泡姫の本音 ～その29～

皆様は、【セックスとは?】と言う題材で、
真剣に言葉を述べた事はありますか?



私は、大学で専攻している分野も手伝って、
去年の初夏頃に、知り合いの高校生、男女数人を対象に、
セックスについて説いた事があります。

世間がとやかく言う程、
高校生って人種は、他人の話に耳を傾けない訳では無いのですよ?

少なくとも、私が相手をさせてもらった6人は、首を縦に振ってくれたもんです。



その内の1人の女の子に嬉々として、こんな質問をされました。

『ねっ!先生にとって、セックスって何?』



私は、即座に答えました。

『"男は女を、この上無く可愛がる義務が発生する行為。
又は、女は男に、この上無く可愛がられる権利が発生する行為"、かな?』






セックスと言うのは、身体の構造上、
どうしても男性側が快楽を得やすい様に出来ているんです。

女性は性欲が沸かなくても、"穴がある"と言うだけでセックスが可能です。
なので、レイプ犯罪が成立してしまう。

そして、お互いどんなに心掛けていても、セックスさえすれば、
女性は、子供を宿してしまう可能性がある。

もうね、申し訳ありませんが、
女性のデメリットは、数えればキリが無い。



故にセックスは、女性主導であって然り。
極論、女性が求めている時だけ男性は奮えば良いのです。



でもね、それが絶対に無理なんですよ。断言してやる。

何故なら、神様の悪戯か否か、
力は男性の方が圧倒的なんですから。

それを、
『女にも1ヶ月に数日、"生理"があるように、
男だって、定期的にどうしようも無い性欲が沸く"生理"がある』と、
ぬかしたエッセイストも過去にはいましたが、
女の生理と、男の生理は、天秤に掛けられる次元では無いんです。

女の生理は、苦痛でしか無いのですよ?
それを経験すら出来ないのに、のたまうド阿呆は、
その腐れ男根を切り落としてしまえ!ってモンですよ。



と、言う訳で、哀しいかな。
セックスとは基本的に、男性のモラルに委ねられてしまうんです。

だからせめて、セックスは、
男性は女性を、最も可愛がる様に努めないといけないし、
女性は男性に、最も可愛がって欲しいと求めて良いのです。

同時にそれは、私の切なる願いでもあります。



そして、敢えて"可愛がる"という言い方をしたのにも訳があり、
"愛する"とした時、まず男性側がストレスに感じるからです。

何故って?
男性は、母親と本命以外の女性に熱烈に愛されても、嫌悪に満ちるだけなのですから。

例えば、不倫相手に、
『奥さんと別れて、私と結婚して!』なんて言われたら、心底鬱陶しいでしょ?

その一方で女性はね、これと同じ状況になった時、
根底には"そんなに私を想ってくれて…、嬉しい"、と言うプラスの気持ちが、
多少なりとも芽生えるんです。

まぁ最終的には、"ウゼぇなぁ…"と眉間に皺を寄せるんですけどね。






何か、脱線しちゃったな…。

…まだまだ、感情論を綴りたいのですが、
それは徐々に、って事で。
私がセックスを語り出したら、本が4冊は出来ちゃうからね。(笑)



取り合えず、セックスとは、
【男は女を、この上無く可愛がる義務が発生する行為。
又は、女は男に、この上無く可愛がられる権利が発生する行為】
これは、当たらずとも遠からずだと自負しているので、
これを機に是非、男性の皆様には、
己の日頃の行いを一度、省みて頂きたいっ!



今日はこの辺で♪
※今日は、反論覚悟です!でも、出来るだけスルーしてね!!(←臆病者)






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