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英語の勉強、おばさんにまかせなさい

英語の勉強に近道はありません..
一歩一歩着実に進むこと。それがイヤなら、あきらめ. かな?

時差ぼけ

2009-10-21 10:55:25 | アメリカ
時差ぼけです.といってもどこかに旅行したわけではなく、アメリカ国内での時差ぼけ.ちょっと違った意味で使っています.

私の生徒はアメリカ各地に散らばっているのでその場所の時差を考えて時間を約束しないとお互いに困ったことになりかねません.一応レッスンの時間は決めていますがそれでもお互いの仕事の都合やらで変更する時には、必ず「あなたの時間で◯◯時.私の時間で××時」と確認しないとダメなんですよ.面倒くさいことに.

同じ国の中だけでなく、同じ州の中でも時間帯が違う地域があるので本当に注意をしておかないといけません.この場合の時差は単純に time difference という言葉が使われ、時差ぼけはthe jet lag という言葉を使います.飛行機による時間差とでもいいましょうか.

広い国なので仕方がありませんがこのtime difference を一番感じるのは飛行機の離発着時刻を見るとき.例えばイースタンからセントラルタイムゾーンに飛ぶ時にはまるで飛行時間が10分しかないように書かれることがあります.それは離陸する空港がイースタンの地域にあるのでその時間帯で.そして着陸する空港がセントラルにあるとセントラルタイム(イースタンより1をひいた時間)というからくりがあるからです.冗談でなく言われたことがありますよ.「飛行時間が10分なんてすごく近いんですよね」って.

新しい生徒と連絡を取る時は必ず聞くようにしています.”Which time zone are you in?" と

言葉は覚えるだけではなく使うもの

2009-10-20 21:24:55 | 英語の勉強
この間、英検1級の本を久しぶりに手に取りました.その昔取ったきりなので、今の1級はどんなものか興味があったのです.まぁ、むずかしい単語が並んでいましたが...さて、これを覚えることでテストは受かるかもしれないけれど、受かったあとどうするのだろうと考えたんですよね.テストのために言葉を覚えたもののそれを使わないのであればなんのために覚えたのか、ということになります.もちろん「1級合格」という晴れがましい事実は残りますし,もしかしたらまわりの人から羨望の眼差しで見られるかもしれません.

しかしですよ,アメリカに来てしまったら「1級合格」という広告は日本企業以外で通じません.実際の英語が必要とされるからです.ここで言いたいのは、「英検1級に合格することがためにならない」ということではありませんので.念のため.勉強することは何歳になっても必要なこと.しかし目的を一つ間違えると時間がもったいないかも.

日本語で考えてください.膨大な数の言葉を知っていますよね.しかし普段使う言葉の数と言ったら限られていますし、それ以上に大切なこと.その言葉をどういう場合にだれに向かって使うかを私たちは把握していますし,その言葉の意味だけではなくて「何であるか」をしっています.母国語ですからね.しかし第2外国語ではそれがなかなかむずかしい.

例えば、政治に言葉を使って説明しましょう.政治に関する言葉をたくさん知っていますね.the Republicans, the Democratics, senate, the president, the legislatures... しかし、それぞれの言葉を日本語で知っていてもそれをアメリカの政府に当てはめて考えられるかです.オバマ大統領はどちらの政党に属するか知っていますか? また、senate がどういう力を持っているかとか、どういう選ばれ方をするかなど、そういう「知識」がなくてはその言葉を使った会話はできません.大統領=the President と知っていても会話の中でその言葉を使えないのでは役に立ちませんよ.

英語をどうも特別視する傾向にある という事実に目を向けて、英語は他の知識があることで始めて有効になるのであって、英語が独自で活躍する場所はなかなかありません.通訳するにしてもそうですよ.通訳している内容がわからないのでは訳された日本語の意味が微妙に違ってしまいます.その辺をもう一度よーく考えてみることです

よその国ではよその国の習慣に従う

2009-10-20 08:09:00 | 異文化
海外で生活をしている人たちはもちろん、旅行者の人たちの心構えを一つ.

