
ため息が 一つ 二つ
日常が 変化する時期が来て
逃れられない 境地に追い込まれ始めた朝
平凡な 日常の同じ仕事から
緊迫した 仕事へと移り行くのは
期限が 目の前に立ちふさがっているからだ
納税義務
そのための 決算申告義務
帳簿処理を一人で背負っているので
8月末申告期限のため 生半可な仕事ぶりでは
許されないことになる
人目を盗んで 詩を書いている身としては
不本意ながら 詩を諦める日々になりそうな予感
この鬱憤は 噴出した時に書き溜めて
いつか 誰かの目に留まるように
一時休止 宣言!
たいそうな 書き方をしてしまいました・・
要は 例年の仕事を 例年のように
こなす体力的自信がなくなってしまっただけで・・
時間的ゆとりで
その場しのぎをしようということです
削るのは 私にとって一番大切な詩にまつわる時間だけという結論
無事 復活する日まで
願わくば お待ちいただけることを 切に・・・
また、お会いします。
きっと!!
日常が 変化する時期が来て
逃れられない 境地に追い込まれ始めた朝
平凡な 日常の同じ仕事から
緊迫した 仕事へと移り行くのは
期限が 目の前に立ちふさがっているからだ
納税義務
そのための 決算申告義務
帳簿処理を一人で背負っているので
8月末申告期限のため 生半可な仕事ぶりでは
許されないことになる
人目を盗んで 詩を書いている身としては
不本意ながら 詩を諦める日々になりそうな予感
この鬱憤は 噴出した時に書き溜めて
いつか 誰かの目に留まるように
一時休止 宣言!
たいそうな 書き方をしてしまいました・・
要は 例年の仕事を 例年のように
こなす体力的自信がなくなってしまっただけで・・
時間的ゆとりで
その場しのぎをしようということです
削るのは 私にとって一番大切な詩にまつわる時間だけという結論
無事 復活する日まで
願わくば お待ちいただけることを 切に・・・
また、お会いします。
きっと!!

ハナゾノツクバネウツギ(アベリア)
花言葉 強運、謙譲、気品、謙虚

眠りの浅い 夜半は
彼方、此方から 浮かびくる
想いの精霊たちが
名を呼ぶので
闇に目を凝らして
姿を捜し求めるけれど
いたずらに時間だけが過ぎて
何も 見えはしない
一人を感じる時間が
紛(まご)うことなき弱い心に
寸暇与えず 覆いかぶさる
眠ったつもりで
かたく目を閉じていても
まぶたの裏を 軽くノックする
悪戯好きな 友達
過去の捨てた想いまでが
まとまって 和気藹々と輪を作り
誘い出しにくる
闇の中に なにがあるのだろう
一人かこちて哀しむよりは
誘われて 仲間入りし
朝を迎えることが
満ち足りた時間だとするならば
夜毎 想いの精霊たちと
泡沫(うたかた)の 時をまどろまん
東の空が 白むまで
彼方、此方から 浮かびくる
想いの精霊たちが
名を呼ぶので
闇に目を凝らして
姿を捜し求めるけれど
いたずらに時間だけが過ぎて
何も 見えはしない
一人を感じる時間が
紛(まご)うことなき弱い心に
寸暇与えず 覆いかぶさる
眠ったつもりで
かたく目を閉じていても
まぶたの裏を 軽くノックする
悪戯好きな 友達
過去の捨てた想いまでが
まとまって 和気藹々と輪を作り
誘い出しにくる
闇の中に なにがあるのだろう
一人かこちて哀しむよりは
誘われて 仲間入りし
朝を迎えることが
満ち足りた時間だとするならば
夜毎 想いの精霊たちと
泡沫(うたかた)の 時をまどろまん
東の空が 白むまで
嘆けとて 月やは物を 思はする かこち顔なる わが涙かな
ー 西行法師 -
* * * * *
歌意
歌意
月が私を悲しませようとでもしているのか、
いやそんなはずはないのだが、そうとでも思いたくなるほど、
月にかこつけるようにして涙が流れてしまうのだ。
いやそんなはずはないのだが、そうとでも思いたくなるほど、
月にかこつけるようにして涙が流れてしまうのだ。
I wonder if the moon is trying to make me feel sad.
Oh, I know it is not so, yet my despair is so great
that I want to place the blame on the moon.
My tears flow in an endless stream.
Oh, I know it is not so, yet my despair is so great
that I want to place the blame on the moon.
My tears flow in an endless stream.

