goo blog サービス終了のお知らせ 

英語の勉強、おばさんにまかせなさい

英語の勉強に近道はありません..
一歩一歩着実に進むこと。それがイヤなら、あきらめ. かな?

本をたくさん読みましょう

2009-10-13 09:26:56 | 英語の勉強
これは英語の勉強に限ったことではありません.本をたくさん読んでください.英語の本を読むのはなかなかむずかしいことですからついめげてしまいがちですが、できるだけ自分のレベルにあった本を探して読んでください.他の人にどんな本が良いか聞いてもあまり意味がありませんからね.間違っても「知恵袋」なんかで質問しないように.学年が同じだって英語のレベルは人によってさまざまなんです.それなのに一般的な質問をするのはちょっとおばかさんですよ.一見簡単で楽そうに見えても「急がばまわれ」.自分の足で本やさんに行って中身を見ることをしてください.意外な発見があるかも.

また、簡単そうに見えても文体がどうも自分と合わないな、という作者は必ずあります.それは英語の実力というよりも好みです.日本の作者だってあるでしょう? さくっと自分の中に入ってくる作者とどうもとっつきにくい作者.それと同じです.だからその辺も考慮に入れて本を選ぶようにしてください.他の人が読んでいるからと言って何もそれと同じものを読む必要はないでしょ? 自分のための勉強で他の人に話すための勉強ではありません.

同じ言葉のくり返しが多い本というのも良いですね.ここでこういう本がおすすめですよ,と言いたい所ですが、相手の実力も知らずにそんないい加減なことは言えません.もしどうしてもというのであればメールをください.場合によっては相談にのれると思います.

チーズの穴

2009-10-12 10:55:29 | 英語の勉強
私の日本語の生徒の中には日本に住んでいた人、仕事のために日本語が必要な人、ただ単に日本が好きで言葉を勉強したい人といろいろいますが、どちらかと言うとまっさら状態の人の方が教えやすいです.最初から私が教えた方が何がわかっていて何が不足しているかわかりますし、その人の勉強のくせなども早くとらえられるので効率が良いレッスンプランを立てられるからです.

それに比べて独学で勉強しました、という人は意外とやりにくい.というのは会話のテープなどで勉強している人たちは知っているつもりになっている割にはわかっていない部分が多かったり、知識自体が定着していないケースが多いから.しかし、説明していることが何となく自分の頭に残っているトピックだと「知っているから」「あ、それはもうわかっている」という変な自信があって身を入れて話を聞かなかったりします.

「わかっているつもり」が一番こわい.これを私は「チーズの穴」と呼びます.この穴を埋めるのがなかなか大変.だって.どこに穴があいているか突然に表面化してくるし、どれくらい深い穴なのか、別の穴とつながっているのかなど、予期せぬことが次から次へと出て来てその修復に思った以上に時間がかかって前に進めないことがあるから.しかし、一つ一つその穴を埋めておかないことには、新しいものをのせた時にその穴が原因で土台が崩れるんですよ.

知識は定着していないと実際の会話で困ることが多い、これもぜひ頭に入れておいてください

私のこと

2009-10-11 22:34:01 | 日記
好き勝手なことを言っている私について少し.読んでくださっている人たちに「私」を信頼して価値を見いだしていただかなくてはちと困りますからね.

プロフィールにも書きましたが、アメリカ人に個人的に英語を教えています.なぜ個人的か? 個人的に教えた方が反応があることとその生徒のレベル、必要に応じた勉強をすすめられるからです.育った環境、教育レベル、経済状態、さまざまですよ.だからおもしろい.

かなり日本語ができる人はそれ相応の日本語を教えなくてはならないし、微妙な意味の違いは今度は英語で説明していかないと相手はわかりません.英語と日本語を使い分けながらの勉強です.と言った所で私の授業を見たことがない人には説得力がない.という時に使うのが結局は数字です.TOEICは950(途中で集中力を切らしました), TOEFL(iBT)は115点(ご存じない方のために満点で120点です).観光英検の1級、そしてもうつぶれましたが通訳検定の2級も持っています.なぜ1級ではないかと言うと、2級からとらなくてはならなかったこと、そして第1次試験の結果が出てから2次試験間での数週間の間に仕事のスケジュールを調整して飛行機のチケットを賈わなくてはならないことなどの事情で先延ばしにしていたら通訳協会がつぶれました

