの御意見を受けて、総理より、女性の活躍促進を戦略的に取り組むため、男女共同参画推進本部において、女性の参画を加速するためのプログラムを4月上旬までに策定し、官民挙げて強力に推進することとするので、各府省も積極的に取り組むよう御指示がありました。 会議の資料等は内閣府男女共同参画局のホームページで御覧いただけます。
(http://www.gender.go.jp/danjo-kaigi/index-ka.html)
●男女共同参画会議(第28回)福田内閣総理大臣冒頭ごあいさつ(要旨)
 私の内閣の使命は、国民本位の政策を実施するということによって国民の活力を引き出し、活力ある国民が活躍する舞台を用意することにあります。仕事と生活の調和を推進し、多様な個性が活かされる社会を作らなければなりません。 私が以前、官房長官兼男女共同参画担当大臣であった時、女性の活躍は、活力ある我が国将来のために重要であると考え、「社会のあらゆる分野において、2020年までに指導的地位に女性が占める割合が少なくとも30%程度になることを目指す」という目標を定めました。この目標の下でこれまでも政策・方針決定過程の女性の参画の拡大に取り組んでまいりましたが、この間の進捗状況は決して満足すべき状況ではありません。この目標を達成し、女性が一層活躍する社会を実現するためには、より戦略的な取組が必要となっています。このため、各界トップへの働きかけや、社会の中で活躍が期待されていながら女性の参画が進んでいない分野に焦点を当てた具体的な取組等を行いたいと考えています。本日の会議において、議員各位から積極的に御意見をお聞かせいただくようお願いいたします。
 先日、先進的な取組で知られる民間企業の社内保育所を視察し、我が国の社会の重要戦力である女性が出産や育児をしながら働き続けることができる環境づくりが極めて重要であるということを改めて実感しました。政府としても、去る2月27日、「新待機児童ゼロ作戦」をとりまとめ、公表したところです。仕事を持つ女性も安心して出産し、育児に喜びを見出しつつ、いきいきと活躍できる男女共同参画社会の実現なくしては、少子化対策も進まないと強く思っています

ワークショップ in ウイミンズネットいわた・サロン 2008.3.16

2009-01-04 11:12:24 | 男女共同参画ってなに?
ワークショップ in ウイミンズネットいわた・サロン
3月16日、「NPO法人世界女性会議ネットワーク静岡」主催による、平成19年度静岡県地域活動パートナーシップ強化事業 をおこないました。テーマは「男女共同参画の歩み・女たちと国連の終わらない物語」~~1975年、メキシコシティで第1回国連世界女性会議が開催されました。その後の30年間の女性たちの活動の歩みをたどりながら 「男女共同参画ってなに?」を今一度見直してみましょう!~~                              
佐藤和子さん(NPO法人あざれあ交流会議代表理事)の「ローカルからグローバルへ、広がる女性たちのネットワーク」と題した、世界からの男女共同参画の流れについて「グローバル男女共同参画ハンドブック」をテキストにしたお話を伺いました。(「平成19年度静岡県地域活動パートナーシップ強化事業」の助成をうけて作成した冊子)                              日本での、男女共同参画の政策と世界の流れの関係がよく解るお話でした。


井戸端会議  2008.2.24

2009-01-04 11:06:48 | 活動報告
「井戸端会議 子育てシリーズ№6」を行いました。

子育てのこと、話そう!~子育て中のパパ・ママへホントの支援って?~  

私たちは今年度「子育てシリーズ」として回を重ねてきました。現在、行政でも民間でもさまざまな子育て支援が行われています。それらの支援はほんとうに子育て中のパパやママの役にたっているのでしょうか?ほんとうに必要な支援なのでしょうか?・・・・・ほんとうはどうなの?・・・という気持ちで子育て真っ最中のパパ・ママに聞いてみることにしました。

~~~現代パパ・ママの事情~~~
今回の呼びかけに集まってくださった方々は、子育てサークルで活動している方やサークルの指導・講師をしている方が多くいらっしゃいました。それぞれのサークル活動や自分自身の経験を通して現在の子育て状況を見ると、10年前、20年前、30年前とは相当違う状況であることが浮き彫りになってきました。
親になれば「まずは子どものことを第一に」を当然と思ってやってきた子育て。20年前に子どもの遊び場がほしいとかお母さん同士が知り合いたいとか、そういう思いでやってきた子育てからは理解できない変化を感じているようです。一部の人ではあるが、親になりきれない人、子育てを放棄する人、子どものことより自分のほうが大事と思っている人などの存在に戸惑いを感じています。
また、現在の親世代は、子どものころ学校でさまざまな事件が起こり、「知らない人にはついていってはいけない」といわれて育った世代で、コミュニケーションがへたな世代でもあるという側面もあわせもっているとのことでした。そういうことも理解した上で真の支援をする必要がありますが、活動している人も、指導している人も、現場でさまざまな問題にぶつかっています。子どものためにも、まず子育てしている親支援(特に、現実には子育ての多くの部分を担っている母親支援)が必要で、親が心身ともにゆとりを持てれば、結局それが子どものためにもなるというのが多くの人の意見でした。