ハマゴウ
花言葉 愛の喜び

心に響く音の
秘められた想いをたずねて
小旅行に出かけた日
海辺の町までたどり着く
そこは 懐かしい故郷を思いおこす
想像の中の街
こっそり 面影の人の名を呼んでみるが
何故か声にならなくて
涙が 溢れてくる
この街は 思いを切り刻む魔法がかけられて
ただ、愛しいといいたいだけなのに
海の風に連れ去られた思いのかけらが残っているだけ
遠くに さみしい後姿が
肩をゆらして消えていくのは
昨日愛を語った 人だろうか
夢から覚めると
海辺の街の 旅行案内のパンフレットが
机の上で 微かな風に揺らされている
明日また 夢の続きを訪ねて
海の香りを確かめる
後ろすがたを 追いかける
秘められた想いをたずねて
小旅行に出かけた日
海辺の町までたどり着く
そこは 懐かしい故郷を思いおこす
想像の中の街
こっそり 面影の人の名を呼んでみるが
何故か声にならなくて
涙が 溢れてくる
この街は 思いを切り刻む魔法がかけられて
ただ、愛しいといいたいだけなのに
海の風に連れ去られた思いのかけらが残っているだけ
遠くに さみしい後姿が
肩をゆらして消えていくのは
昨日愛を語った 人だろうか
夢から覚めると
海辺の街の 旅行案内のパンフレットが
机の上で 微かな風に揺らされている
明日また 夢の続きを訪ねて
海の香りを確かめる
後ろすがたを 追いかける

マテバシイ
花言葉 勇気、力、長寿、永遠の愛

幹高は30mにも達する。
春に白い花を咲かせ、ジャスミンにも似た香りを放つ。
耐寒性が弱く、日本で育てるには温室が必要である。
日本では温暖な地域の仏教寺院や植物園に植えられている程度である。
かつて本種の代用として、
各地の寺院でツバキ科のナツツバキが植えられたことから
「沙羅(シャラ)」と呼ばれることもあるが別種である。
沙羅樹は神話学的には
復活・再生・若返りの象徴である「生命の木」に分類されるが[2]、
仏教では二本並んだ沙羅の木の下で釈尊が入滅したことから
般涅槃の象徴とされ、沙羅双樹とも呼ばれる[3]。
サンスクリットではシャーラ(サンスクリット語: शाल, śāla)
またはサーラ(サンスクリット語: साल, sāla)と呼ばれる。
日本語の沙羅樹の「シャラ」または「サラ」はこれに由来している。
現代ヒンディー語での名はサール(sāl)。
釈迦がクシナガラで入滅(死去)したとき、
臥床の四辺にあったという、4双8本の沙羅樹。
時じくの花を咲かせ、たちまちに枯れ、白色に変じ、
さながら鶴の群れのごとくであったという(「鶴林」の出典)。
以上のように伝本により木の本数には異同がある。
しかし、いずれにせよ「双」は元々の樹木の名に含まれておらず、
二本もしくは二本組ずつになった木の謂である。
* * * * * * *
仏教三大聖樹
無憂樹(マメ科):釈迦が生まれた所にあった木
印度菩提樹(クワ科):釈迦が悟りを開いた所にあった木
娑羅樹(フタバガキ科):釈迦が亡くなった所にあった樹木
- Wikipedia より -
春に白い花を咲かせ、ジャスミンにも似た香りを放つ。
耐寒性が弱く、日本で育てるには温室が必要である。
日本では温暖な地域の仏教寺院や植物園に植えられている程度である。
かつて本種の代用として、
各地の寺院でツバキ科のナツツバキが植えられたことから
「沙羅(シャラ)」と呼ばれることもあるが別種である。
沙羅樹は神話学的には
復活・再生・若返りの象徴である「生命の木」に分類されるが[2]、
仏教では二本並んだ沙羅の木の下で釈尊が入滅したことから
般涅槃の象徴とされ、沙羅双樹とも呼ばれる[3]。
サンスクリットではシャーラ(サンスクリット語: शाल, śāla)
またはサーラ(サンスクリット語: साल, sāla)と呼ばれる。
日本語の沙羅樹の「シャラ」または「サラ」はこれに由来している。
現代ヒンディー語での名はサール(sāl)。
釈迦がクシナガラで入滅(死去)したとき、
臥床の四辺にあったという、4双8本の沙羅樹。
時じくの花を咲かせ、たちまちに枯れ、白色に変じ、
さながら鶴の群れのごとくであったという(「鶴林」の出典)。
以上のように伝本により木の本数には異同がある。
しかし、いずれにせよ「双」は元々の樹木の名に含まれておらず、
二本もしくは二本組ずつになった木の謂である。
* * * * * * *
仏教三大聖樹
無憂樹(マメ科):釈迦が生まれた所にあった木
印度菩提樹(クワ科):釈迦が悟りを開いた所にあった木
娑羅樹(フタバガキ科):釈迦が亡くなった所にあった樹木
- Wikipedia より -
愛しいという 気持ちは
心の奥に 想いが溜まり
ほぐれなくなって
解きほぐすために 噴出する
思いがけない激しさを秘めた
気のごとくにて
とどめる術もないものだと知る
されど 曇り空に
心鎮める白き花よ
その謂(いわ)れに 導かれて
幽玄の宇宙を 彷徨い
釈迦の道に
不思議の 気持ち見つけぬ
思えは 仏教徒なればなり
心の奥に 想いが溜まり
ほぐれなくなって
解きほぐすために 噴出する
思いがけない激しさを秘めた
気のごとくにて
とどめる術もないものだと知る
されど 曇り空に
心鎮める白き花よ
その謂(いわ)れに 導かれて
幽玄の宇宙を 彷徨い
釈迦の道に
不思議の 気持ち見つけぬ
思えは 仏教徒なればなり