でも、テストのための勉強はいっさいと言って良いほどしていません.今までの勉強の結果の数字という観点でしか見ませんしね.日常の生活はほとんどと言って良いほど困りません.病院にも普通に行きますし、車の故障、家の修理など問題なく英語で話します.子どもの大学探しから手続き、全部主人とこなしました.でも、生まれの育ちも日本ですよ.勉強した結果が今の私です.だから、本当に英語を勉強したい人の手伝いができると思うんです.勉強した経験があるから.その私を利用しない手はありません

トピック

2009-10-11 22:24:44 | 英語の勉強
言葉を使う、会話をするにはお互いに興味があるトピックがないとできません.天気のこと、家族のことを少し話せるだけではそこから先の会話が進みませんからね.もっと深い話ができる英語力が要求されますし、それ以上にあるトピックについての知識がないと会話が止まります

あまり英語が得意ではなくても感覚的なものについてならあまり複雑な構文を駆使することなくお互いの意思を伝えあうことはできても,もし契約、交渉の場所になるとそれでは全然お話になりません.どこまで自分の意志をしっかり相手にわかってもらえるか.が英語が流暢と言える一つの物差しと考えて良いでしょう.

そして自分が話せるトピックの幅を広がらせることが次の課題です.そこまで行くと前回の記事のくり返しになりますが、どうしても日本語と英語の両方を操れる人を先生にすることが非常に大切になってくるのです.その辺を歩いているアメリカ人だってそこまで英語を教えきれませんよ..

もし、外国人に英語を習っている人たちがこれを読んでいたら、次回先生に会った時,ぜひ質問してください.

「英語は学生のとき得意だったか.自分の文法に自信があるか」

英語が母国語の先生に習っているのならこれくらいの英語の文章は簡単に作れるはずですよ.ぜひ、聞いてください.もし、上の文章を英語に直せないようなら、メールをください.答えは差し上げませんが、ヒントは差し上げます

先生をさがそう

2009-10-03 22:14:02 | 英語の勉強
前回も書きましたが、とにかくあなたのレベルを知っていてあなたに適した英語を教えてくれる人をさがすことをしましょう
では、どうやってさがすか.これは非常にむずかしい.人の口コミが一番いいかも.「あの先生はいいよ」「この先生はこんな教え方をする」という口コミの情報をまず収集します.しかしそれを鵜呑みにするのはいけません.個人個人で勉強の仕方、先生との相性が異なります.友達が好きな先生も自分が嫌いかもしれないし、その逆かもしれない.人のいう事をそのまま信じると自分が損することにつながりかねません.これは英語の先生さがしに限りません.間違った情報をそのまま信じて何か失敗しても、それは確かめもせずに信じた自分の責任です.

そういう先生が見つかったらまず連絡して自分の目標、学習習慣、勉強に使える時間、そして予算を言いにくいかもしれませんがはっきり説明します.お金のことなど言いにくいことですが、必ずついて回ることですから先に済ませた方がお互いに気が楽と言うもの.もしかしたらその先生が良い人を紹介してくれるかもしれないし、その先生が教えてくれるかもしれない.または「ごめんなさい」という答えが返ってくるかもしれない.でも、それは仕方がないこと.別にあなたを個人的に拒否しているのではなくて時間の都合や求めるものが異なると思えば良いのです.そしてまた次をさがします.

また、実際に始めてみてその先生のやり方に「?」を感じるようになったらそれをきちんと先生と話しましょう.このとき気をつけなくてはいけないのが、決して相手に失礼にない言葉を選ぶことです.「言葉」の選び方は英語も大変だけれど日本語はもしかしたらもっと大変かもしれない.そこに神経質になることです.これも英語上達に結びつきます.

おっと話がそれました.正直に自分が求めていたものと違う、こうしてほしいなどという希望を相手に伝えます.自分はあまりお金は払いたくない、でも、もっと教えてほしい、というのではルール違反ですけれどね.「教える」ということの大変さを身にしみて感じていない人にはわからないかもしれないけれど、きちんと「教える」というのはものすごく体力と時間を使うんですよ

学校探し

2009-10-02 21:57:45 | 英語の勉強
さて、いろいろ好き勝手なことを書きましたが、それでは実際に英語の勉強をしている時におそらく困るであろうこと、学校探し、教材探しのトピックに入ります.学校の数はそれこそ星の数ほどあるのでどこが自分に一番あうのかを見つけるのはほとんど不可能と言えるでしょう.教材だって同じこと.まぁ、パラパラめくってみればそれほどどれとどれが違う、というほどの差は見えませんけれどね、