「およその国ではその国の習慣に従いましょう.できるだけ日本のことは忘れること.間違っても「日本はこうなのに...」
「日本だったら...」という言葉は使わないこと.だって日本じゃないのだから日本のことを持ち出したってしょうがないでしょ.」

これはもちろん日本人だけに限りません.英語を話すアメリカ人旅行者だってよその国に行ったもののその国の習慣を無視して眉をひそめられることはたくさんあるだろうし、他の国の人たちだってそうです.何が相手の国では禁じられているか、どういう習慣の国なのかは海外旅行の前にぜひ調べてください.

私が住んでいる場所はあまり日本人の方は見かけません.というよりもあまりアジア人がいないのかな..だからよけいに気になるのかもしれないけれど、空港で固まっている日本人の人たち、いそがしくビジネスマンが次の飛行機にのるために闊歩しているのに通路のど真ん中で立ち止まりおしゃべりしたり、地図を見たり...知らない場所で迷ってしまいそうになるのはわかりますよ.地図を見て確かめることは良いことです.しかし、横にどくとか、人があまりいない場所に座って地図を見るとかそれくらいの考慮はできるでしょ? でも、アメリカでもこう言うことを平気でするということは自国の日本国内ではかなり自由奔放に生きていらっしゃるのかも...まわりの人への迷惑をもう少しぜひ考えてくださいませね

また、ときどき気にする日本人へのコメント.「日本人の人は日本人で固まってランチにも行くし、週末も日本人で何かをしているらしいからあまり現地の人と関わらないのよね.」と結構言われます.言葉の問題があったり、子どもを補習校に連れて行くからでしょう、と思った通りの返事をいつもしますが、これは前回のステレオタイプを招きかねない...かといってアメリカ人だって両手を広げて歓迎するわけではないですからね.まぁ、日本人の人たちだけを責めるわけにはいきません.皆自分の生活がいそがしくて人のお世話をしている場合じゃないんですよ.

でも、誰かがドアを開けていてくれたら「Thank you」と笑顔をともにいってつぎの人にもドアを開けておいてください.当たり前のような顔をして通り抜けないように.そしてマクドナルドの前などでメニューがよくわからなくてカウンターの前にぼーっと立つのではなくてちょっと横にどいて考える.もしくは回りに人がいたら.「We haven't decided yet. Please go ahead」くらいはいいましょうよ.

「旅の恥はかき捨て」だけはしないように.次世代の人たちの迷惑になりますよ.

ナレッジって何? ナレッジって?

2009-10-19 10:11:50 | 変なカタカナ語
どこかのウェブサイトで見つけた言葉.「ナレッジ」
何なの,これ? とさっきブログを書いたばかりだったけれどまた書きなくなりました.
そりゃね、言いたい言葉はわかる.knowledge でしょ.でも、それは「ナレッジ」という発音ではないのよ.バカじゃないの?こんなカタカナ語を作って.どうしてそこまでアメリカなのか英語に迎合したいわけ? 
本当に勉強している人ならこんなことはしない.結局ふわふわしている人たちを集めるサイトなのだろうなぁ.何だか大衆受けをしたいだけが目的のサイトって世の中に悪影響与えていない? もっと「自分たちの信念」というのはないのかね?

ステレオタイプで人をみること

2009-10-19 09:46:14 | アメリカ
さて、ステレオタイプという言葉を知っていますか? そう、人をあるグループでくくってその人たち全員を同じような目で見ることです.できるだけステレオタイプをすることは避けたいのですが、これがなかなかむずかしい.人情というのも入ります.ある民族の人たちから同じような扱いを受けることが度重なると、ついその人たちのことを色眼鏡で見がちになる.そういうことありませんか?

民族に限りません.いつ行ってもすばらしいサービスを受けられるレストランのことは好ましく感じますし、いやな思い出がくり返された店は何となく入りたくない.しかもインターネットや携帯で個人個人が勝手な情報を流していますからいったい何を信じて何を切り捨ててよいかわからない... その人と自分では感じ方も受け答えもまったく違うかもしれないのに、ある人が載せた情報を頭から信じてしまう.こんなことしていない?

どこかの質問コーナーに行って「テストを受けたいですがどういう勉強法が良いでしょう?」「おすすめの本ありますか?」なんてバカみたいな質問書かないように.これも一つのステレオタイプ.自分の目と頭で確かめもしないで人の情報を丸っと信じてしまうんですからね.でも、これって集団心理につながるとこわい.