ナツツバキ(別名 沙羅の木)
花言葉 愛らしい人

口数少ないのに
ポロリとこぼす言葉が
愛に溢れ
これ以上ないほど
優しさに満ちていた
その視線に見守られて
過ごした数年は
優しい心をはぐくみ
私の好きな 今の私を作ってくれた
祖父は すでに70代半ば過ぎで
隠居の身ではあったが
山へ薪を切り出しに行くときは
私を 荷車に乗せ
ゆっくりと曳いて歩いた
荷車の上の 私のための速度であった
さほどの会話はなかったけれど
祖父の背中は 沢山物語ってくれた
祖父の 気遣いは
わたしの 将来の心遣いをはぐくみ
とても好ましい人に育ったと思う
優しすぎて 気弱すぎるけれど
祖父を好きだったように
私は わたしを愛している
思春期に差し掛かったころ
祖父は 呼んでも答えぬ人になった
以来 私は 声を忍んで
祖父を呼び その笑顔の記憶に癒され
その膝の温もりと
その背中の寡黙な記憶に導かれて
心揺れ動く思春期を 無事のりきった
ポロリとこぼす言葉が
愛に溢れ
これ以上ないほど
優しさに満ちていた
その視線に見守られて
過ごした数年は
優しい心をはぐくみ
私の好きな 今の私を作ってくれた
祖父は すでに70代半ば過ぎで
隠居の身ではあったが
山へ薪を切り出しに行くときは
私を 荷車に乗せ
ゆっくりと曳いて歩いた
荷車の上の 私のための速度であった
さほどの会話はなかったけれど
祖父の背中は 沢山物語ってくれた
祖父の 気遣いは
わたしの 将来の心遣いをはぐくみ
とても好ましい人に育ったと思う
優しすぎて 気弱すぎるけれど
祖父を好きだったように
私は わたしを愛している
思春期に差し掛かったころ
祖父は 呼んでも答えぬ人になった
以来 私は 声を忍んで
祖父を呼び その笑顔の記憶に癒され
その膝の温もりと
その背中の寡黙な記憶に導かれて
心揺れ動く思春期を 無事のりきった

サンダーソニア
花言葉 望郷、祈り、愛嬌

夏のたよりを運んできたあなたを
梅雨空の下で 迎えて
逞しさと 優しさと
そして 潔(いさぎよ)さを あなたから学び
今年の夏も 始まりました
想いをこめた花姿で
ひと時を 咲き うたい
心のそこに届く言葉が
記憶の涙を 誘うこともあり
悩みの翳(かげ)りを
フラッシュバックさせる時もあり
とにもかくにも
梅雨から始まるこの季節を
やり過ごすための 力をくれる
あなたが 好きだから
あなたが 醸(かも)すすべての想いを
大切に 胸に収め
朝に夕に あなたを眺めて
今日も 心のページに
あなたの記憶を 書き留めて
あなたを 無くす日がくるまでは
幸せの 時を数える
梅雨空の下で 迎えて
逞しさと 優しさと
そして 潔(いさぎよ)さを あなたから学び
今年の夏も 始まりました
想いをこめた花姿で
ひと時を 咲き うたい
心のそこに届く言葉が
記憶の涙を 誘うこともあり
悩みの翳(かげ)りを
フラッシュバックさせる時もあり
とにもかくにも
梅雨から始まるこの季節を
やり過ごすための 力をくれる
あなたが 好きだから
あなたが 醸(かも)すすべての想いを
大切に 胸に収め
朝に夕に あなたを眺めて
今日も 心のページに
あなたの記憶を 書き留めて
あなたを 無くす日がくるまでは
幸せの 時を数える

