今、生徒のひとりと「織田信長」を読んでいます.といっても小学高学年用の本ですが...漢字はあまりでてきませんが、表現、言葉、そしてその時代の日本人が習慣として来たことが当たり前のように次から次へと出てきます.彼は一通り日本語の文章を読んでそれを英語にざっと訳す、ということをするのですが、言葉よりも文化、歴史に興味があるようでついそちらに話が進んでいきます.
信長の父親が死んだ時の葬儀の様子をよみながら、「位牌ってない?」「どうして焼香するの』と聞かれるのですから私も勉強しなくてはなりません.そこでふと気になっていた質問を投げかけてみました
「graveyard, cemetry どうやって使い分けているの?」と.
彼は「graveyardの方が暗いイメージがある.ただ、僕たちはあまり墓場に行く習慣がないからどういう時にどっちを使うとかあまり考えたことがない」と言いました.さらに続けることに
「ぼくのおじいさんは2年前になくなったけれど、おじいさんのお墓に行ったことがない.おじいさんのことを考えることはあるけれど滅多に思い出さない...自分が死んだあとは誰がぼくのことを考えるんだろうって思うよね.日本人は位牌というものが家にあるんだ...ふーん,日本人にとってのお墓の方がアメリカ人にとってのお墓よりもずっと大切なんだね」とひどく感心していました.
言葉と文化、習慣はひどく密接に結びついているんですね.
信長の父親が死んだ時の葬儀の様子をよみながら、「位牌ってない?」「どうして焼香するの』と聞かれるのですから私も勉強しなくてはなりません.そこでふと気になっていた質問を投げかけてみました
「graveyard, cemetry どうやって使い分けているの?」と.
彼は「graveyardの方が暗いイメージがある.ただ、僕たちはあまり墓場に行く習慣がないからどういう時にどっちを使うとかあまり考えたことがない」と言いました.さらに続けることに
「ぼくのおじいさんは2年前になくなったけれど、おじいさんのお墓に行ったことがない.おじいさんのことを考えることはあるけれど滅多に思い出さない...自分が死んだあとは誰がぼくのことを考えるんだろうって思うよね.日本人は位牌というものが家にあるんだ...ふーん,日本人にとってのお墓の方がアメリカ人にとってのお墓よりもずっと大切なんだね」とひどく感心していました.
言葉と文化、習慣はひどく密接に結びついているんですね.