教材に限ってですが.色の使い方、勉強の順番などそれぞれの好みがありますから、自分で本やさんに足を運んでじっくり見比べることをお勧めします.それでもなかなか決められないでしょう.おそらくそれはどの本にも「これだ!」というのがないからかもしれません.選ぶ私たちの問題ではなくてチョイスがただ単に多いだけと考えても良いのでは? 例文、問題の数が多い、それから回答にどれだけページを使っているか、(ただ答えだけの本ではどうしてそうなのかがわかりませんからね)ただ、紙面にも限度がありますし、情報満載にすると本も厚くなり価格も上がります.求める側に一番一般的に受けそうなものが書店に並ぶのですからにたような本が並ぶのは仕方がないですね.だから、教材は本当に練習を目的としたものを購入するのが良いと思います.

もちろん予算、時間的な余裕にもよりますが、もし、本当に、心から英語を勉強しようと思うなら、個人の先生につくこと.できたら英語と日本語の両方がきちんと話せる先生を捜すことです.私がここで言う「きちんと話せる」というのは、ある程度細かい所まで言葉の使い方を両方の言葉で説明できるという意味です.同じ言葉でも状況によって使われない言葉はどちらの言葉にもたくさんあります.それを教える側もわかっていないと生徒に教えられる内容の質は落ちます.

英語学校で教えている方達が上述した能力がない、というのではありませんよ.そう言うものを持ち合わせている方はいっぱいいらっしゃると思いますが,グループ、クラスレッスンではなかなかそこまで生徒を見切れない、というのが実情だと思います.時間だって限られるし、それにグループだとそれぞれのレベル,進み方に差が出ますからね.これはどうしようもないことだと納得するしかないでしょう.

質問、ご意見をお聞かせください

2009-10-01 22:37:04 | 日記
さっき、書こうと思って忘れました.
英語の勉強で困っていること、相談事、ありましたら何でもどうぞ.
ただ、「この答えを教えてください、」という質問にはお答えかねます.ご自分で調べてください.
でも、勉強方法、進路、英語の修得プロセスなどに関するものであれば大歓迎です.
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」です

英語と日本語

2009-10-01 21:53:14 | 英語の勉強
英語と日本語、もしくは他の外国語は切っても切れないものがあります.歴史的にはなんの関係もない言葉どうしてですが、勉強をする上では片方だけができれば良い、というものではありませんよね.

英語の文章がうまく書けない、長文読解がどうも苦手、と言う人たちは,果たして日本語の文章を書くことは得意か,日本語の長文読解はどうでしょうか? 日本語のその部分をクリアーしているけれど英語ではダメ、というのであればそれは英語力の問題となりますが,日本語でも文学を読むのは嫌いで、かるい読み物、マンガしか読まない、とか,論理だった文章を書くのが苦手、というのであればそういう人たちがどうして英語で力を発揮できるのでしょう? 「文章力」という言葉がはやったように思いますが、まさにその通りで、母国語の文章力が足りなかったら第2、第3外国語での文章力はあまり望めません.書く力、読む力を付けることから始めなくてはならないでしょう.でも、それは本当は小学校、中学校の時につけられているものなのですよね.

もし、その力が自分に備わっていないと感じるようでしたら、まぁ、過去を振り返っても現在に影響はあまり与えないので、それはちょっとおいておいて、とりあえず本をできるだけ読むことから始めましょう.好きな作家から始めて、少しずつ文学と呼ばれるジャンルのむずかしいものに取り組むことです.会話文が多いものはちょっと避けてください(会話文が多いと読むのがどうしても簡単になりがちです)今まで読まなかったくらいむずかしい日本語の文章をあまり苦もなく読むようになったらきっと今まで歯が立たなかった英語の文章も少し楽になると思います.

上で「少し」と書いたのは、英語の場合はもう少し別の要素も入ってくるから.そうです.それは「単語数」前回にも書きました、単語数がないと読むのも、聞くのも大変です.

アメリカ人の私の生徒の話をしましょう.彼はテストめがけて猛勉強中.自分では漢字はすごく読める、と豪語していましたが、私の生徒になって以来,私にいじめられて(?)自分の知識のいい加減さに気がつき、毎日覚える漢字の数を自分で決めて勉強しています.2ヶ月くらい前、短い文章でも漢字に引っかかって読めなかった彼が、漢字を読むようになり意味も取りやすくなって来た、と自分でも驚いています.そして、彼がつぶやいた昨日の言葉

「わからないとつまらないと思って本を投げて来たけれど、わからないことを実感できて、勉強しなくてはいけないという意欲が出た.それに何を勉強すれば良いかもわかったよ.自分で「わからない」と思うことは必要だったんだね.」 

うん、いい言葉だな、と私は感心.これ日本語で言えるようにはまだまだですが、でもものすごい上達を見せています.先生をしている私も、そのかわり大変ですが...