~~~これからの支援の方向~~~
<行政の支援>少子化が叫ばれ子育て支援の必要性が認識される中で、行政が関わるサービスは多様になってきています。直接的な支援はもちろんですが、当事者自身が問題解決できるようになる力をつけ元気になる(=エンパワーメント)ための支援も必要です。
<企業の支援>子育て中は子どもにいろいろな出来事が起こり、周りの人たちの協力がないとやっていけません。経験がある先輩は、そのさなかの人に理解を示し、フォローする雰囲気が企業内にあるとうまくいきます。男性の育児参加もなかなか進まない現状ですが、育休や短時間勤務などの制度を積極的に取り入れ、働く男女が活き活きしている例をPRして周りに広がるよう推進していく必要があります。
<地域・仲間の支援>子育てグループで活動しているさまざまな人たちがいます。それぞれがいろいろな問題にぶつかりながら活動を展開しています。しかし、グループ同士の情報交換の場はあまりなく、今回の井戸端会議はそのきっかけとなるかもしれないとの期待を持って参加してくださった方も多かったと感じました。

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今年度、子育てシリーズとしてさまざまなテーマを取り上げてきました。今回「ホントの支援」がはっきり見えたわけではありませんが、問題解決のために来年度の活動につなげ、話し合いの場を作っていきたいと考えます。  
 
「わわわ」は子育てグループのママたちが作った冊子です。           磐田市子育て支援課でもらえます。

男女共同参画ニュース  2008.1

2009-01-04 11:04:02 | 男女共同参画ニュース
☆男女共同参画情報メール第156号(H20.1.25発行)
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◆◆ 男女共同参画局から ◆◆

●第169回国会における福田内閣総理大臣施政方針演説について
 福田内閣総理大臣が、平成20年1月18日、施政方針演説を行いました。
 その中で、 「年金制度はもとより、社会保障制度や少子化対策は、国民全体にかかわる極めて重要な問題であり、給付やサービスの水準に応じ、保険料や税金など国民負担の大きさも変わってきます。幅広く国民各層からなる「社会保障国民会議」を開催し、社会保障のあるべき姿や、その中での政府の役割、負担の仕方などについて、
高齢化時代の国民の不安に応えることができるような議論を行ってまいります。「少子化は、我が国の活力にもかかわる問題であり、社会全体で取り組み、着実な効果をあげる必要があります。その一環として、保護者それぞれの事情に応じた多様な保育サービスを充実し、保育所での受入れ児童数を拡大するなど、質と量の両面から取り組む「新待機児童ゼロ作戦」を展開します。併せて、車の両輪として、「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章」の行動指針で示された残業削減等の数値目標の達成や育児休業制度の拡充など、働き方の改革に向けて取り組みます。 「意欲ある人が皆働けるように、女性と60代の方の労働参加率の引上げやフリーターの減少について、少なくとも政労使の合意に基づく数値目標を達成しなければなりません。このため、定年制のあり方や60歳以降の継続雇用・再雇用のルールについて検討を進めるとともに、「ジョブ・カード」制度を4月から導入します。また、労働分配率の向上に向けて、正規・非正規雇用の格差の是正や、日雇い派遣の適正化等労働者派遣制度の見直しなどを行います。各分野で高い能力、知識を持つ専門家の育成に力を入れるとともに、特に女性の参画が進んでいない分野に重点を置いて、女性の働く意欲を引き出すことができるよう、「男女共同参画社会」の実現に向け戦略的に取り組んでまいります。」 等と述べました。
 全文は、以下のURLをご覧下さい。
 URL: http://www.kantei.go.jp/jp/hukudaspeech/2008/01/18housin.html