アメリカという国はいまだに人種差別が根強く残っています.これは悲しいかな人間である以上どこか心の底に残るものなのかもしれない... それをさせるのがステレオタイプですよ.いつだったかこんな記事を読みました.やはりアフリカンアメリカの人たちは店に入っても店主の目が必ず背中を追っているような気がする.逆にアフリカンアメリカンの人たちは犯罪を起こす確率が多いと思っている人たちもたくさんいます.そして南アメリカから来た人たちのことはなぜか怠け者を受け取り、(あの人たち、とっても働き者なんですよね.家族のためにアメリカに移民して来ていっしょうけんめい働いている...)そしてアジア人は頭が良い、教育レベルが高いとかね.でも、皆が皆そうではありません.ただ、自分の経験からそう言うケースが多かった、というだけの話.だからそのステレオタイプから外れた人に出会うとびっくりする.そっちの方が変なのに.

いずれにしてもステレオタイプ化してしまうのはどういう時にも危険です.自分の目で確かめる癖をつけて、変な偏見やら先入観に振り回されないようにしましょうよ.


なぜ英語が話したいか

2009-10-18 20:12:22 | 英語の勉強
なぜ英語が勉強したいか? 人によってはなぜ英語を勉強しなくてはならないか? が正しい質問かも.前にも書きましたが、間違っても「英語でも勉強しておけば」とか「英語ができたら何とかなる」という安易な考えは捨ててください.そして間違っても信じてほしくないのが次のうたい文句

「英語を話してインターナショナルに」 これほど嘘っぱちなことはありません.もしこれが本当ならば英語が話せるアメリカ人はすべてインターナショナルな人になってしまいますからね.たとえその人が自分が生まれた小さい町を出たことがないとしても.

英語は自分をインターナショナルな人間に近づけるための一つの手だてであってすべてではありません.英語はとりあえず世界の共通語のようになっていますからこれを話せると便利、ということは言えますよね.相手の人の言語がわからなくてもお互いに英語が話せれば何とかコミュニケーションが取れる、という利点が生まれます.しかし英語を話せれば良いということだけではインターナショナルにはなれません.お互いの文化、歴史、習慣を知り、尊重し、理解していって始めてインターナショナルな人間になるのですからね.

だから前述したようなカタカナ語を話せることで有頂天になるのは恥ずかしいことなのですよ.

ちなみに、私たちが住む都市の空港でのこと.あるエアラインのカウンターの女性は新人だったのか、パスポートを見たことがないとのたまいました.うーん、もちろんだれにだって始めての経験はありますが、一応国際空港を名乗る空港で働くからにはパスポートの取り扱いのトレーニングくらい受けていてほしい、と思いました.

最初は基本文型から

2009-10-16 12:07:07 | 英語の勉強
英語に限らずどの言葉もその国の文化、歴史、習慣を反映していますからそれらを知らずして語学の勉強は成り立ちませんが、とりあえずは基本文型の練習からということになるでしょうね.

何だって基本から入ってそこをしっかり埋めることから始まります.そこが埋まっていると思う人たちはどうぞこれは読み飛ばしてください.そうではなくて中学の3年生あたりからどうも英語がわからなくて、というような方達はぜひもう一度中1で使った教科書にもどり練習しましょう.教科書なんてバカにしないでせっかくあるのですから使わなくては損.それにあまりバカにしたものではありません.基本的な文型がきちんとのっているでしょう? それを理解できないのは結局国語力がないから.国語力があって、国語の文法をきちんとわかっている人は英語もすんなり入るでしょう.

というより,語学を勉強する時にも数学を勉強する時にもとりあえずは文法、法則を覚えなくてはならないんですよ.そしてそれを展開したり、応用していく.数学は例外はありませんが語学にはそれがたくさんあるのでちと厄介ですが、それにしてもとりあえずは基本の文型.そこを理解せずにその先,というのは無理が出て当然.

わかったつもりにならずに基礎にもどりましょう.そして、なぜここにこれがあるのだろう、どうしてこの時はこうなるのに,この時は違うのだろう、と疑問を持つこと.それからその疑問を先生、ご両親にぶつけてみることです.疑問をそのまま疑問で残さないように.でとりあえず基本文型、もう一度見てください.どれくらいわかりますか?

