皮膚は汗さえかければ大丈夫！と信じてる。

ステロイドと
免疫抑制剤の副作用による
ズルむけのゾンビ時代





私は
汗がまったく
かけなくなった。




体は熱を持って
火照っているのに


すべての水分が
体の内側に
こもっているようで

ブヨブヨとして

非常に
気持ちが悪かった。




そして

汗と一緒に
排出されるべき毒素も

体内に滞って
いたのだろう。




ゾンビながらにも



「これはおかしい」



と思い



なんとか普通に

汗のかける体に
戻したかった。





そう思った私は



当時



首

腹部

両腕

両脚に

ラップを
ぐるぐる巻きにして



真夏の夜に
ジョギングをした。
人目を避けるためにね。




両肘の内側と
両膝裏の

パックリと開いた傷が
痛くて痛くて



どちらとも
常に曲げたままで
ぎこちなく


真夏の
蒸し暑い夜に

毎日
毎日

一時間ほど
走った。





それでも


ぐるぐる巻きの
ラップの中は


皮膚の表面が
熱くなるだけで


汗はかけなかった。



雨の日は走れないので
同じくラップぐるぐる状態で
部屋でノリの良い音楽をかけ
ハチャメチャに踊っていた(笑)







お風呂では


ビニール傘を
さしたり



スーパーの
シャカシャカビニール袋を

頭から
すっぽり被ったりして




半身浴をしていた。
これは危険なので
マネしないでください(笑)







二週間ほどの
湯治を約一年間
繰り返し行っていたときも


一回一時間を

一日四回




それでも汗は
でなかった。


むしろ
ただ
のぼせるだけで

脱衣場で
ぶっ倒れた事もある。




ネットで
「汗腺を鍛える方法」なども
検索しまくっては

実行しまくった。





とにかく
必死だったあの頃。







やがて

試行錯誤のすえ





汗がかけるようになり

皮膚も徐々に
回復していった。



いや…


皮膚が
回復してきたから


汗がかけるように
なったのか…？？


どっちだろ？？








今


私の皮膚は



汗がダラダラ出る。
そりゃもう
恥ずかしいくらいに(笑)




岩盤浴に行けば

「あら、この人スゴイ！！」

と

見知らぬオバチャンに
驚かれ






真夏の厨房では




汗で

前髪は濡れ




背中と胸からは
汗が


ツーーーーーーと


一直線に
滑り落ちる。





ギットギト
テッカテカで

汗くっっさいだろうが





私はそれが


嬉しくてたまらない！！





あーーーーーー
私の皮膚は


今
正常に機能している！


と
実感できる。






もちろん
今でも


調子の悪い時は
しょっちゅうある。





そんな事は
いつもに増して


「汗活」にいそしむ。




いい汗が
かけているか？


不自然に
一ヶ所だけ
汗が出ない部分はないか？




そんな事を
確認しながら。








あくまでも
個人的意見だが




私の経験上





「皮膚は
汗さえかければ大丈夫！！」


「汗がかければ
きっとまた回復する！！」



と信じているのだ。











汗をかいたら

ハッカ油
エタノール
精製水で

手づくり
消臭スプレーを
シュッ！

殺菌作用もあり
気持ちがいい！！

肌がきれいなら、女は無敵。

昔 そんなCMが
ありましたね。

ゴクミだったでしょうか。




確かに！


女子は
その日の
お肌の調子によって


その日の
テンションも
変わってくるものです。




私なんぞは


お肌表面が
きれい汚ないは
もとより




もうね


痒みがない


掻きまくった事による
ヒリヒリ感もない


顔がむくんで
ぼわぼわ感もない


変なこわばりもない




とにかく
皮膚表面に

なーんにも
違和感がないだけで


そんな日は
なんだか
嬉しくなっちゃう！



身体は
軽やかに動くし

仕事も家事も
サクサクこなせる




あーー

普通の人って
こんなに毎日
楽なんだー


こんなに快適に
暮らしてるんだー

いいなー


って思っちゃう。




これぞ
普通の事が

普通にできる
ありがたさ。





かといって
決して


見た目

お肌が
ツルピカっちゅー
わけではないので



ハタから見たら


「粉ふきオバチャン
今日はテンション高いなー」



なーんて
思われてるかも
しれない(笑)










……で？？









この話に


これといって
オチはないのですが(笑)