リッスニングができないですか?

2009-09-29 09:01:52 | 英語の勉強
英語のテストを受ける時にリッスニングがどうも不得手で、という声を良く聞きます.日本語を勉強している私の生徒たちも同じことを言います.リッスニングがよくできないと.あまり英語を聞く機会がない,というのが一番の理由と思えますが、それ以上に苦手意識からつい緊張しているものだから,それでなくても英語を聞き取ることが得意ではないのがますます聞けない、そんなことありませんか? 気持ちがうわずってしまうと普段ならできるものもできないのが私たち人間です.

それともう一つ.これが大切です.生徒たちにも良く言います.「もちろん耳が慣れていないこともあるだろうけれど、話している言葉を知らないから聞けないのでしょ」と.だってそうでしょう? 日本語で聞いていたって聞いたことがない言葉を話されたら何を言われているかわかりませんよ.その言葉の意味さえ知っていたら結構聞き取れるものです.それに英語のテストのテープの英語はそんなに強いアクセントがある英語ではありませんからあまり心配しないように.

リッスニングがどうこう言う前に、自分が知っている単語数を増やしましょう.ふやすと言っても少しの単語ではありません.多大な数の単語を勉強しなくてはいけません.知っている語彙数を増やすだけでテストの点数はかなりかわります.

私の生徒たちは12月のテストを控えて今、猛烈に勉強しています.短文を読む練習,リッスニングをしている時にやはりネックになるのが知らない単語です.知らない言葉がその文章で対して重要な役割をしていないにもかかわらず、「知らない」言葉に気を取られてできるはずの問題をとり漏らしてしまうんです.取れる問題を落してしまうほどもったいことはない.それをしないように、「とにかく知らない単語が出て来てもそれは考えずに(無視して)知っている単語に集中しなさい.」とくり返し言っています.だって、知らない単語はいくら考えたってわかりません.数学の問題とは違うのですから.ただ、読解の時にはまわりの内容からその言葉の意味を取れるようにする勉強もしていますけれど.

結局、何もかもがつながっているのですよ.何を一つ孤立して勉強しようと言うのは無理な話.それは英語の勉強が他の勉強と関わっていることと同じです.もっと総合的に、英語というものを考えなくては英語は上達しませんよ.だから近道の英語上達なんてあり得ないんです

文法はルール

2009-09-28 08:42:10 | 日記
「私は今本を読んでいます」
「私は毎日本を読みます」

この文章の違いは明らかですよね.最初の文章は今「読書」という行為をしていること.そして二つ目の文章は「読書する」習慣がある、ということ.この意味の違いはどこから来るのでしょうか? そうです

「読んでいます」
「読みます」ですよね. 私たちは何も考えずにこれを使い分けます.しかし、外国人に英語を教えようとするときには、この「動詞」の活用を私たちが知らなければ教えられません.これも文法です.「過去形」「受け身」などなど、普段私たちがきにもせずに使っているものも一から説明しなくては日本語を知らない人たちがわかろうはずがありません.結局文法というのはルールですからね.スポーツだってルールがないとそれぞれが好き勝手なことをやり始めてスポーツにはならないでしょう.テニスをする人たちはラケットを使ってボールを使うことを知らなくてはならないし、サッカーをする人たちはボールを手で取ってはいけないことを知識として持っていないと困ります.当たり前すぎですね.皆、好き勝手にプレーを始めたらスポーツは成り立たなくなるでしょう

文法というのはこれと同じです.ルールがないと相手の人が何を話しているか全然わからないことになりコミュニケーションが取れなくなります.そういう世界がどういうものであるか想像してください.「混乱」この一言です.

もっともレベルが上がるにつれて文法も細かく、面倒くさいものになりますが,でも、文法はルールである、ということを頭に置いておけば勉強する必要を身近に感じられませんか? サッカーの試合で勝ちたかったらルールブックをいっしょうけんめい覚えるでしょう? そのとき、近道をしていい加減なルールを覚えてチームメートに迷惑はかけられませんよね.それと同じ.自分の大切な将来ですよ.自分の夢を大切にしようと思ったらぜひ勉強してください.