言葉は 魔法だ
目配せは 記号だ
靴音は 間奏曲だ
愛は 絵の具だ
心は キャンバスだ
わたしは
風景の中の 風の記憶で
揺れる 木の葉で
そして 夢幻の空間で
タクトを振り
絵筆を握り
きりきり舞いする あなた
目を開けば
すべて 消え去るけれど
わたしが棲む この空間を
支配しようとする目論見(もくろみ)は
いつ始まったのか
訊ねたいことばかり
積りに 積って
わたしのまわりに 山積みで
身動きが取れない
楽しいよ
そして
切ないよ
毎日が・・
-再掲載-
ハイビスカス
花言葉 情熱、魅力いっぱい