経済観察ブログ

経済観察プログへようこそ!!経済学にも経済にも素人の僕が、市場を通して経済を観察しようというブログです。

僕の株式投資日記 令和4年1月30日

2022-01-30 12:56:14 | 日記
先週の東京証券取引所1部の日経平均は27,258円45銭で始まってから下落基調が続き26,717円34銭で引けた。週高値は27,627円60銭、週安値は26,044円52銭で、変動幅は1,583円08銭だった。週間出来高は3,610,801,800株だった。週間で大きく目を引く木曜日は前日水曜日の終値に比べて1,000円近く下落しているが、この日はそれなりに出来高を伴って下落している。
 1月は上昇した日よりも下落した日が多いが、月足でチャートを見ると(厳密には1月31日も取引があるので今日の時点で結論することは早計の誹りしはあるとは思うが)令和3年1月と出来高は大差ない。今年は世界経済にのしかかるインフレ懸念やウクライナ危機などの問題があるから予測しにくいが、出来高で見る限り市場のエネルギーが低下しているという印象はない。ちなみに月足のボリュームレシオでは下限に到達しており、そろそろ反発しそうな様相ではある。
 日足回帰トレンドはほぼ水平であり、日足ボリンジャバンドはMAを25としてプラスとマイナスの2シグマの乖離が3,217円となつている。28日終値はマイナス2シグマを下抜けしていることから反発も考えられるが、MAが下降気味であることを考えると上値は重いか。ちなみに日足RSIを14とすると28日が32付近だから、これも下限を示唆しているとも考えられる。
 来週の日経平均の下限は26,200円、上限は27,500円を予想。根拠は、僕の勘です。

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僕の株式投資日記 令和4年1月6日(木)

2022-01-06 22:33:08 | 日記
 東京証券取引所第1部の平均株価が前日比844円29銭の下落、しかもチャートを5分足で見ると後場も下げ続けて、なんとか午後3時にたどり着いたという印象。ロイターは高PER銘柄の下落が日経平均の下落に貢献したという見解を伝えているが、業種指数を見ると何と値上がりしたのは保険と鉄鋼のみで、このところ景気の良かった(?)印象のある精密機器も4.23%の下落、これは日経平均の下落幅2.88%を越えていることなどを見ると市場は企業業績などに関わりなく日本時間昨夜のFOMCを見て、一端、ポジション調整を行ったのだと思う。
 北朝鮮による弾道ミサイルと思われる飛翔体の発射は内外の報道機関の扱いは小さい印象、地政学リスクは今回の市場の下落に限っては殆ど影響は見られないと言って良いのではないか。
 ところで僕がトレースしている三菱UFJ銀行(8306)、今日の取引では堂々の出来高1位を獲得、拍手(笑い)。会社発表では令和3年度の純利益、1株当たり利益はともに令和2年度と比較して1割程度の伸びを見込んでいる。この会社予測の妥当性については少し強気な印象を素人ながら持つが、世界の三菱UFJだもの力業を見せて欲しいとも思う。チャートのテクニカル的には日足ボリンジャーバンドでMAを25とすると630円付近で、3シグマは663円付近にあるから、今日の終値664円から短期間に一段の上昇は見込みにくいか。ちなみに11月下旬に-3シグマを示現したときの終値は601円付近であることを考えると市場ではこの銘柄は概ね10%程度の変動幅を妥当と見なされているのか。
 昔々、三菱銀行が東京銀行と合併するとき、三菱側は新たに誕生する銀行名から「三菱」の文字が消えることも全く問題が無いと言っていると雑誌で読んだ記憶がある。三菱銀行は言わずと知れた三菱グループの企業で「三菱御三家」と呼ばれていることぐらいは田舎者の僕も知っていた。その三菱銀行が都市銀行連盟加盟行とは言え「外国為替専業銀行」と語られるくらいの東京銀行との合併に意欲を示す理由が理解できなかった。毎日の世界経済に関するニュースを見ていると先見の明とはこういうことなのかと思っています。
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僕の株式投資日記  令和4年1月4日(火)

2022-01-04 22:01:20 | 日記
 昨日は令和4年の大発会。北海道では降雪とそれに伴う公共交通機関の混乱が見られるなど幸先の悪い日でした。東京証券取引所一部の日経平均株価は昨年の大納会と比較して510円8銭高い29,301円79銭で引けました。ちなみに値上がりで引けた大発会は4年ぶりなのだそうで、まずはめでたいのかな。
 僕が目を引かれたのは三菱重工(7011)の動きでした。
 時事通信社が報じるところではアメリカのワイオミング州で米原子力エネルギー開発会社テラパワーと米エネルギー省が2028年に運転開始を目指している次世代型高速増殖炉に技術協力することになったのだとか。株価は大納会比106円高2,765円で引けました。テクニカル的には値上がりが見込まれるそうですので、このニュースが無くても値上がりしたのかも知れません。
 僕は原子力賛成派です。重工業一般に強い憧れがあります。高校生だったときに自分に数学の才能が無いことに気がついて法学部に進学しましたが、本当はカビの勉強をしたいと思っていました。理系大好き人間です。それでも、僕は今回の重工の決定には危惧を禁じ得ません。それは環境保護云々からでは無くて、もしこの増殖炉が失敗した場合、その責任の一端が重工にも及ぶように思うからです。僕はレイシストではないつもりですが、それでも国際政治がアイデンティティーから完全に自由であるとは考えません。かつてイザヤ・ペンダサンが「日本人とユダヤ人」の中で言及した「白人キリスト教カルテルに対する労組の輝ける闘争委員長」としての日本の息の根を止めることが、それが全てでは無くても、この増殖炉建設事業の動機だったとしたら恐ろしいと思うのです。三菱グループは我が国の製造業の中核企業の一つといっても過言では無いはずです。

 
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