カタカナ語を正しく使おう

2009-10-14 22:05:41 | 英語の勉強
カタカナ語を羅列していませんか? カタカナ語を知っていればまるで自分が他の人より偉いような気がしていない?
そう言う方々に一言

「カタカナ語は英語ではありません.日本語です」

辺に言葉を短くしてしまうくせがある日本人ですから自分勝手に言葉の省略形を作ってしまう.それを英語と誤解してまるで英語を知っているように思わせる部分がある.その言葉を英語圏の国で使ってもわかってもらえる確率はかなり低くなるよね,省略形だけではなくて発音が違うし、アクセントの場所も日本語ではわからないでしょ.そしてあわてるケースをよく見かけるよ.

コラボレーションやらモチベーション(これも英語の発音を日本語で表しきれないからこんな辺なカタカナになる.かといってローマ字を使うことなんて全くないのよ.だって、日本語にそれに対応する言葉があるのだから.それを使えばよい.私たちは日本人なのだからきちんとした日本語を使えばよいのよ.それなのにどうしてわざわざわけのわからないカタカナ語を使う必要ないじゃない.くり返すけれど日本人だよ.日本人が昔から使っている日本語をなぜ使わないの? 英語は英語として勉強して日本語は日本語としてきちんと使う.そうしないと「日本人」の言葉が失われていきますよ

fully cooked

2009-10-14 10:01:14 | conversation
ホットドッグをしようとしてスーパーに行きました.ウィンナーをさがしていて気がつきました.どのウィンナーのパッケージにも"Fully Cooked"と書いてあるのですよ.もちろんウィンナーは冷蔵のたなの中にあるんですよ.もしかしてこのウィンナーは普通のウィンナーではないのかしら? なんて思った私は、そこにいた店のおじさんをつかまえて

「この fully cooked というのはどういうこと?」 すると彼は、
「調理済みということ.でも普通は暖めて食べるんだよ」(それくらいわかっているわよ.だれもこのまま冷たいままたべるつもりなんてございません)と思いながら、
「そうなんだけれど、どうしてfully cooked と書いてあるの?」
「それはすでにfully cooked だから.でもお湯に入れてゆでて皆食べるよ.」(でも、fully cooked なんて書いてあったらそのまま食べる人いるんじゃないの?)

そう言われてみれば確かに熱で処理されているのだろうけれど、それにしても fully cooked という表示は紛らわしいのでは?
このまま食べておなかこわす人出てくるんじゃないの? なんてバカなことを考えながら店をあとにしました.

きっと、あのおじさん、私のこと何も知らないアジア人だと思って笑っているんだろうな、とちょっとおかしい気もしました.

「考える」くせをつけること

2009-10-13 21:56:23 | 英語の勉強
これも英語に限りません.みんな「英語、英語」と騒いでいるけれど、どの勉強についても共通なのはしごくあたりまえな「考えるくせをつけること」 何だか「英語」を切り離して考える風潮があるように思うけれどそうではない.学校の勉強に限らず仕事だっておけいこだって考えることを忘れたら進歩しない.

例えばこんな広告を見たとしますよね.「英語を勉強しないで英会話ができるようになった」本当にそうなのか? 疑問に思うことは大切ですよ.本当かもしれないし本当ではないかもしれない...頭から信じないで試してみる.その学校に行ったことがある人に聞いてみる.自分のレベルはいったいどれくらいなのか他の人と比べてみる.いろいろ方法はあるでしょ? それもしないで人の言葉、学校の広告を頭から信じてしまうのでは困る.困るのはあなたですよ.まわりの人ではない.

英語の文章を見る時だってちょっと立ち止まって考えてみる.例文を読んだら、同じような構造の文章を自分で作ってみる.それが正しいかどうかチェックしてくれる人がいるとよいのですけれどね.もしかしたらもう一つ上のレベルに連れて行ってくれる人をさがせるかもしれない.

人間、考え出すといろいろ新しい発見をするもの.受け身でいたらそうはいきません.自分から考えるくせをつけましょうよ