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~男女共同参画社会の実現をめざして~

男女共同参画ニュース 2008.3

2009-01-04 11:13:26 | 男女共同参画ニュース
☆男女共同参画情報メール第159号(H20.3.7発行)
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◆◆ 男女共同参画局から ◆◆
●男女共同参画会議(第28回)の開催
 平成20年3月4日、男女共同参画会議(第28回)が開催されました。福田総理は冒頭のあいさつにおいて、女性の活躍が我が国の将来のために重要であり、その一層の促進に取り組みたいこと、また、仕事を持つ女性も安心して出産・育児をしつつ、いきいきと活躍できる男女共同参画社会の実現が少子化対策には不可欠であるという旨を述べられました。
 会議では、男女共同参画基本計画(第2次)のフォローアップ結果及び「高齢者の自立した生活に対する支援に関する監視・影響調査」最終報告に向けた論点のとりまとめについて御報告いただき、意見交換を行いました。
 基本計画のフォローアップについては、有識者議員より御意見をいただいた後、意見決定を行いました。また、これらの御意見を受けて、総理より、女性の活躍促進を戦略的に取り組むため、男女共同参画推進本部において、女性の参画を加速するためのプログラムを4月上旬までに策定し、官民挙げて強力に推進することとするので、各府省も積極的に取り組むよう御指示がありました。 会議の資料等は内閣府男女共同参画局のホームページで御覧いただけます。
(http://www.gender.go.jp/danjo-kaigi/index-ka.html)
●男女共同参画会議(第28回)福田内閣総理大臣冒頭ごあいさつ(要旨)
 私の内閣の使命は、国民本位の政策を実施するということによって国民の活力を引き出し、活力ある国民が活躍する舞台を用意することにあります。仕事と生活の調和を推進し、多様な個性が活かされる社会を作らなければなりません。 私が以前、官房長官兼男女共同参画担当大臣であった時、女性の活躍は、活力ある我が国将来のために重要であると考え、「社会のあらゆる分野において、2020年までに指導的地位に女性が占める割合が少なくとも30%程度になることを目指す」という目標を定めました。この目標の下でこれまでも政策・方針決定過程の女性の参画の拡大に取り組んでまいりましたが、この間の進捗状況は決して満足すべき状況ではありません。この目標を達成し、女性が一層活躍する社会を実現するためには、より戦略的な取組が必要となっています。このため、各界トップへの働きかけや、社会の中で活躍が期待されていながら女性の参画が進んでいない分野に焦点を当てた具体的な取組等を行いたいと考えています。本日の会議において、議員各位から積極的に御意見をお聞かせいただくようお願いいたします。
 先日、先進的な取組で知られる民間企業の社内保育所を視察し、我が国の社会の重要戦力である女性が出産や育児をしながら働き続けることができる環境づくりが極めて重要であるということを改めて実感しました。政府としても、去る2月27日、「新待機児童ゼロ作戦」をとりまとめ、公表したところです。仕事を持つ女性も安心して出産し、育児に喜びを見出しつつ、いきいきと活躍できる男女共同参画社会の実現なくしては、少子化対策も進まないと強く思っています

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