ノウゼンカズラ
花言葉 名声、名誉、栄光

逝去を知らせるベルがなり
近隣の一人住まいの女性が
この世との決別を
一人で決めた夜は 雨が降っていた
教育者としての生き方を選んで
自身の家族を持たなかったため
その通夜の客は少なく
唯一の血縁者 彼女の甥と
その家族が 席を連ね
あとは、
町内の有志のみの静かな弔いであった
92歳まで 長寿を全うしたが
かつての 職場の同僚、友人たちは
すでに この世にはいない
沢山の逝去を 見届けたであろうに
彼女は この寂しい通夜を 予測しただろうか
突然事故で幼い命が 召されることを思うと
憤怒したり 悲しみを分け合ったり
心かき乱す人は あまりにも多かろう
自分ひとりの ささやかな悩み事に
日常を かく乱したりして
身の置き所なき嘆きなど
贅沢者の たわごとに過ぎない
誰かが 惜しんでくれることを
期待する 身の程知らずの日常から
誰かの心をうつ詩を
滲ませることは できないと
反省一頻り(ひとしきり)の
梅雨の晴れ間の午後
近隣の一人住まいの女性が
この世との決別を
一人で決めた夜は 雨が降っていた
教育者としての生き方を選んで
自身の家族を持たなかったため
その通夜の客は少なく
唯一の血縁者 彼女の甥と
その家族が 席を連ね
あとは、
町内の有志のみの静かな弔いであった
92歳まで 長寿を全うしたが
かつての 職場の同僚、友人たちは
すでに この世にはいない
沢山の逝去を 見届けたであろうに
彼女は この寂しい通夜を 予測しただろうか
突然事故で幼い命が 召されることを思うと
憤怒したり 悲しみを分け合ったり
心かき乱す人は あまりにも多かろう
自分ひとりの ささやかな悩み事に
日常を かく乱したりして
身の置き所なき嘆きなど
贅沢者の たわごとに過ぎない
誰かが 惜しんでくれることを
期待する 身の程知らずの日常から
誰かの心をうつ詩を
滲ませることは できないと
反省一頻り(ひとしきり)の
梅雨の晴れ間の午後

スイレン
花言葉 清純な心、信頼

あなたの 躊躇いが何故なのか
知ろうともしなかった
一人で苦しみ
何かを 抱えて
塞ぎこんでいたのだろうに
遠い空から 黒雲がやってきて
あなたの 不安を伝えようとした日に
自身の苦しみに 打ち勝つことに
忙しかった
苦しみは いつも 傍らに控えていて
隙あれば 心を乗っ取ろうと
身構えて いるのだから
お金がないとか 暇がないとか
そんな わかりやすい問題ではなく
ただ 不安で
ストレートに 不安で
不安の根源を 解き明かすゆとりなどないほど
心がもだえている時
あなたに 寄り添うことすら出来なかった
愛しているよ
信じているよ
そばにいるよ いつも
短い言葉が
伝えられなかったのは何故だろう
短い言葉の 威力を
心(しん)から信じていなかったのは
私なのだ
知ろうともしなかった
一人で苦しみ
何かを 抱えて
塞ぎこんでいたのだろうに
遠い空から 黒雲がやってきて
あなたの 不安を伝えようとした日に
自身の苦しみに 打ち勝つことに
忙しかった
苦しみは いつも 傍らに控えていて
隙あれば 心を乗っ取ろうと
身構えて いるのだから
お金がないとか 暇がないとか
そんな わかりやすい問題ではなく
ただ 不安で
ストレートに 不安で
不安の根源を 解き明かすゆとりなどないほど
心がもだえている時
あなたに 寄り添うことすら出来なかった
愛しているよ
信じているよ
そばにいるよ いつも
短い言葉が
伝えられなかったのは何故だろう
短い言葉の 威力を
心(しん)から信じていなかったのは
私なのだ

ナデシコ
花言葉 大胆、純愛、貞節