エクレシア

へっぽこクリスチャン・翔の暴走爆裂ブログ

祈りの答え

2007-03-01 19:05:39 | 神さま
有名な詩なので、多分知っている人も多いと思う。
ニューヨークのある病院の壁に書かれていた落書きです。

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大きなことを成しとげるために
力を与えてほしいと神に求めたのに
謙遜を学ぶようにと
弱さを授かった
 
より偉大なことができるようにと
健康を求めたのに
よりよきことができるようにと
病弱を与えられた

幸せになろうとして  
富みを求めたのに
賢明であるようにと
貧困を授かった
 
世の中の人々の賞賛を得ようとして
成功を求めたのに
得意にならないようにと
失敗を授かった

人生を享楽しようとあらゆるものを求めたのに
あらゆることを喜べるようにと
いのちを授かった

求めたものは一つとして与えられなかったが
願いはすべて聞き届けられた

神の意に添わぬ者であるにもかかわらず
心の中で言い表せないものは
すべて叶えられた

私はあらゆる人の中で
もっとも豊かに祝福されていたのだ

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作者不詳の詩だが、とても深~い詩。
人間の考えと神の考えはこうも違うのかと思わせられますね。
この詩自体も素晴らしいのですが、この詩の作者も素晴らしいと思いました。
というのも、作者は神さまから与えられたものに気づけたからです。

日々の祈りの中で、何かを求めることがよくあります。
たとえば「車が欲しい」と願い、祈るとします。
するとその日からいつも、車が与えられたか、車が与えられていないかにばかり注目してしまうことはないでしょうか?
そして、車以外のものが既に与えられていることに気がつかないでいるのです。
もちろん、祈った通りに聞かれることもあるでしょう。
しかし、神さまは私たちに最善をなさる方。私たちが思っている最善と神さまがお思いになる最善とは一致していないことがよくあります。

祈りが聞かれないとき、神さまに対してよく「どうして」と聞きます。
「主よ、どうして私の願いに応えてくださらないのですか!?」
神さまの最善を期待して「どうして」から「何を」に変えてみてはどうでしょうか?
「主よ、あなたは私に何をなさろうとしておられるのでしょうか?」

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