真菌からニキビダニへ

昨日（9/6）意を決してセカンドオピニオンへ。

ウチから１時間くらいかなぁ～と思いながら６時１５分に予約。
やはり５０分程かかりました。


とその前に、昨日（9/6）の朝、頂いたコメントのお返事に『青い薬を塗って寝たら、今朝、心なしか赤みが引いた・・・』と書きましたが、そのお昼にはまた元に戻り、出血も起こってました。



どの病院だろうが物おじせず嬉しそうなフィズさん。

実はこちらにお邪魔するのは２回目なんですけどね。


初めましての先生とご対面。
『いままでの経緯を教えてください』と先生（この段階で好印象）。

肝臓の事も含めひと通りお話ししたあと触診。丁寧に眼診（こんな言葉はないけどね）。
ホッペとお耳、それぞれの皮膚表面の細胞採取。ボコボコを潰して膿＆血液＆細胞採取。毛根採取。

待合室で待つ事１０分。
結果は。
①真菌は見当たらない。
②ニキビダニがかなり増殖（ここでも見せてもらう）。
③お腹の発疹は多分膿皮症（真菌もニキビダニもいない）。

その後こうなったであろう原因の説明。

肝炎とステロイドと免疫と飲み薬と・・・あれこれ、あれこれ、あれこれと質疑応答を繰り返し。


今後の治療方針。
①塗り薬は止めて飲み薬で対応（もちろん肝臓には配慮）。
②治るのに最低３ヶ月は覚悟（かなり悪化させてしまった）。
　ボコボコと出て来てたオデキみたいなのは、毛根の中でニキビダニが爆発して表に隆起している状態（らしい）。
　毛根の中で爆発する場合と、表面で爆発（増殖ってことだろうなぁ）する場合があるみたい。
ボコボコの分かりやすい画像があったので貼っておきます。
（画像はこちらからお借りしました）

数はフィズの方が少なめだけど、見た目はこんな感じ。ただ、フィズは周りの皮膚がただれている為か？ボコボコは赤黒い感じです。
③ノルバサンシャンプー　２回／週は継続
　（絶対継続、ではなく、とりあえず続けておきましょっか、って反応でした）。
④患部の消毒・殺菌も中止（患部は何もしなくて良い）。
　出血は拭き取る程度で、血で汚れちゃうのは我慢。
⑤膿皮症も飲み薬（抗生剤）で対応。
⑥真菌はいないので犬との接触は問題ない。
⑦山に行っても大丈夫（これ大事）。


と言う訳で

抗生剤が２週間分＆ノミ・ダニの予防薬（ネクスガード：月１錠、ただし２週間後に効果が出てなかったらもう１錠飲ませる）が処方されました。

治るのに３ヶ月って言われたフィズさん。
という事は、この抗生剤を３ヶ月・・・肝臓が悪いフィズに２回／１日、しかも３ヶ月間も（下手したらそれ以上）飲ませ続けて大丈夫なのか
くどいかと思ったけど、先生に再度確認。
『この抗生剤は肝臓に負担がないから大丈夫』とキッパリ（負担が少ないのではなく、負担がない、のだそう）。
そうキッパリと断言されたら私も従う覚悟が出来るってものです。
それにね、正直私も、今の状態って飲み薬じゃないと治っていかないんじゃないか？って思ってたんですよね。

ネクスガードに関しては、これは１年程前に分かった事らしいのですが、この予防薬、ニキビダニにも効果を発揮するらしいのです。
（帰宅後調べました。明記しているサイト（ページの最後の方に書いてあります）がありました。医学ってほんと日進月歩なんですね。）
この薬自体は予防薬で、フィズも元々『ノミ・ダニ駆虫薬は飲ませても大丈夫』と言われていたので（ただ、私が何となく怖くて積極的に飲ませてなかっただけなので、それに何がベストなのかも分からなかったしね）、これに関しては、まぁ山も行くし・・・いっかな、って感じで納得したのでした。

飲み薬で２週間様子をみて、再診時にニキビダニチェックをし、薬の効果を確認（先生曰く改善されるはず、とのこと）。
その時点で今後の処方量等また決めていきましょう、という事になりました。
しばらく片道５０分の通院が続きそうです。


この日のお会計。

診察料が思ったよりお安い。
でも・・・治るまで毎月１万～１.５万くらいは覚悟しなきゃ・・・って感じだな。


前日に貰ってきたこれらの薬＆除菌スプレー。

スプレーは使うとして・・・薬、無駄になっちゃったなぁ。


でもね、これで治るなら安いもんさ。
・・・って、頼むから治っておくれよ。

ねっ、フィズさん。
お薬塗るストレスが無くなってお互い良かったよね。
でもシャンプーは継続だから頑張るよ。
てなわけで、昨夜（9/6）も帰宅後、食後、遅い時間だったけど、疲れてたけどシャンプー頑張りました。



今回診て頂いたＭ先生、丁寧な説明で、納得できる部分も多々あり。思い切って行って正解でした。
真菌がいない、ってのが今後の私の精神状態を安定させてくれるであろうし、ずばっと３ヶ月はかかる、って言われたのも覚悟が出来た、って感じだし、それに説明を聞いてたら何だか治る気がしてきたし、ね。
ただ、唯一の心配は肝臓への影響。負担はない、と断言されたんだけど、私もそれを信じたんだけど・・・どうかどうかお守りください、って感じです。
そんな訳で、ラッキーにも信頼を置ける先生に出会えたわけですが（この信頼が正解なのかの答えは、３ヶ月後にならないと分かんないんだけどねぇ）・・・なんとこのＭ先生、今月の１５日で退職されるらしい


でもですね、これまた不思議な縁でしてね。
なんと所沢でフィズの肝臓を診てもらってたＫ先生が（今年の６月で退職）この病院に勤めていらしたのですよ。
なんとまぁ。
そんな訳で、今後はＫ先生にバトンタッチ。でもＫ先生、消化器科なんだけど大丈夫かなぁ～。
でもって・・・ここでまた悩みどころが出て来ちゃったんですよねぇ～。
その話については、また機会が有れば、って事で。


１９日間に渡り悩んだ真菌騒動でしたが、とりあえず展望が開けた感じです。
先ずは２週間、私が出来るのはシャンプーと投薬のみ。
先生の判断を信じて、じっと我慢して・・・治っていくことをひたすら祈るのみとなりました。
ご心配いただいた皆さまありがとうございました。

とにかく今は、これ以上悪化しない事を願っててください。
左耳までも発症したら、私ショックで立ち直れなくなりそうだわ。


ところで、最初の真菌の診断って・・・まっ、いっか。
あの部分は抗真菌剤で治った風だったしね。