とにかくー



無敵には
程遠いけど



やっぱり


普通っていいなー


普通って素晴らしい！



と

思ったのでした。


チャン♪チャン♪







～お風呂に入れてるシリーズ～




アスコルビン酸で
塩素除去してから～の





にがり温泉！

塩です。





この
にがり温泉は

皮膚に必要な
マグネシウムが
豊富なのだとか。

普通の乾燥肌にも
オススメ！




過去にも
入浴剤として

竹酢液

重曹

ハーブ

ビワの葉
（これも良かったけど
手間がかかった）


…などなど
他にもいろいろ試したけど

今はこれがベスト！
かな。


お手軽だし

お肌のピリピリ感が
やわらぎます。





めざせ！無敵！

待ってろ！ゴクミ（…なの？？(笑)）

バイブル④ いいことだけ日記②

その日から私は




「いいことだけ日記」を
書き始めた。



気分を上げるために

かわいいノートを選んだ。




「きれいな夕日を見れました。
感動！」

「今日もごはんがおいしい！
幸せ～～。」

「今日は顔を掻かずに過ごせた。
よっしゃー！」

「Amazonで嵐のDVD注文したよ。
楽しみ！ 」

「掃除と洗濯
サクサク終わらせることができた。
やった！」

「サッサと歩くことができた。
気持ちいい！」

「左のほっぺたがなんかキレイ！
がんばってるね！私の体！」

「テレビに関ジャニが出てた！
かっこいい♡」

「スーパーの店員さんが親切だった。
ありがとうございます！」

「寝起きの目がパッチリしてた。
いいぞ！その調子！」




という感じで。



そして
ご覧のように


最後には
前向きな言葉を一言

必ず
つけ加えるようにした。




こうして
意識してみると


だいたいのことは

「いいこと」

と思えてくる。





途中からは毎日
最後に必ず


「今日も
おいしいごはんと
動ける体
ありがとうございました。
幸せ！」


という言葉で
締めくくるように
なっていた。



なにもいらない。


もうそれだけで
充分幸せなんだと
思った。





そして
これを続けていくうちに



「もっといっぱい書きたい！」


「昨日よりもいっぱい書くぞ！」

と
欲が出てきた。






そして



これもいいこと？

これもいいこと？

日記に書けるぞ！



わーい。
いいことみっけ！



など
何でもない日常が


いいことだらけに
みえるように
なってきたのだ。





自身の


物の見かた

捉えかた

考えかた

受け止めかた



それひとつで
どうにでもなるのだ。




同じ出来事でも


「無(む)」よりも

「いいこと」と捉えられると



そのほうが
幸せな気分になれる。






辛い辛い
ズルむけゾンビ時代
だったが



いい言葉に出会い

自分を変える
きっかけとなり


本当に本当に
よかったと思う。

かといって
もうあんな思いは
こりごりだけどね(笑)




そしてこの

「いいことだけ日記」は



いつしか自然と

書かなくても
済むように
なっていった。



その時のノート。
捨てられずに
まだとってあります。
読み返すと
けっこうおもしろい(笑)

バイブル③ いいことだけ日記①

私はこの本に出会い
目が覚めたのだった。






「よいことを思うと
本当によいことが
起こってきます」




私はそれまで


真逆のことを
していたのだ！



「悪いことばかり
思っているから
本当に悪いことばかり
起こってくるのです」



で、生きてきたのだ。





それによって
成長できていない。



いつまでも
同じところを
グルグル
回っていたのだ。




そんな自分を
とにかく
変えたかった。




これだ！


これだ！



これなのだ！！




それから私は


何事も
前向きに捉えるよう

訓練をした。




何でもないことでも
無理矢理
前向きなことに
変換してみるようにした。




最初は
本当に本当に


意識して考えないと
ならなかった。



油断すると
本来の自分に
戻ってしまう。




この時

顔も体も
ズルむけゾンビ状態。



でもちゃんと
体に
向き合うようにした。



「少しでも
よくなっている部分に
目を向けよう！
褒めてあげよう！」




私は更に強化するために
考えた。




そうだ！



「いいことだけ日記」を
つけよう！




とにかく
一日一個でも

何かいいことをみつけて
書きだそう。

　　　　　　　　　　(つづく)

タラレバ。

もし私が
アレルギー体質でなければ。


アトピーなんかでなければ。


きれいな肌で
青春時代を送れていれば。



あの時

あの薬を使っていなければ。

薬について
医者がもっと
きちんと説明してくれていたら。




私はもっと
いろいろな勉強をして

もっと
いろいろなところへ出掛けて

もっと
いろいろな出会いが
あったかもしれない。


人並みに結婚をして


人並みに出産をして


親孝行が
できていたかもしれない。




でも
もしこの体で
今までの人生を経験してこなければ。


なんの悩みもなく
ただただ思い通りの人生を
歩んでいたら。




私はもっと
人の傷みが
わからなかったかもしれない。


感謝の気持ちを
持てなかったかもしれない。


自分の体と
向き合わなかったかもしれない。


もっと

もっと
嫌な人間になっていたかもしれない。





だから



今でいいのだ。


これでいいのだ。



カレーライス。
ムショーに食べたくなるとき、あるよね。